'02夏 美ら島沖縄 その5 - 宮古島

8月7日(土)
宮古島(八重干瀬シュノーケル)
ポートホテル

朝食は昨日のコンビニで買っておいたおにぎり。9時に迎えが来るはずであったが、5分前くらいにきて、あわてて出発することになった。そうしたら、おばあがパンを食べて行きなさいと、朝食のパンをいただいた。ほんと、世話好き、話好きの昔ながらのおばあである。

珊瑚

これから行くのは、八重干瀬でダイビングやシュノーケルをする、池間島のアクアベースというツアーに参加する。すると、参加者は驚くべき少なさで、しかも男一人ずつの3名。めずらしい構成である。家族連れも、おねーさん二人組もいない。どうやら、JALのチケット確保問題がこちらでもおこっているようで、今年の夏はほとんど閑古鳥が鳴くような状況らしい。リゾートホテルに泊まる人は、ホテルから一歩も出ないので、地元にお金が落ちないようだ。いくら夏休みが分散したといえ、8月は稼ぎ月でしょ。

船で10分ほどのところがポイントである。シュノーケルとダイビングと一緒のポイントで、ダイビングは少し深めのところへ、シュノーケルは浅めの数mのところへ向かう。海に入ればすぐに珊瑚が広がっている。すごい量の珊瑚である。様々な色の珊瑚が広がっており、見事この上ない。しかも、干潮に近いこともあるが、深さが1mもないところにすばらしい珊瑚が広がっており、お腹を擦らないか気にするほど浅いところに珊瑚がある。

珊瑚

午前中の一本が終わると港に戻る。午前中で帰る人がいたためであるが、10分くらいで戻れるので、船の上で昼食を食べるよりは、陸地で食べられる方がよい。ということは、午後になったら、シュノーケル1人、ファンダイブ1人で、こんなのでやっていけるのか。

午後のポイントは池間島すぐ横のポイントで、海岸まで1km程度ではなかろうか。そんな近いところに、これまたすごい珊瑚が広がっている。午前中のポイントよりも浅いが、さらに珊瑚がすばらしい。まさに珊瑚のお花畑の中を泳いでいくといったことが、潜らずに海に浮いているだけでも楽しめる。いやぁ、これは動画が撮れるデジカメにしておけば良かった。調子が悪い、レンズが汚いながら、新しい防水ケースを買うのが嫌だったので、今回も同じ昔のデジカメを持ってきていたのが悔やまれる。

珊瑚

そして最後にフリーズしてしまった。たまに起こる書き込みエラーだと思い、電池の抜き差しをすれば直ると思っていたものの、なんとまったく読み出せなくなっていた。家に帰ってきてからもデータが読み出せず、この写真データがないとは・・・と呆然となっていたが、物理的には壊れていなかったので、なんとかデータを吸い出して、手作業で復旧できた。デジタルデータは便利な反面、壊れる時は一瞬だから怖い。

予定の二本が終わり、帰ろうかというところでもう一カ所行くか?ということになった。次に向かうは、大神島近くのポイントへ。ここはテーブル珊瑚がよく発達しており、これまたすばらしい。二カ所のポイントに比べると、深さがあり流れも速いため、初心者ではあまり連れてこれないポイントなのかもしれない。ちなみに、グラスボートでもここには訪れられるようである。大満足で、シュノーケルツアーは終了した。八重山にはないすばらしい珊瑚が広がっていて、ここまでの珊瑚を見たのは初めてであった。車でホテルまで送ってもらい、本日の行程はあっという間に終了した。


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【目次】
出発準備編
久米島
久米島
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宮古島
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嘉弥真島
石垣島
与那国島
与那国島