4月28日(金)
QF22
7:05Sydney9:55
QF571
11:45Adelaide
KeswickStation
Adelaide17:45
KD309
18:15Kingscote
そして、朝は早い。5時をすぎると起こされる。今回のフライトは何度か揺れがあって、そのたびにおきていた感じだったので、あまり眠れなかった。シドニー空港には定時に到着。前回はもともとメルボルン行きの乗り継ぎだったので、国際線ターミナル内の移動であったが、今回のアデレード行きは、domestic国内線ターミナルからの出発ということで、移動しなければならない。
長蛇の列に並んでオーストラリアへの入国手続きを行い、一回外にでて、transfer乗り継ぎバス乗り場へ。日本にてすでにチェックインしてあったので、そのままバスに乗り込む。バスは数十分に1本みたいで、少し待たされる。そしてdomesticターミナルに到着したのは8時をすぎたところ。まだ2時間も待たなければならない。
やっとの事で搭乗して、アデレードには11時45分の予定よりも少し早めに到着。時差はシドニーと−30分、日本と+30分、初めて1時間単位でない時差の地域に来た。早めについたのならと、カンガルー島への乗り継ぎを考える。カンガルー島は、アデレードからほど近く、オーストラリア全体の動物や見所を凝縮したと言ってもいいくらいの場所。アデレードから日帰りでツアーが出ているが、ここは滞在してしっかり楽しんできたいところ。
すると、ちょうどアンセットグループであるケンデルエアラインが12時15分の出発で、ボーディング開始が11時55分。だめもとで予約カウンターを見つけ、速攻ですぐに乗れないか確認する。大丈夫、乗れますよと言っていたのだが、小さな飛行機のためたった2個の荷物でも機内持ち込みはだめとのことで、残念ながら乗れなかった。次は17時45分です、どうします?って言うので、そこまではさすがに待てないので、やめた。
やめたといっても、カンガルー島に行くには超ローカル飛行機があることを確認済み。そのカウンターはどこにあるのかわからなくて、聞いてみると外に出て通りを渡ったところだと言う。英会話力のない昔だったら、道なんて聞けずにひたすら探し回ったところであるが、今回は楽勝で道が聞ける。英会話ができるということは、なんてすばらしいことかと、我ながら感動してしまう。ということで、てくてく歩いて探してみる。数分歩くと、国際線のターミナルがあった。日本からの直接乗り入れはないが、シンガポールやマレーシアからの乗り入れが数便ある。ケアンズと同じくらいの田舎国際空港である。国内線も小さな空港だったので、町の規模がわかるというもの。
その国際線ターミナルの横にちいさなほったて小屋があり、ねらっていたエミューエアウェイズをはじめ、他の航空会社もキオスクの窓口といった感じで、軒を連ねている。ちょうどお昼休みのためか、シャッターが降りており、人影はない。お昼を食べた後もう一度向かい、次の15時の便に乗れるか確認してみると、いっぱいとのこと。次の17時ならあるが、往復で$160(10,400円)というではないか。ケンデルなら、片道たったの$49(3,200円)なのに、どういうことだ。どちらにしても、17時くらいまで待つのなら、安い方にしておきたい。ということで、結局17時45分のケンデルをとることになった。それにしても、満席になるほど人気のある島なのかと思ったが、飛行機がまるっきりセスナ機で、10人も乗れないと思われた。
さて、まだ14時くらいであるので、3時間も暇である。狭い空港で、ぶらぶらするのにも飽きた。ということで、30分に1本運行しているシャトルバスに乗って長距離列車の発車するアデレードケズヴィック駅に行くことにした。$6(400円)払ってケズヴィック駅へ。世界に名だたるインディアンパシフィック、ザガンという豪華列車を迎え入れる駅であるが、駅舎自体はこじんまりとしていた。
予約窓口があったので、インターネットにて予約をしていた番号を見せたところ、やはり切符に交換する必要があり、まだ支払いも正式に終了していないとのこと。カードで支払いをして、ついに豪華列車ザガンの切符を手に入れた。ファーストクラスは朝夕食付きで$645(42,000円)もする。上り列車のファーストクラスだと、$100も安いので、日本のツアーが利用するのは上り列車ばかりのようだ。
そして、ふと出発掲示板を見てみると、なんと今日はあのインディアンパシフィックが到着する日ではないか。しかし、到着時刻まで待っていると、カンガルー島への飛行機に、また間に合わなくなってしまう。見るのはあきらめていたが、到着予定が10分早まっており、シャトルバスの中からすごいゆっくり駅に入線してくるインディアンパシフィックを見ることができた。それにしても編成が長い。
空港に戻ってきて、チェックイン。良いと言ったのでちゃっかり荷物を2個とも持ってきてしまったが、飛行機は39人乗りのプロペラ機。荷物棚がなくて、一個にしてくれと言っていた意味が分かった。空席があったので、そこに荷物をおかせてもらう。
すでに町は暗くなりかけ、アデレードの夜景を眺めながら、30分もかからずにカンガルー島のキングスコート空港に到着した。さて、タクシーは・・・と探してみるがまったくいない。というよりも、外には人影さえない。しょうがないタクシーを呼ぶか、と売店のおじさんにタクシーの電話番号を知らないか聞いてみると、驚くべきことにタクシーはないとのたまう。確かに公共交通機関はないと書いてあったが、タクシーまでないとはおそるべし田舎。すると、キングスコートの町まで行くなら、エアポートシャトルバスがあるよとのこと。なんだタクシーと一緒じゃないか。$10(700円)払って、予約も取っていない宿へ送ってもらう。
地球での騙され方・・・もとい歩き方によると、フレンドリーな親父がいるという宿に行ったのであるが、強気なおばちゃんしかいなくて、しかも今日泊まれますか?と聞くと、泊まれますかだってぇ?(もちろん英語)と言われる。ぜんぜん情報が違うじゃないか。でも、とりあえず宿を二泊確保して、翌日のツアーも申し込んでもらった。ここで申し込めば、マージンが宿に入るのだろう。しかし、最初に考えていたコースと違っていたことに気がついたのは、申し込んだ後だった。
移動ばかりで何もしなさすぎて、逆に疲れてしまったので、ペンギンツアーにも行かなくて、さっさと寝てしまった。コンビニもないし、夜になると売店も開いていない。レストランさえホテルのものしかない。何ともすごい田舎に来てしまったものだ。波照間島なみだ。こうして、オーストラリアの旅が始まったのであるが、旅の初めのこのカンガルー島、おおはまりすることになったのだった。

|