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5月5日(水)
Firenza S.M.Novella9:30 AV9402 11:33Venezia S. Lucia
ベネチア市内観光( サンマルコ広場 リアルト橋)
MONACO E GRAND CANAL

ユーロスターAV ETR485フィレンツェを後にして、いよいよイタリア最後の目的地ベネチアへ向かう。ローマ〜フィレンツェ〜ミラノは日本で言うところの東京〜名古屋〜大阪なので、高速列車が一時間に何本も走っているが、フィレンツェからベネチアに向かうのは、一日に数便しかない。もっと早い便にしたかったが、これが一番早い列車だった。

列車は予定通り到着した。駅を出ると目の前に運河があり、初めて来たときと同じような不思議な感覚に包まれる。まずは水上バス、ヴァポレットに乗ってサンマルコ広場近くのホテルまで行って荷物を置く。そして、リアルト橋まで戻って、リアルト橋が見えるレストランで昼食とする。この界隈は日本語メニューがあって、あっちもこっちも日本語で客引きをしている。

ゴンドラ時折小雨が降るどんよりした空は明るくなってきて、ゴンドラのカバーも取り始めた。なんとかゴンドラに乗れそうだ。昼食を食べると、早速ゴンドラに乗りに行く。時間によって料金が異なり、40分で80ユーロ(10,640円)。ちなみに、乗る場所毎にコースは異なっているので、リアルト橋周辺での乗るのが一番良い。

マルコポーロの家リアルト橋の下を通り、細い路地に入っていく。ゴンドラのみ進入可という交通標識などもある。ゴンドラがすれ違うのにやっとだったり、頭をぶつけそうな橋の下を通っていったり。ヴァポレットでは入っていけない風景が、ゴンドラならでは。マルコポーロの家と言われる家の前を通り過ぎていく。

ゴンドラ各家には車が無くて、船は持っているものだから、川に面して建物の入り口がある。先ほどまでは雨の中ゴンドラに乗っている人もいたがごくわずかだったが、今は雨がやんだ事もあってか、すれ違うゴンドラの数も多かった。狭い路地を抜けたら、もうリアルト橋が見える大きな川に戻ってきていた。40分はあっという間だった。

リアルト橋短い時間で良いお値段するが、まずまず楽しめた。リアルト橋周辺のお土産屋を冷やかして回りながら、散歩しつつサンマルコ広場へ向かう。ベネチアと言えば、リアルト橋とサンマルコ広場。これ以外に目立った見所はなく、運河が張り巡らされた町並みを見ながらぶらぶらするのが楽しみと言える。

サンマルコ広場サンマルコ広場は、これまでさんざん見てきた広さを演出するために遠近法を駆使した台形になっている。サンマルコ寺院は一部改修工事中ながら中に入ることが出来たので、前回は入ることが無かった内部に入る。一階は無料で入れるが、二階は有料になっている。二階に登るとのテラスに出ることが出来て、サンマルコ広場を一望することが出来た。

クモガニのサラダこれにてイタリア全ての観光は終了し、ホテルで少し休憩したあと、最後の晩餐で夕食を食べに出かける。リアルト橋周辺ならいろいろあるかと思ったが、夜になると閉まっている店が多かった。適当に見つけたレストランで、クモガニのサラダがあるか確認する。どこの店でも出すような有名な料理だ。特別おいしいということはないが、最後にヴェネチアとイタリアらしい料理を満喫し、最後の晩餐にワインにグラッパまで飲んで、十分満喫することが出来た。

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