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5月4日(木)
マウント・オルガズ(風の谷バーベキューツアー)

昼食を食べ、明日の予定を考える。今日の午後は風の谷ツアーに申し込み済みであるが、明日は何も予定がない。当初の予定では、明日キングスキャニオンへ行って、あさっての午前中に遊覧飛行をするように考えていたが、もっとエアーズロックを巡りたいし、キングスキャニオンへ行くには、朝5時に出発するツアーに参加しなければならない。と考えると、明日の午前中に遊覧飛行を行い、明日のお昼からレンタカーを借りて、夜に朝に走り回り、そのままあさって空港まで行ってしまうのが良さそうだ。

インフォメーションセンターにはハーツレンタカーの窓口もあって、即予約ができる。一番安い車は、明日の15時からなら使えるとのことであったが、ちょっと利用時間が短くなってしまう。その一つ上のクラス$85(5,500円)ならあるとのことで、それにする。それでも非常に安い。

エアーズロックに行くだけなら、距離フリーを無くせば安くなると言っていたが、オルガズに行くかもしれないと言うと、この料金がいいねということになった。それにしてもここの受付の姉ちゃんは、Yeahhhhhを連発する。YES代わりか相づち代わりか、若い人には暇さえあればイェーとかチェースと、すごく気になるほど誰もが言っていた。

車の後は遊覧飛行の予約。明日の午前中が暇になるため、飛行機で遊覧飛行を行おうというもの。エアーズロック&オルガズの30分コースとキングスキャニオンも含めた110分コースがあるが、安い方の30分コースへ。料金は$85(5,500円)である。日本人がぜんぜん予約していないなと思ったら、どうやら日本人はヘリコプターツアーに申し込むらしい。エアーズロックだけのフライトなら遊覧飛行よりも安いし、ホバーリングできるので、ゆっくり写真撮影できるそうだ。

明日の予約も滞りなくすませ、ホテルに戻り、昨日行き損ねた14時15分出発のマウントオルガズ風の谷ツアーに参加する。マウントオルガズは、アボリジニ語でKata Juta(カタジュタ)。エアーズロックが一枚岩であるのに対して、複数の岩がたくさん集まって、山を形成している。

その巨大な岩と岩の間がハイキングコースとなっており、1時間のハイキングコースがあるマウントオルガ渓谷ツアーと、最大4時間のハイキングコースがある風の谷ツアーがある。この風の谷ツアーに関しては、日本語のツアーは用意されていないので、いくらか日本人も含まれていた。しかし、その多くは世界中から集まってきた外国人の方々で、バスは満席になっていた。やはり年輩の夫婦が多い。

マウントオルガズまでは、50km離れているので、バスで1時間くらいの距離。運転手がガイドをしながら運転しているが、すごい早口でべらべらしゃべっている。ガイドというより、乗客とおしゃべりをしているといった方がよいかもしれない。乗客もしっかりガイドの問いかけに反応するので、この点も日本人のツアーとは異なる。

マウントオルガズ風の谷そして、マウントオルガズが目の前に見えてくると、目的地に到着である。水を持っていない人たちのために、水筒が手渡される。普通は準備してきているものと思われたが、多くの人が水筒を受け取っていた。それにしても、ハエが気になる。やはりハエよけの網を買っておくんだったと思った。頭から顔をすっぽり覆ういわばカヤ。また、帽子にぶらぶらひもをぶら下げている物も売っていた。効果のほどはわからないが、お土産がてらによいかもしれない。

風の谷には、ショートコース、ミドルコース、ロングコースが用意されている。ガイドの説明も、そんなにたくさんあるわけでもなく、一カ所だけ、アボリジニの主食として話に聞く、密をおなかにため込んだアリと、卵のような味がするいもむしの話を聞く。食べたことがある人がいたが、どこで食べられるというのだろうか・・・。

マウントオルガズ風の谷巨大な岩が両側に迫ってきて、なんともいえないすごい景色。そのまま数十分歩くと、展望台のようなところに到着し、ここまでがショートコース。「ここからはちょっと大変です、行きたくない人は折り返してください。」と言っていたが、遊歩道が整備されているので、そんなに大変なことはない。ただ、かなり下り坂になっているので、年輩の方にはちょっとつらいかもしれない。しかし、参加者の誰も、折り返す人はいなかった。さすが、外国人はよく歩く。

坂を下ってゆくと、心地よい風が吹いてくる。これが風の谷と言われる由縁か。天候も暑すぎず、ハイキングするには最適である。基本的に、見所らしき物はないから、ガイドさんが先頭に立って歩くだけで、特に説明はない。むろん、外人さんは基本的におしゃべりしながら歩くのが基本のようで、雑談をしながら歩いていた。

分岐路から右に折れ、小さな滝を上がったところがミドルコースの終着点。しばらく休憩し、行きたい人は、この先を進んで、ぐるりと回って帰っても良いと言う。これがロングコースである。しかし、コースがよくわからないし、このまま同じ道を戻るだけでも、17時半までに駐車場に戻るのがぎりぎりと思われた。ちょっと下調べが足りなかったなと思いつつ、同じ道を戻ってゆく。参加者の中では、2人だけロングコースに行っていたが、すごい勢いで歩いて行った。

マウントオルガズ駐車場に戻ってきたのは、17時20分過ぎ。いい時間になっている。バスに乗り込み、バーベキューを行うポイントへ。マウントオルガズが目の前に広がり、すばらしい展望台にもなっている。ただ、雲が多く、サンセットは残念ながらきれいに見えなかった。

バーベキューが終わり、あたりが暗くなってくると、ガイドが机の上に立って、参加者名簿で次々指名し、どこからきたの?とか、どういう関係ですか?とか、いろいろな質問をして盛り上げていた。日本人に対しては、「エアーズロックは頂上までですか?」なんて、日本語で聞いたりしていた。さすがに、日本人は英語をしゃべれないという点が浸透しているようで、簡単な質問か、どこからきたのかくらいしか聞いていなかった。ツアーの参加者は、イングランド、ウェールズ、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリアの各州、そして日本と、世界各地から集まっていた。

帰りのバスは、オーストラリア的な音楽をかけ、ガイドも乗客もすっかりノリノリ状態。オーストラリア人なら誰でも知っているWalting Matilda、シドニーオリンピックで使うだろうと言って、ガイドが振り付きで歌って踊っていたHome among the gum tree、ノリノリに拍車をかけるLet's go BBQ、真っ暗で周りは何も見えない帰りのバスでは、飽きさせない演出がさすがであった。NOVAで、英語だけでなく、こういった音楽文化も教えてもらっていたことが、さらに楽しさを倍増させた。

そして、もう少しでリゾートに到着と言うところでバスは止まった。どうやら、星空観測会らしい。辺り一面雲が立ちこめ、星はほとんど見えない。ここらへんに南十字星(サザンクロス)があって、このへんが天の川(ミルキーウェイ)です、と言っても何も見えず。何か質問は?のガイドの問いに、星はどこですか?なんて聞く外人の方々。なんとも、和気藹々と言った感じであったが、徐々に雲が晴れてきて、いつの間にやら満天の星空に。南十字星もくっきり見え、最後まで楽しめた、バスツアーであった。

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