'99秋 ハワイへの旅'05夏 タヒチ・イースター島への旅'14夏 パラオへの旅





今年の夏休みは定番の沖縄か、やはり英語の実践を考えて海外か、と考えたあげく海外へ行くことにした。海外なら、昔考えていた夏のアラスカも良いなと思ってみたけれど、JALが夏の間だけ飛ばすアンカレッジ直行便はツアーのみ。またソウル経由だと東京からソウルまでが取れない恐れがある。そしてもう一つの案だった、イースター島に行くことに落ち着いた。イースター島へは、近年飛行機の就航が増えたことで、タヒチ経由で一週間で行くことが出来るようになったのだ。

まず、ツアーか単独かの選択肢がある。タヒチはホテル代がベラボウに高いので、ツアーにのった方が案外安い。8月のピーク出発でも40万円弱くらいである。しかし、すでに空席がないのと、日程が決められて短くなってしまうことを考えると、ツアーはあきらめて単独で行くことにする。

東京からタヒチまで直行便を飛ばしているエアタヒチヌイはJALと提携しており、まだJALの早割りが残っていた。ヨーロッパへ行くのと同じ20万円。HISに行って取ろうとしたら、なぜかJAL席は満席。どうやら、Webのみの取り扱いのようである。Webで予約を確保した後、再度HISへ行ってタヒチ〜イースター島のチケットを取ろうとしたものの、日本発着以外のチケットは新宿でしか扱っていないということで、そちらに行くはめに。初めて行った新宿の営業所はとてつもなく広くて、イースター島は南米なので一番奥だった。アフリカとあわせてあまり行く人が少ないということなのだろう。ちなみに、イースター島は、南米チリに属する島である。タヒチ〜イースター島は、ブーメランパスというのがあって、往復7万円くらいであるが、キャンセル不可というとんでもない切符なら6万円強。それなら安い方がいい。

さらに、タヒチ内の国内線も取ろうとしたところ、なんとHISをもってしても取れない航空券があった。国内線はエアタヒチヌイとは違う航空会社で、エアタヒチという。なんとも紛らわしいが、この国内線は取れないとのこと。仕方がないので、インターネットで探して見ると、ホームページが発見でき、予約することができた。FAXでカード情報を送ったりして面倒だったが、なんとか確保できた。

これでとりあえず、日程は確定し、ホテル予約に入る。イースター島のホテルは一泊一万円くらいでぼちぼちあるが、アンデスツアーという旅行会社のツアーを組み込んでもたかだか3万5千円。日本語ツアーも15,000円増しでできるそうである。英語の勉強がてらいつもなら英語ツアーであるが、ここは是非とも詳しく日本語で説明を聞きたいところだ。ということで、現地発着の二泊三日の日本語ツアーに申し込んだ。こちらもカード情報をFAXで送ったり、少々面倒だった。

最後にタヒチのホテルであるが、これがまた高い。しかも、安宿らしきものがない。かろうじて、サウスパシフィックツアーという旅行会社で安宿を予約できた。タヒチは安めのホテルでも一泊一万円、ボラボラ島にいたっては、一泊十万円なんてざら。ボラボラ島は、激安の相部屋民宿か、高級リゾートホテルかの選択に迫られたが、中級ホテルが一軒だけあるということでそこにした。いつもならドミトリーでもいいやと思うのだけれど、せっかくこんなところまで行くのだから、いくらかはリゾート気分を満喫せねば。

さらにさらに、今回は深夜到着であるし、初めての国なので一円も通貨を持っていない。国内で取り扱う銀行は香港上海銀行だけであるが、トラベラックスでも替えられるるようである。しかし、新宿HIS内の支店では、取り扱っていないと言われた。それにもめげず、八重洲の窓口へ。最初は無いと言われたが、CFPを取り扱っているはずだがというと、ニューカレドニアと同じですか?などとのたまう。そう、その通り。それくらい外貨を扱っているのだから知っていてよと思ってしまった。たまたまあった19,000CFPを24,000円で購入。レートが1円=1.22CFPとすると、千円くらいの手数料だ。まぁ、とりあえずのお金を手にいれるのだから仕方が無い。これにてなんとか出発準備完了。ちなみに、タヒチもチリも短い旅行ならビザは必要ない。

旅行の準備はととのったが、今回は持ち物にも力を入れた。旅行に持ち歩くパソコンをついに買い替え、モバイルギア800gからキーボード付きのザウルス300gへ。キーボードの使い安さで重宝していたものの、電池がすぐ消耗して初期状態になってしまうのと、ATOKのインストールがWIN95でないとだめなので、ついにあきらめた。ザウルスはPDAとしてみると使い勝手がないが、小型パソコンと見ると案外使い勝手が良い。そして、水中デジタルカメラも新規購入。初めて買った100万画素のデジカメに水中ハウジングをつけていたが、ついに最新の500万画素+ハウジングへ。このハウジングは水深3mまでと本格的潜水には向かないがシュノーケルには十分で、しかも3千円と安い。さらにさらに、一眼レフと一眼デジカメも持って行くことにしたうえ、どちらも今までの偏向フィルターの口径があわないとあって、またしても新規に購入。なんとも、出発前からしてお金がかかる旅になってしまった。

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