'99GW オーストラリア東海岸の旅'00GW 中央オーストラリアの旅




5月4日(火)
Rockhampton8:25 QF2300 12:30Cairns
わくわく動物ツアー(13:00〜20:00)

豪華な部屋は、テラスに直接出られるようになっている。目の前を流れるフィッツロイ川に朝日が輝き、何ともゆったりした感じになれる。泊まるだけとはいっても、のんびりするにはこういうところに泊まるのも良いものだ。だがしかし、のんびりしてもいられない。8時25分発の飛行機で、ケアンズを目指すのである。本当はこの区間も列車でつなげたかったのだが、列車でつないでいたらケアンズの滞在日がなくなってしまう。

南回帰線の碑7時半ごろにチェックアウトをして、タクシーを呼んでもらう。相変わらず地理はわかっていない。数分してタクシーが到着し、空港へ行きたいのだが、その前に南回帰線の碑に寄っていきたいと言った。全然方向は違うけどいいの?と言われたが、それでも行ってくれとお願いする。そう、このロックハンプトンはちょうど南回帰線が通る街であり、北半球では台湾の緯度と同じくらいなのである。

昨日降りたロックハンプトン駅の前を通り、数分で到着。インフォメーションの脇にすくっと建った碑があった。ただこれがあるだけなのだが、ロックハンプトンの地を訪れた記念でもあるし、とりあえず写真に収めておく。ホテルからVの字を描くような形でタクシーは走り、ロックハンプトン空港に到着。がらんとした空港内に、ほとんど人はいない。それもそのはず、日に何便もない田舎の空港で、この時間にはこれから乗る飛行機の他はない。

チェックインを済ませると、朝食タイム。簡単な物で済ませるかとメニューを眺めてみるが、やっぱりサンドイッチしかない。ファーストフードはサンドイッチしかないのか、この国は。適当な物を頼んでみると、なんと奥にこもってじっくり調理しているではないか。5分くらいかかってやっと完成したそのものは、見た感じはハンバーガーだった。サンドイッチには違いはないが。

サンステート航空さて、これから搭乗する飛行機は、カンタス航空の子会社のサンステート航空。予想したとおり、小型飛行機しか保有していないため、これから乗る飛行機も36人乗りの小型機。ブリスベンからロックハンプトン、マッケイ、タウンズビルと経由してケアンズへ向かう。ブリスベンからケアンズまでは直行のジェット機が運航しているが、こちらはいわば飛行機の各駅停車版である。風がかなり強かったので、飛行機が飛ぶのか心配ではあったが、問題なく運行していた。X線チェックもなく、数名が飛行機に乗り込んだ。もちろん、空港内を歩いていく。沖縄の空港を思わせるようなアバウトさだった。

飛び立つとすぐに、ジュースとお盆が配られる。こんな小さな飛行機でも、客室乗務員が乗るのだからすごい。今日の乗務員は男性だった。ジュースは、日本からの飛行機で何度も飲んだ、ゼリーのケースのようなものに入っていて、いちいち注いでまわる必要がないもの。そして、一段落したらサンドイッチが配られる。これまたビックボリュームだ。そして、食後にコーヒーか紅茶付き。次の停機空港?まで1時間程度であるが、こんなにサービスがあってもいいのだろうかと逆に思ってしまう。JTAの沖縄−石垣線など、あめ玉と紙パックのジュースだけだというのに。

赤い大地と海岸線を眺めながら、順調に飛んでいった。すっかり遊覧飛行状態である。小さな飛行機は、こういった利点がある。しかし、着陸するために岸へ近づくと、風が強くなり、木の葉のように舞っていた。それでも、何とかマッケイに到着。日本では、経由便は必ず全員降ろされるので、ここでも降りる必要があるかどうか、必死にアナウンスを聞き取ろうとした。しかし、街までは何分ですとか、くだらない情報しか聞き取れず、まだまだアナウンスを聞き取れるまでにはなっていなかった。

