'02夏 美ら島沖縄 その1 - 出発準備編

この夏は八重山ということで、とりあえず飛行機を押さえることにした。毎度の定番の行程で、行きはどこかの島に寄りつつ西表島まで達する予定。しかし、東京−那覇も、那覇−石垣も、特売切符はすでに満席となっていた。仕方なしに普通運賃で東京−那覇だけを確保する。特売なら25,000円のところ、普通運賃37,000円とは違いがありすぎだ。那覇から先は、臨機応変にするため、とりあえず予約は保留する。ちなみに、一ヶ月前には満席になっている特売は、直前になると出てくることが多い。

出発一週間前になると、週間天気予報が出るようになる。それによると、おおむね晴れが続く模様。しかし、出発前日になると一転、もやもやした雲が台湾近辺で渦を巻いており、数日後に台風12号となる雲だった。そうなると、週間天気予報も変わるもので、雨が連続している。天気予報は翌日くらいまでしかあてならないことがよくわかる。

そのときには、まず最初に訪れる島として、去年できた那覇からのRAC直行便で与那国島へ行こうとしていた。しかし、石垣島地方と共に雨の予報。天気が良いのは沖縄本島近辺だけのようだ。となれば、なかなか天気次第で行くのが難しい南北大東島へ行くことにしようか。さらにJALの空席案内で、那覇−南大東島の飛行機の残席が、1になっているではないか。これはチャンス!大東島へ行くなら、フェリーも気になるところ。すると、すでに8月3日(土)の夜に出発し、南大東島と北大東島を行ったり来たりするので、うまくつなげば乗れそうである。ちなみに、大東海運の出発日時は、電話で問い合わせなければならない。ホームページへ掲載できなくとも、せめて離島情報には載せてくれ〜。

那覇から南大東島へ行き、翌日船で北大東島へ、さらに翌日沖縄本島へ戻ってくる行程が完成した。いよいよ予約を開始と思ったら、なんとこの数分の間に残数が0になっているではないか。それに北大東から帰ってくる飛行機も残数3席以上あったのに、いつのまにやら0になっている。天気が良いところへ行くというのは、皆考えることは同じということか。

いよいよ行くところが無くなった。天気の悪いところへわざわざ飛び込んでいくのもばからしい。沖縄本島の離島でどこか良さそうなところはないか。そこで目についたのが久米島だった。今取っている飛行機は、11時前には那覇に着くから、高速船に乗って夕方に到着できる。那覇からは、飛行機ではなく船があるので安くあげられるのも良い。で、久米島の天気予報を見てみると・・・、明日4日は晴れだが、あさって5日は雨じゃないか。これでは、せっかくの晴れ間が移動日で終わってしまう。

ここまできて、またしても振り出しに戻ったか、と思ったところで、久米島は直通便があるんじゃないか?と気がついた。夏の間だけ、JTAが直通便を飛ばしているのである。早速チェックしてみると、なんと残数△ながら、まだまだあるじゃないか。速攻で那覇行きの航空券をキャンセルし、久米島行きに切り替える。オンライン予約のためか、前日でもキャンセル料は420円であった。久米島便は特売適用で、37,000円が28,000円に。船に乗って3,000円プラスされて40,000円かかることを考えたら、非常に安くなった。しかも、朝早い出発になるため、9時過ぎには沖縄に降り立てることになる。

こうして、前日に予定を変更しまくり、行きの飛行機自体を変更してしまった。こんなことができるのも、オンラインでチケットレスだからこそ。便利すぎる反面、航空会社としては、直前まで客が確定しなくて今後運用が大変になるのではなかろうか。出発時間が1時間半も早まってしまったため、またいつもの朝一の列車で出ることになった。


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【目次】
出発準備編
久米島
久米島
移動
宮古島
小浜島
嘉弥真島
石垣島
与那国島
与那国島