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5月4日(木)
エアーズロック(サンライズ・登岩・ベースツアー)

今日の朝は早い。今日の日の出時刻は7時10分で、ツアーの出発時刻はその80分前であるから、5時45分にホテルを出発である。日の出を見た後、エアーズロックに登るので、朝食を食べておかなければならない。ということで、5時に起床して、昨日スーパーで買っておいたパンを朝食とする。基本的に、普通のホテルであれば、キッチンがついているので、便利だ。

朝起きると同時に、外ではすでにバスのお迎えが。オーストラリアのグレートキャニオンといわれるキングスキャニオンへのツアーが、5時出発、17時戻りという行程になっている。そのバスが迎えにきたらしい。

そして、その次がサンライズツアーである。いつものごとく、全てのホテルを巡ってから、出発する。辺り一面真っ暗で、星がよく見える。暗闇の中に、うっすらとエアーズロックがそびえている。周回道路を半周ほどして、サンライズポイントへ。ここサンライズポイントは、サンセットポイントに比べて近すぎるため、デジカメの35mmレンズではフレームに入りきらない。一眼レフの28mmレンズでかろうじて入る状態だった。サンライズツアーでは、コーヒーが飲み放題となっていた。

エアーズロックサンライズ明かりが一つもない状況下では、黒い固まりがあるのがわかるだけで、なんだかよくわからない。しかし、徐々に明るくなってくると、エアーズロックが見えるようになってきた。周りにも人がたくさん集まるようになってきて、THE GHANの中で会った日本人や、アメリカ人のおばさんもいた。おばさんはくるかどうかわからないと言っていたが、やはりきたのだね。サンセットポイントから見る岩の形に比べて、サンライズポイントから見る岩の形はあまり美しくない。サンセットポイントから見ると、写真でよく見かける台形の形であるが、サンライズポイントから見ると、半円形のドームのような形をしている。

そして、日の出を迎えるが、雲一つない空の元では、ただ単に明るく黄色くなっただけ。やはり、雲がないときれいに見えないのか、はたまたサンセットだから黄色くなるのか・・・。昨日のサンセットに比べて、あまり感動の度合いが少ないままバスに乗車し、エアーズロック登岩口へ。登岩ツアーといいつつ、by yourself 自分で勝手に行ってきてくださいとのことである。

エアーズロックは、アボリジニの人たちにとっては、特別な祭事でなければ登ってはいけないと言われている聖なる岩。アボリジニ資料館も兼ねているカルチャーセンターにはそのようなことが、日本語はもとより、いろいろな国の言葉でかかれている。しかし、国立公園の$15の入場料のうち、$2がアボリジニの人たちに分けられるという。その収入があるので、やむを得ず登岩を容認しているそうである。

登岩口にはしっかりトイレがあって、トイレも大混雑になっている。特に女性は大変だ。そのトイレ待ちをしてしまったのが、そもそも運のつきだった。7時45分に登岩開始。いきなり急坂が始まる。鉄の鎖を持ちながら登ってゆくが、渋滞が激しくてなかなか登ることができない。登っている人すべてが日本人に思われた。とにかく、日本語が飛び交い、日本人の大行列である。

そして、渋滞しながら、途中で休憩しながら、鎖がとぎれるところで、広い平らなところについた。ここが行程にして1/3、高度にして2/3といわれるところのようである。ここまでですでに30分以上時間がたっている。ここからは緩やかな上り坂と書いてあったが、果たして頂上までたどり着くことができるだろうか。しかし、緩やかな上り坂とはいかず、白いペンキをたどり、かなりのアップダウンを繰り返しながらの上りになっている。さらに周りに何もないものだから、とにかく風が強く、自分自身とばされそうだ。だが、最初の渋滞から比べれば、自分のペースで登っていけるので、気が楽である。

頂上出発時刻から、往復1時間半をタイムリミットと考えると、8時45分には頂上にたどり着けなくても折り返してこなければなるまい。所々で、頂上まで登ることを断念して休憩している日本人を数多く見かける。だんだん時間が無くなるにつれ、最後は走るまでになった。そして、人が集まっている、頂上らしき物が見えてきた。8時45分、タイムリミットぎりぎりで頂上に到着した。

頂上には、エアーズロックと書かれた50cmくらいの高さの方向盤が立っている。ただそれだけで、強風が吹き荒れている。いろいろな人のいろいろな物が飛ばされまくり、自分も帽子がとばされたが、なんとか拾うことができた。そんな帽子を追っかけている間にも時間はなくなり、周りの景色を眺める余裕もなく、頂上の碑だけ写真に収め、8時50分下山に入る。30分で下山しなければならない。かなり大変だ。

そんな下山途中、一緒に上り始めた友人がまだ上を目指して登っていた。とりあえずそこから下山に向かったのだが、出発時刻に間に合わないのではないか思われた。急坂が始まるところまで戻ってきたとき、9時をちょっとすぎたところ。これならなんとか出発時刻に間に合いそうだ。急坂では、下りの方が大変なのではないかと思われたが、そんなにつらいこともなく、無事9時20分過ぎ、地上に到着した。往復1時間半〜2時間といわれているので、かなり早いほうだ。

さて、9時30分になるが、友人は降りてこない。地上から確認した限り、あと5分はかかるような位置をまだ下っていた。「もう出発するよ」という運ちゃんに、「まだ友人が来ない」と言うと、「次があるから、時刻通り出発するよ。10時にホテルに向かうバスがあるから、それに乗ってね。」と言うと、バスは出発していってしまった。すると、同じ境遇のおじさん一人。「What do I do? あぁ、どうしたらいいんだ・・・」と、おじさんと二人途方にくれるのであった。

カルチャーセンター10分くらい遅れて、友人到着。おじさんの奥さんも到着。まぁ、しょうがないから言われたとおりバスに乗って、出直すか。どのバスに乗ればよいかわからず、あっち行きこっち行きさせられ、なんとかバスに乗車。カルチャーセンターでとりあえず降ろすから、10時45分に次のバスに乗ってね、と言われる。そして、バスはおそらくサンライズ&ベースツアーコースに参加し、最後にここのカルチャーセンターを見学したと思われる人たちを乗せ、リゾートへと走り去った。

このカルチャーセンターは、アボリジニの人たちの生活や儀式、法律などについて説明している館。お土産や食事も売っている。一通り見学し、バスを探していると、先ほどのおじさんが手を振っている。なんと、これからたった4人でベースツアーだ。ベースツアーは、2カ所見所としてあるのだが、1カ所のみを見て回る。アボリジニの子供たちが黒板代わりに使った岩や、エアーズロックから流れ落ちる滝など見て回る。カムイワッカの滝のような緩やかな滝は、昔はここからエアーズロックに登ったところだそうである。

エアーズロックツアーに参加するというと、日本人はガイドさんについて行くだけであるが、外人さんは友達のように雑談をしながら歩いていく。ツアーというより、ぶらぶら散歩だ。まだ会話の中に入ってゆく英語力がないのが悔しかったが、まぁぼちぼち言っていることは理解できた。2カ所巡るほど時間はないが、1カ所では時間が有り余っていたので、のんびり巡ってバスに戻る。そして、登山口でバスに乗り遅れた人がいないかのんびり走り、カルチャーセンターで本来参加するはずだったベースツアーの人たちを乗せ、12時過ぎたところでリゾートへと戻った。

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