他の人たちの様子を見てみると、ずっと座っている人もいたので、降りなくても良いことが判明。給油と客の入れ替えの時間、待つことになった。しかし、ものの10分少々で、出発準備OK。すっと移動し、すっと離陸した。さて、先ほど機内食がでたから、今回はないだろうと思っていたら、さっきと同じコースでまたあった。この分だと、次の区間でもありそうだなと思い、今回はすべてパス。今回はパンの代わりにスポンジケーキだった。

1時間ほどで、次のタウンズビルに到着。ブリスベンに次ぐクイーンズランド第二の都市だけあって、大きな街だ。ここでは、客の入れ替えがかなりあったが、乗り通す人もちらほらあった。そして、すぐさま出発。特急通過待ちでもこれくらい待たせる列車があるくらいだから、本当に各駅停車の列車みたい。さすがにタウンズビルは大きな空港なので、離陸許可待ちで数分待たされた。

タウンズビル予想通り、この区間でも食事付き。今回はハンバーガー。昼食代わりということで今回は頂くことにした。これだけでも結構おなか一杯になるが、あまった分を欲しい人に配っており、オーストラリア人はよく食べるものだと感心する。ロックハンプトンから3時間半、ほぼ定刻にケアンズドメスティックに到着。飛行機を降り立ったとたん、石垣空港で沖縄に来た〜という感じと同じ、もあ〜とした感じがする。ついに常夏のケアンズに到着したのだ。

ここからはまたしても忙しい。タクシーに飛び乗り、ケアンズの繁華街エスプラネードまで。その通りに面して、バックパッカー御用達の安宿がある。ペリカンの看板が目印というので、簡単に見つけることができたが、カウンターがよくわからない。ホテルに泊まりたいのですがと言ってみるが、英語が通じないのか話が通じないのか、よくわかっていないようだった。と、ここで伝家の宝刀 Can you speak Japanese? と言ってみる。日本語を話せるスタッフがいると書いてあったからだ。すると、ちょっとね、なんて言って、日本語をぺらぺらしゃべりだした。ちょっとと言いつつ、関西人のようにしゃべりまくる。どこがちょっとなんだか。

とりあえず、寝床は確保した。部屋はベットがあるだけの簡易な部屋。まさにユースホステルである。一泊二千円そこそこというのも、ユースなみの料金だ。荷物を置いて、夏服に衣替えしたら、これからのツアーを申し込む。ここは宿のカウンターというよりも、ツアー申し込みカウンターといった感じがする。時間は既に13時。13時過ぎに市内のホテルからピックアップして、野生動物を見に行くというツアーがある。これに行けるかどうか微妙なところであったが、とりあえず聞いてみることに。カウンターの兄ちゃんが、オーストラリア人のくせに、日本語ダイヤルに電話をかけて、日本語で申し込みをしていた。全く、ここは英語が通じる日本か?

ツアーは、$125(10,000円)と、かなり料金高めのツアーであるが、動物園ではない野生の動物に会い、バーベキューも楽しめ、暗がりで星空観測もできるといういろいろミックスされたツアー。日本語で申し込めるくらいだから、もちろん日本語が話せるガイドが付く。ちなみに、このツアーデスクで申し込みをしたら、$10割引してくれた。どこのツアーデスクも同様の割引があるらしい。

わくわく動物ツアーの開始である。各ホテルの前で待っていると、マイクロバスが拾っていってくれる。今日は、ゴールデンウィーク中ということもあって、一台では足りずに、二台出ているそうだ。ガイドは一年間日本にホームステイしていて、帰ってきたばかりというブリスベンの学生。もちろん、日本語はぺらぺら。まんご三兄弟なんていう冗談を飛ばしていた。最初に、バスはコアラが飼育されている場所へと向かう。オーストラリアならどこにでもいると思っていたコアラだが、熱帯地方には住めないということで、ケアンズでは動物園などでしか見ることができない。ここで、希望者は$10(800円)を払って、コアラを抱いた写真を撮ることができる。自然環境に厳しいオーストラリアでは、コアラの労働時間も決まっているそうで、一日5時間までということだ。メルボルンのコアラと違って、ほとんど動かない、ぼーっとした感じのコアラだった。

