'98夏 この夏も八重山へ その3 - 多良間島

7月31日(金)
宮古空港13:35 RAC755 14:00多良間空港
多良間島(八重山遠見台)
多良間空港17:20 RAC772 17:45石垣空港
民宿八重山荘

そんなこんなで宮古島に戻ってきて、レンタバイク屋へ原付きを返却に行く。原付きは少々傷ついてしまったが、問題なく走れるのでとりあえずおとがめ無し。しかし、行く前に砂利道が多いから気をつけろと言ったのにしっかりけがしてきて、と怒られてしまった。

車で空港まで送ってもらい、宮古空港には13時前に到着。昼飯を食べられるかどうか微妙な時間であるが、なんと多良間島行きの飛行機は1時間遅延とのこと。今まさに、12時の多良間行きの飛行機が飛び立とうとしていた。この飛行機の折り返し便が次に乗る飛行機であるから、当然1時間遅れであろう。ということで、宮古島最後に宮古そばを食べる。空港内の食堂なので、それほどうまいとはいえない、普通の宮古そばであった。食事の後は、入場料100円の展望台で飛行機を少し眺めたあと、出発ロビーへ。ここでも係の人に、お客様大丈夫ですかと聞かれてしまった。

さて、宮古空港は去年新しくなったばかりの建物。飛行機から外に出ることなく、空港に降り立てるようになったのであるが、多良間行きの飛行機はもちろんそんな設備を使えるはずもない。空港を歩いているうちにちょうど737が迫ってきて、すごい迫力。そんな飛行機を横目に、19人乗り飛行機は本当にセスナ機のような小さな機体だった。

DHC-6機内

頭をぶつけないように乗り込むと、機内はプロペラがまわっていないせいで、空調が切れていてとにかく暑い。シートは折り畳み椅子みたいで、シートベルトをしても、椅子ごと吹っ飛んでいきそうなくらいのちゃちなシート。本当にこんな機体で営業していいのだろうかと思えてしまう。スチュワーデスはいないので、席にうちわとおしぼりがおかれていた。

多良間島は宮古島とつながりが強いためか、席はほぼ満席。1日に4往復もしているのもうなずける。プロペラがまわり出すと、機体はすぐさま動き出した。助走もちょっとですごい急角度で上がっていく。当然のことながら、気圧変化も急激で、耳抜きをしっかりしなければならない。そしてたった20分ほどで多良間島へ到着。空港は波照間島の空港と瓜二つの建物だった。

多良間空港

多良間島へ来たのはいいが、別に何の目的も持っていない。けがしたおかげで海に入る目的もなくなった。しかも、飛行機の遅れがあったので、実質2時間しか滞在時間がなくなってしまった。でも、展望台と島の雰囲気を楽しめれば、それでも良かろう。コインロッカーなどないから、大きな荷物を空港の売店で預かってもらって、島内観光へ出発である。

1乗車500円のマイクロバスで町中まで向かう。タクシーというものがないから、これを利用するしかないのだ。飛行機の客を数人乗せ、のんびりゆっくり車を走らせる。しかも、あちこちと寄り道をし、町中まで2km位の距離を30分くらいかかった。歩くのと一緒ではないかと思うくらいのんびりだったが、これが離島のいいところ。島内観光も一緒にできてしまったので、良かったといえば良かった。

多良間島

まず郵便局へ行き、これにて宮古群島の郵便局はすべてまわったことになる。その後展望台へ向かう。展望台は町中から歩いて5分ほど。石垣島もよく見える。もちろん、多良間島自体もきれいに見渡せ、のんびりした時間を過ごす。

町中に戻ってきて、またマイクロバスで空港へ。マイクロバスの出発時間はたいてい飛行機に接続するように運行するが、早めに行こうということで、1時間前くらいに着いてしまった。すると、またもや今まさに宮古島へ飛行機が飛び立つところ。この飛行機が折り返してきて、石垣行きになるから、これから1時間以上は待つことになる。でも、随分遅れを取り戻してきているようで、30分遅れくらいで石垣島に到着できそうだ。

売店でいろいろ物色しているうちに、ぱなぱんぴんというお菓子を発見した。多良間島内でしか販売されていないという幻のお菓子だけに、もちろん購入してみる。小麦粉を練って揚げただけの物で、本などで紹介されているものは、どの本でも素朴な味わいと書かれているが、実際、そのようにしか形容できない味のお菓子だった。ポッキーのチョコをなめてしまった後の残りといった感じ。ただ、食べ始めるとやめられない味わいでもあった。暇つぶしはこの売店しかないから、TVを見ながら、ぼーっと過ごす。空港の周りには、本当に何もないのだ。

DHC-6飛行機

そうこうして、やっと飛行機も到着し、飛行機に搭乗。そういえば、金属チェックをやっただろうか? でも、こんな飛行機をハイジャックしたところで、大した距離も飛べないし、やはりバス代わりといったところか。石垣まで向かう客はたったの4人であった。ゆっくりのんびり飛ぶため、ジェット機で見る遊覧飛行よりも見応えがある。石垣島をずっと横目に見ながら、石垣空港に到着。これも20分足らずの短い時間であった。着陸時、横にスリップするという、ちょっと怖い状態にもなったが、何とか無事に到着した。

空港に到着すると、タクシーに乗り込み民宿八重山荘へ。このGWにもお世話になった民宿で、旅館並の設備で朝食付き4500円という安さがうれしい。受け付けをすると、予想通り話好きのおばあにつかまり、そのけがどうしたの?から始まって、やはり診療所に行った方がいいよと言われてしまった。様子を見てから、明日行くかどうか考えますとだけ答えておいた。夕食は、量の多さと安さが魅力の、いつものあさひ食堂で頂く。毎度毎度の定番となり、ここの食堂でゴーヤチャンプルーとオリオンビールを飲むと、八重山の旅もこれから始まるな、という気分になるのである。


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