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5月2日(木)
Stavanger8:20 9:00Tau9:05 9:20Jøpeland Preikestolhytte Prekestolen
リーセフィヨルド観光
Prekestolen Preikestolhytte Jøpeland16:00 16:50Stavanger

今日は今回の旅最大にして唯一の目的地ともいえる、リーセフィヨルドのプレーケストーレンを目指す。遊覧船でフィヨルドを観光するところはたくさんあるが、崖の上から眺められるところはここ以外にないだろう。天気はいまいちの曇り空であるが、雨が降りそうにはないしなんとかなりそう。ホテルの朝食バイキングは、噂に違わぬすごくて、料理の数が半端でない。ノルウェーでは日本と同じく魚介類を食べるので、まさに和食と洋食のバイキングが並んでいるような状況であった。もちろん、納豆はあるはずもなかったが。

ガイドブックに書かれた通りに、まずは対岸のタウという町を目指す。フェリーでのんびり40分の船旅である。タウからはバスに乗り継ぎ、田舎町ヨールペランに到着する。さて、ここからバスを乗り継ぐ必要があるが、すぐに接続するはずのバスが停まっていない。ワゴンみたいな車の運ちゃんに聞いてみるが違うようだ。すると、乗ってきたバスの運ちゃんが、バスは夏しか運行していないよ、というではないか。ガイドブック等みても6月〜8月のことしか書いていないので、この時期訪れることができるのかどうか不安であったのだが、やはり不安が的中してしまった。

しかし、バスの運ちゃんがヒッチハイクする車もないし、歩くには距離があるから、必要ならタクシーを呼んであげるよとのこと。この国の人たちは、なんて親切なんだろうか。しかも、こんな田舎のバスの運転手まで、英語が流暢だ。公衆電話がどこにあるかわからないような場所だったので、まさに渡りに船。バスの無線でタクシーを呼んでもらえた。

プレーケストールロッジタクシーは5分ほどで現れた。ユースホステルがある登山道入り口までは、10kmを遙かに越える距離にアップダウンが激しかったので、歩くのはまず無理だった。タクシーがあって本当に良かったが、タクシー代は150NOK(2,310円)とかなりの高額。昨日ホテルで両替しておいて良かった。タクシーはインフォメーションの前で降ろしてくれて、16時に迎えにきてくれるように頼む。すでにそこは鏡のように静まり返った湖の前であった。曇り空ではあるものの、なんともいえないすばらしい景色。ここだけでも十分といった感じである。が、これはフィヨルドではなく、単なる湖らしい。

10時にハイキングを開始する。登山道の入り口は、わかりやすく目印がついており、ここから目的地のプレーケストーレンまでは距離にして6km、高度にして300m上ることになり、2時間のハイキングである。まさに東京タワーのてっぺんまで階段でのぼるようなものだから、かなりの体力が必要だ。スタートしてすぐに急な坂を登ることになり、10分ほどで100mも高度をあげる。スタート地点が小さく眼下に見え、美しい風景が広がっていた。ポイントごとに、椅子が用意されていて、休憩できるのはなかなか良い。

湖と滝ハイキングコースには印がついていて、間違えることはないがとにかく登らなければいけないのがつらい。普通のハイキングコースだったり、尾瀬のような湿原があって木道があったり、ごつごつした岩場を登ったり、様々に変化に富んだコースである。この時期誰も歩いていないだろうと思っていたが、後ろからドイツ人に勢いよく抜かれていったり、はたまた早朝から登っていたのか、フランス人の方々が下ってきたり、案外歩いている人は多い。

岩場を登り切り、スタート地点から200m高度が上がったところで、おおむね半分の地点。時間も11時で、まずまず予定通りのペースだ。景色も上々で、しばらく休憩をとる。ここからはごつごつした岩場が終わり、湖あり、遠くに滝あり、雪が残っていたり、という道を進む。そして、ついに12時に予定通り目的地に到着した。

リーセフィヨルドまさに写真通りに飛び出した崖の上からリーセフィヨルドが一望できる。水面までは、600mとも700mともいわれる高さがあり、もちろん柵などまったくない。こういう断崖絶壁から下をのぞき込む事ができるのは、海外ならでは。昼食に買ってきたパンを食べ、のんびりした時間を過ごす。その間、ノルウェーの女の子の団体や、ドイツ人のおじさん、様々な国の様々な人々が訪れていた。のんびり1時間半滞在し、13時半に出発する。こんな時間でもまだ登ってくる人たちは多い。ボンジュールと挨拶されることが多く、フランス人が多いようである。

のんびりゆっくり降りてきて、2時間以上かけて15時45分にインフォメーションに到着した。16時にはちょっと早いと思っていたが、なんとタイミングよくタクシーが向かえに来てくれた。時間より早く来る人種なんて、日本人しかいないと思っていただけに、ノルウェー人には改めてびっくりさせられた。その上、スタヴェンゲルに行くなら直通の船があると教えてもらい、その乗船口に降ろしてくれた。なんて親切なんだ、ノルウェー人は。一昔前の日本人のようだ。

高速船は小さな島を巡りながらスタヴェンゲルを目指す。フィヨルド内なので、港に堤防が無くても波一つないし、こんな小さな港見たことないというようなとてつもなく小さな港を巡ってゆく。そして、スタヴェンゲルに到着。バスとフェリーを乗り継いでいくよりも安くて速かった。昨日の轍を踏まないように、今日は安めにあげたいところ。ホテルの前の中華料理屋で、なぜかステーキセットが千円以内で食べられた。昨日のパスタに比べたら、大きな違いだった。

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