ロックワラビー一通り写真撮影会が終了したら、バスに乗り込み出発。蟻が何百年もかけて作成した1mもある蟻塚を見たり、ゴルフ場で野生のカンガルーを見たり、木の上の鷲の巣に戻ってきた大ワシを見たり、気にぶら下がっているコウモリを見たりした。よくもこんなにいろいろな動物を見ることができるポイントを、探したものだと感心してしまう。もちろん、コアラ以外は全て野生の動物である。

そして、ロックワラビーと呼ばれる小さなカンガルーが、餌付けされているポイントへ。小麦を手に載せて待っていると、寄ってきて食べてくれる。自分の手の上に、ワラビーが手を載せて食べている姿は何ともかわいい。最初は警戒していたワラビーたちも、一匹が食べ始めると一気にあちこちで餌を食べ始めていた。皆、時間が立つのを忘れ、ガイドがもう出発しますと言っても、なかなか動きだそうとはしなかった。ようやく、帰途についたところで、バスに乗る前にティーブレイク。さすが、オーストラリアのツアーでは必ずティーブレイクがある。伝統的なお菓子レミントンはあったが、今回はベジマイトはなかった。

途中雨が降ったりやんだりの天候であったが、メインイベント、野生のカモノハシを見に行く。人気のない山道を数分降りていくと川が現れ、何やら川の中に波紋ができている。あれがカモノハシだよといわれ、川の流れに徐々に流されていくカモノハシを、皆一段となって追いかけた。カモノハシとは、ほ乳類なのに卵を産むという珍しい動物。シドニーオリンピックのマスコットにもなっている。

カモノハシのいる川たまに息継ぎに出てくるところを20分ほど追いかけたが、確固とした姿は拝めず。今日はまだ見られた方だとガイドさんは言っていたが、ちょっとこれでは見たうちにはならない。ちゃんと見られるのは、一週間に一回あるかないかといったくらいだから仕方がないのかもしれない。

そして、バスのところに戻ってきて、ちょっと森の中に入ったところで夕食のバーベキューとなった。分厚いステーキに食べ物がたくさん。さらに、赤茶色と白の焼き鳥が配られた。赤い方は少々堅めの牛肉という感じ。白い方は、ぱさぱさしており、鳥のササミといった感じだ。皆食べたところで、今食べたのは赤い方がカンガルー、白い方がワニというのを聞いて、気持ち悪がっている人もいたが、それほどまずい物ではないと思った。また、木に取り付けられた餌台に餌が置いてあり、餌付けがされているのか、ポッサムと呼ばれるリスみたいな動物が木を降りてきて、一生懸命に餌を食べていた。

バーベキューが終わったところで、夜の植物観察。雨が激しくなっていたが、かっぱを着て森の中へ歩いてゆく。懐中電灯がなければ回りは真っ暗で何も見えない。そんな中で、”締め殺しのイチジク”という木を見る。イチジクのつるが木の回りに巻き付いて、何百年もかけて中の木を枯らしてしまったのだという。そんなこんなで、動物ツアーも終了となった。最後に星空観測があるところだったが、雨が降ったりやんだりの状況では、星を見られるはずもなし。最後に、帰りのバスは暇なものだから、歌を歌ったり、変な踊りを覚えさせられたりさせられたが、なかなか楽しめたツアーであった。

おまけ オーストラリア英語講座3

Today, mate! 米国英語なら、”こんにちは”は、Hello または Hi であるが、ここオーストラリアでは、today である。しかも発音はトゥダイ。挨拶にto die(死に向かう)とはどういうことだと驚く人もいるくらいだが、aをアと発音するのがオーストラリア英語である。そして、友人を意味する mate をつけるのが一般的である。Hi, friend! というような、気楽な挨拶となる。ただし、都市部ではあまり使わなくなってきているようで、ここケアンズに来てから良く聞くようになった。※近年はケアンズでもgood dayになっているそうです。

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