'23夏 トルコ周遊の旅 その04 - ペルガモン

8月7日(月)
Ayvalik 7:30 8:30 Pergamon 10:30 12:30 昼食(Hitit Hotel) 13:20 13:30 革製品店 14:40

今日は、観光地二か所に寄ってから、温泉のあるホテルまでたどりつかなければならないという、過密スケジュール。今日の移動距離は、約430kmで約5時間。京都から広島の先、岩国に行くくらいの距離である。昨日に比べるとやや短いが、観光時間を入れるとキツキツだ。7時半に出発するため、通常は7時の朝食開始を6時半からに早めてもらったらしい。こうなると、オムレツづくりなどの人は立っていないのが定番だが仕方ない。荷物は部屋の前に出しておけば良いのが、VIPコースの楽なところ。というか、ポータチップ込みなのだろう。

リフト

バスで一時間ほどのベルガマにあるペルガモン遺跡は、山の上にある。第2のアテネとも呼ばれる大都市で、山の斜面を利用した大劇場が一番の見所である。地中海沿岸に広がった古代ローマ帝国に組み込まれる前、紀元前200年頃のアッタロス朝の中心都市として栄えた。昔は細い道をバスで登って行ったそうだが、今ではロープウェイというか、スキー場のゴンドラで登って行く。旅のしおりに、風が強いときはバスかタクシーで行きます、なんてよくわからない記述があるのも、大型バスは山の麓に止めないといけないからのようだ。

ゼウス大祭壇

朝早いこともあって、観光客はほとんどいない。トロイは土の中に埋まっていたため、城壁くらいしか残っていなかったが、こちらは神殿が良く残っている。入り口近くにあるゼウス大祭壇は、今では土台を残すだけで何もない。実はその見事な神殿はドイツのベルリンに持っていかれてしまい、ペルガモン博物館として展示されている。今では考えられないことだが、昔は普通に遺跡を持って帰っていたのだ。ガイドのエルカンさんは、写真でしか見せられないが、実物を見たい方はベルリンへ、と皮肉交じりに話していた。トルコ人は返してほしいと言っているそうだ。

ペルガモンの図書館は、当時最大と言われたエジプトのアレクサンドリア図書館をしのぐ規模だったそうで、エジプトはそれが脅威だとしてパピルスの輸出を禁止した。それで困ったエウメネス2世は、代用として羊皮紙を発明したそうだ。

トラヤヌス神殿

ペルガモンの中心はトラヤヌス神殿。今では柱が数本残るだけだが、古代ギリシャを思わせる柱が並んでいる。そういえば、ギリシャに行ったことがないので、ギリシャにも行ってみたいと思った。

大劇場 大劇場

そのトラヤヌス神殿の山腹には、山の傾斜を利用した大劇場がある。トロイでもあったし、古代の遺跡ではどこにでもある円形劇場だが、山の傾斜を利用した大劇場はあまり見たことがない。まさに壮大な景色。

大劇場を下ったら、ちょうどゼウス大祭壇のところに出て、入り口に戻ってきた。小さなお土産屋が何件かあり、こういう店ではぜひとも値段交渉をしてください、とガイドのエルカンさんは言う。お店の人も楽しんでいるとのこと。自分としては、個人店で値切らないなんてあり得ない。当然のごとくTシャツを購入しようとして半額にしてもらったが、元々最初の言い値が高いよなと思う。値切った後でも、ぺろぺろTシャツが200TL(1,400円)なのだから、お土産物価は高いと思う。

シシケバブ フルーツ屋台

バスはトルコ第3の都市イズミールを通り抜け、次の目的地エフェソス遺跡があるセルチュクへ。イズミールからここまで鉄道では一時間ほどの距離で、まずまずの大きさの町と言える。なるほど、ベーシックツアーはここから始まるのか。そして、遺跡見学の前に、遺跡のすぐ近くにあるHititホテルでシシケバブの昼食となる。

ケバブは焼肉という意味だが、シシは串という意味なので、焼きとりならぬ焼き牛だ。風味付けで肉油が付いている。まぁ、羊油なので臭いのだが、ジンギスカンチックでなかなか良い。ホテルの入り口では、観光客の昼食ポイントとして利用されているせいか、フルーツの屋台が出ていた。一皿100TL(700円)なら悪くはない。もちろん、果物は日本国内持ち込み禁止なので、トルコ国内で食べきらないといけない。

革製品店

昼食後は遺跡に向かうかと思いきや、一旦通り抜けてDonna Milanという革製品店に連れていかれる。パックツアー定番のお土産店回りだが仕方ない。最初にファッションショーを見せられて、ショーが終わったら、店員が一人ずつ付いて販売が始まる。イタリアの有名ブランドの下請けとしてやっているので、イタリアで買うよりも半額で買えると言うけれど、物は良さそうだが、そもそもそれが半額かよってくらい高い。しかも、ジャケットとパンツしかないので、普段から革製品を着ている人でないと、なかなか買ってみようかなという感じにならない。財布とかバックとかあれば良いのだが、それは偽物だから日本人には売れないという。アウトレット品でも10万円はくだらないので、ほとんどの人は予定時間の最後までいなくて、トイレと言っては次々に外に出て待つことになった。


| 戻る |

【目次】
出発準備編
出発
トロイ
ペルガモン
エフェソス
パムッカレ
コンヤ
カッパドキア
カッパドキア
イスタンブール
イスタンブール