前回のアラスカで散財しすぎたため、このGWは近場で過ごす予定でいた。しかし、勢いよく進む円安、いよいよ崖っぷちの日本経済を見ていると、そろそろ海外旅行ができなくなるのはあきらか。お金を貯めても紙くずになるくらいなら、今のうちに使っておこう・・・というわけで、このGWも海外へ行くことにした。
さて、どこへ行くか。GWのパターンとして、欧州、欧州、豪州、豪州、アメリカ、ときているので、今年はアメリカになりそうなところであるが、正月にアラスカへ行ったし、未だテロ事件以降アメリカは警備が厳重。それならば、今回は久しぶりの欧州だ。オーロラのときに検討した北欧を巡ってみようということで、北欧へ行くことにした。
さて、ツアーで「欧州系直行便で行くヨーロッパ」といえばおなじみの、コペンハーゲンをハブ空港とするSAS(スカンジナビア航空)がまずは候補に挙がる。日本からの距離も一番近い上に安いとなれば、これしかあるまい。まずはHISに行って残数確認をすると、SASはおろか、アエロフロートまでキャンセル待ちとは。しかも、帰着日が5/3〜6だと三万円増しとはぼったくっている。
HISは海外航空券が安いというのは昔の話。現在では、各航空会社は正規割引運賃を設定し、HIS他旅行会社にはそのままの額でおろしているので、GW特別料金などない航空会社から直接買った方が当然安いし、マイルがたまるなどの特典も豊富。そこで、SASのホームページでチケット確保を試みたものの、やはり満席でキャンセル待ちもできないらしい。
一ヶ月前になれば、どうせ出るだろうといういつもの楽観主義で待っていたら、JALに空席が出始めた。SASは残席確認をいちいちメールで問い合わせしなければならないが、JALならホームページ上でオンラインでリアルタイムに座席状況が確認できる。一日のうちで、残席がめまぐるしく変化するので適度に確認していると、4/27出発5/7帰国で確保できた。JAL悟空は、3日以内に支払いを完了しなければならないが、逆にいうと3日以内ならキャンセルし放題。キャンセルしてまた同じ便を取り直せば、期限がまた3日延びる。(この裏技もいつまで使えるかわからないが)
そうやって、5/6帰国便が出るのを待つ。案外4/27はどんどん出るようになってきたところで5/6帰国の便も出てきた。最初にキープしておいた予約をキャンセルすると、いままで残席0だったのに残席ありにすぐさま変わる。そして、新たに4/27出発5/6帰国の予約を取り直す。旅行会社のように、オンラインを自在に操っている感じだ。
予想通り、一ヶ月前になれば空席がでるものである。悟空早割35で予約できなかったのが残念だが、二万円も違わないので、まぁよしとしよう。最近では、エールフランス等のJAL提携会社以外でもヨーロッパで乗り継ぎ便が無料になるようになり、行きはアムステルダム経由KLMでヘルシンキへ、帰りはオスロからBAでロンドン経由という行程で飛行機を確保した。
次なるは都市間移動をどうするか。今回も相変わらず都市間は鉄道でつなげるのだが、やはり四カ国を巡るのは、鉄道だけでは無理。そこで、途中に飛行機を入れる行程にした。
日本のSASの予約センターで電話予約が可能である。デンマークのコペンハーゲンからノルウェーのスタヴァンゲルまで、SASが1時間強で結んでいるが、三カ国合同のフラッグキャリアとはいえ国際線扱いであるから、五万円もするという。高すぎる。しかし、ホームページで見たときは往復三万円そこそこだったと言うと、往復にすると早割21の恩恵で安くなるのだそうだ。週末に戻ると四万円だが、平日に戻れば三万五千円ということで、乗りもしない帰路の航空券も予約し、無事航空券をGET。カードで支払えば、チケットは自宅へ送ってもらえる。
鉄道はいつものごとく現地予約であるが、スカンジナビア四カ国で利用できるSCAN RAIL PASSというのがある。二等は三万円だが、一等なら四万円。一万円の違いなら一等にしてみよう。このパスもホームページ上で申し込みが可能で、メール確認後、銀行振り込みをすればチケットは自宅へ送付してくれる。
そして、今回は夜遅く到着する日が多いので、ホテルも予約していくことにした。最近ではいろいろな旅行会社がインターネット上にできており、新しいところは従来のところよりも安いのが常である。会社三社かけもちでいろいろ利用して、ホテルの予約も完了した。今回利用した会社は、JHC、旅の窓口、旅Webである。
結果、今回はいろいろ予約を事前にしたのであるが、旅行会社をまったく使わずにインターネットだけですべて片づいてしまった。便利な世の中になったものであると同時に、今後旅行会社がどうなっていくのであろうかと考えずに入られない。

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