いよいよドバイも最終日。15時に迎えに来るので、それまでは時間がある。昨日レイトチェックアウトの費用を聞いたら、まけてくれても300AED(6,750円)もかかると言うので、それなら時間通りにチェックアウトして、ロビーで待つことにしようと思っていた。

しかし、朝になってやっぱりレイトチェックアウトを申し込むと、違う人が対応してくれて二時間くらいならタダで良いと言ってくれた。これはラッキー。チェックインも早めてくれたり広い部屋にアップグレードしたり、さらにはレイトチェックアウトまでタダとは、なんともサービス精神旺盛のホテルだった。

半日でできることと言ったら、スークに行って買い物するくらい。なので、初日にも行ったスパイススークへ行くことにする。スパイススークまでは予想通り歩いて15分くらい。メイン通りや裏道に入ると客引きが多いが、少し離れたところはあまり客引きが無い。今日もサフランをお買い上げで、黄色い茎が混ざっている物は品質が悪いのか、初日の価格の半額だった。1gが10AED(225円)というと、日本で買う額の1/4である。

通りを歩いていると、初日に来たときに捕まった兄ちゃんが覚えていて、今度は違う店に連れて行かれる。親戚の店なのか、知り合いの店なのか。結局、またたんまりお土産を買うことになった。帰り道、いつものスーパーでカップラーメンを購入し、ホテルに戻って昼食とする。どこかに食べにいくのもかったるくなる暑さだし、もう十分ドバイを満喫した。出発時間までは、テレビを見ながら荷造りをする。結局、だらだら買い物しただけの最終日となった。

予定通りに迎えが来たが、普通の乗用車で送迎アルバイトなのだろうか。日本人で英語をしゃべれるのは珍しいなぁと言われ、定番の津波と放射能の話になる。今の時間は道が混んでいるからと、最後にバージュ・ハリファの近くを経由して空港へ。中東とは思えない、楽しいリゾート滞在だった。

出発までは時間があるので、お土産屋を冷やかして回った後は、キャセイのラウンジに行って最後のドバイの食事。と言ってもドバイらしいものは無く、おやつを食べる程度だった。

飛行機の搭乗口では、今回もチケットを機械が読み取れず、またしてもビジネスアップグレードか？という思いがよぎったが、残念ながら手作業でチェックしてそのままの席だった。まぁ、どうせ寝るだけだからエコノミーでも良いっちゃ良いが、ゲームができなかったり、ビデオオンデマンドでなかったり、ビジネスクラスクラスとはサービスも随分違っていた。