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8月19日(金)
ボラボラ島ラグナリウム一日ツアー
Hotel Nobotel Beach Resort

今日は一日水族館ラグナリウムコース。ラグナリウムとは、干潟(lagoon)と水族館(aquarium)の造語と思われる。11,000CFP(13,420円)もするコースであるが、これは絶対お勧めと歩き方に書いてたあったものである。ホテルの朝食はびっくりするほど高いと思っていたが、1,700CFP(2,074円)でまぁ仕方がないかといったレベルだった。送迎のルトラックは、おそらくバイタペ港から客を集めて来たのだろう。昨日一緒にボラボラ島入りした人も乗っていた。相変わらず世界は狭い!島の東側から大型カヌーに乗ってスタートする。といっても、エンジンがついているので普通の船である。送迎のルトラック一台で済まないくらいの人数がいたが、なんとか一双の船に皆乗り込めた。ふんどしをしめたガイドのおっちゃんはフランス語、英語、日本語を話して説明してくれる。

サメまずは島の東南のあたりでサメの餌付け。トロピカルフィッシュに加えて、小さなサメがいる。人は襲わないということなので、安心して見ていられる。紐につかまり、マスクだけつけてフィンはつけない。魚にあたってしまうことを避けるためだろう。歩き方では餌を自分がやるようだったが、あまりにも人数が多いためか、船の運ちゃんが餌をやっていた。15分くらいだったが、けっこう楽しかった。

昨日とはうってかわって空はきれいに晴れていて、青い海がきれいだった。ボラボラ島で一番きれいなところと言われるティエラ岬をぐるりと回り、バイタペ村の近くでシュノーケル。深さ4mほどで、珊瑚があるのだがあまりきれいではない。珊瑚のきれいさは、沖縄に勝るところはないだろう。魚の種類もあまりぱっとしないが、ウツボを見ることができた。海のギャングともいわれる危ない魚でもある。

エイここまではまさにシュノーケルツアーであった。そして、島を北側から北東方向へ向かい、目的地である水族館のある島へ。島には桟橋など無く、水の中を歩いて上陸という島であるが、ネットを張って魚を飼っている。最初は亀、次は大型のアジ、さらにはサメにエイに、これはすごく楽しい。マスクだけつけて水の中をただよっているだけでも満喫である。餌をまいてくれるので、魚がどんどん集まってくる。

ここで、半日コースの方とはお別れ。20人くらいいたはずが、全日コースは5人だけになった。なお、おっちゃんがシュノーケルなどやっている間ビデオ撮影をしているので、ビデオかDVDを購入できる。ハネムーンの思い出には持ってこい。全日コースはここで昼食になり、15時までフリータイムで3時間くらい自由行動がある。島を一周してみると、海の向こう側にはトゥパイ島が見え、一周は約10分くらい。本当に小さな島である。ビーチで少し横になるが、今日は昨日の悪天候とはうって変わってすさまじい日差しが照りつける状況である。数分横になっただけで、お腹はヒリヒリ。シュノーケルでは、昨日の天候の頭のままTシャツを脱いでやってしまったので、背中は夜になると真っ赤だった。荷物を背負うとかなりつらい状況。

エイ半日コースの人達を乗せて帰った船は、午後の水族館だけコースの人を連れて戻ってきた。二人だけだったが、同じように餌をまき、水族館を見て回る。この午後のコースだけでもなかなか楽しめるようだ。最後にはその人たちと一緒になって餌をやっていると、エイがわさわさ寄ってくる。ぬるぬるっとしたエイが、触ろうとせずとも向こうから体当たりをしてくる。ビーチに水族館に、天気がすごく良かったので、のんびりゆっくり満喫できた。

15時になると船で戻り、ルトラックでホテルまで。DVDはすでにできあがっており、ホテルに届けながら送迎するといった状況だった。今日一日天気もいいし、魚もいるし、大満足の一日だった。ホテルに戻ると、ビーチに行って外国人と同じようにのんびりする。バーでビールを頼み、読書代わりにザウルスでこの旅行記を書いてみたり。本と違って、機械が塩風に当たってしまうところが難点ではあるが。1時間くらいのんびりしていると日が陰ってきて寒くなってきたので、17時半には活動終了。明日の帰国のために荷物を詰め直し、夕食も結局ホテルのレストランで昨日と同じ片言日本語のお姉さんで、今日一日を締めくくった。

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