川平湾は、石垣島屈指の観光地。1回目は天気が悪く、2回目は車のトラブルで行けず、今回3回目の正直となる。今日も連日ぴーかんの青空が広がっており、最高の景色が目の前に広がっていた。グラスボートに乗るでもなく、ポイントを変え、あちこちで写真を撮影した。写真のできは文句無し。青い空、白い砂浜、コバルトブルーの海、久々の良いできばえに大満足。

さて、バスの時間まで4時間は空いている。川平湾にいるだけでは余りにも時間を持てあましてしまう。ということで、近くの底地ビーチまで歩いて行ってみる。もちろん泳げるはずもなく、写真を撮りに行くだけだ。近くといっても、2kmほど離れている。炎天下の中黙々とビーチまで歩いていった。

底地ビーチは、3月に日本一早い海開きをする海水浴場としても知られている、湾形のきれいな砂浜。しかし、交通の便が悪いからだろうか、他の離島の海がきれいだからだろうか、泳いでいる人はすごく少ない。ここまでバスはきていないし、離島桟橋からなら10分で竹富島へ行った方が近いし海はきれいだからだ。でも、写真を撮るには人が少ない方が調子よい。写真を撮って、しばらくぼーっとして、川平湾まで戻ってくる。炎天下の中を歩いたからだろうか、たった1時間の徒歩ですっかり疲れてしまった。
で、運動の後はビールを頂く。もう、昼間からビールは毎日定番になりつつあるが、今日は既に2杯目だったりもする。でも、汗だくになった後のビールはとにかくうまい。川平湾を眺めて昼寝したり、冷房の部屋に入るために、お土産屋をひやかしてまわったり、バスの時間までのんびりすごす。バスがきたときは、余りにも待ちすぎて、すっかり待ちくたびれていた。
宿に戻ってきて、今日の夕食へと出発する。石垣港に近い、金城という焼き肉屋。毎月1日は焼き肉半額ということだし、今日はたまたま1日である。(離島情報を持っていけばいつでも20%引き)ということで、はるばる石垣港まで歩いて行ってしまった。ちなみに、離島桟橋と石垣港は徒歩で10分くらい離れている。さすがに列ができていたが、30分ほどの待ちで入ることができた。関東でこんなことやったら、列が長くて入ることさえできないだろう。この店は本格的な炭火の焼き肉屋で、すべて石垣牛を使っている。石垣牛というのは、日本の高級三大牛に子牛を供給しているほどの牛。その分、お値段もそれなりである。
しかし、半額セール用の肉なのか、いまいちうまいとは思えない。関東で食べる焼き肉と同じくらいかそれ以下か。でも、安いとなれば何でもよくなってしまう。ある程度おなかがふくれたところで、カルビの特上を頼んでみる。6切れで1800円。実に一切れ300円もする上、これは半額にならないという。しかし、ここは食べてみなければなるまい。
運ばれてきた肉を見るだけでもすごそうだ。じっくり焼き上げて食べてみると、これまた今まで食べたことのないようなうまさ。肉ではなく、まさに刺身。大トロのような味わいだった。今までの味はすっかり忘れ、これを食べられただけでも大満足。これが発端となって、これからグルメの旅がはじまってしまうのだった。
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