'06夏 灼熱のエジプト旅行'11GW ドバイ・アブダビ街歩きの旅




5月2日(月)
Bab Al Shams Desert Resort and Spa

日の出夕陽に続き、今日は日の出を見にでかける。すでに外は明るくなっていて、東の方角が見える敷地の外に出て、砂漠の砂山の上で待っていると、程なくして太陽が昇ってきた。夕日と同じくまん丸のオレンジ色の太陽。しかし、すぐに雲の中にかくれてしまった。

今日は一日ホテルにのんびり滞在だ。外でスズメに餌をやりながらの朝食。昨日以上に種類も豊富だが、こんなにいっぱいあっても食べられるものじゃない。ゴールデンウィーク期間中とあってか、ここでは日本人がやたらと多い。どうやら日本人はドバイに来ていることは来ているが、リゾート滞在で町中ではあまり見かけないということのようだ。ホテルには朝食が付いているはずだったが、朝食の支払いのサインを求められる。なんとびっくり250AED(5,625円)。朝食でこの値段はありえない。後でHISに確認して、宿泊費に朝食付が確認できたが、バウチャーをくれないから、めんどくさいことになる。

プール部屋に戻って少し休憩したら、プールに出かける。今日は日差しが差して暑い。9時から18時と時間が決まっていて、プールはかなり複雑な構造で広い。監視員もあちらこちらに座っている。かなりの数のベッドが置いてあり、どこでも適当に座ると、係の人が間髪入れずにタオルを敷いてくれる。まさに至れり尽くせり。たまにフルーツやアイスを無料で配っていたり、サービスもすごい。さすが、五つ星ホテルである。さらには、プールに入ったまま昼食まで食べられるバーがあったりする。

二時間くらいのんびりしたら、部屋に戻ってカップラーメンの昼食にする。がっつり肉系の食べ物ばかりだったから、意外とカップラーメンがうまい。レストランなんかで食べたらびっくり価格になるだろうが、本来はそういうところもお金を気にしながら泊まってはいけないところなのだろう。

午後はラクダ乗りに出かけたいところだが、ホテル宿泊サービスで無料でも乗れるらしい。しかし、話によると5分程度とのこと。一時間の乗ラクダなら、一人350AED(7,875円)、一頭のラクダに二人で500AED(11,250円)だそうだ。なら一時間一頭で良いが、人数が少ないから一頭ずつでないとだめとのこと。長い時間乗れる機会もないので予約をすると、昼間は暑いためか17時からとのことだった。あとは、今日の夜の食事と、明日のタクシーを予約して、午後もまたプールに出かける。

ラクダまた二時間くらいごろごろして、17時になったらラクダ乗りに出かける。フロントから車で数分のところまでつれていかれると、ラクダファームと数頭のラクダがつながれていた。ラクダには噛まれないようにか、口にはひもで編んだケースがかぶせられていた。

ラクダ乗り係の人のラクダを先頭に、ひもにつながったまま砂漠へ出発。のんびりゆっくりのラクダの旅。すぐに建物も見えなくなり、一面砂漠の景色となった。これは無料お試しでは体験できない風景だ。馬みたいに走ることもなく、曇り空のためか日差しも強くなく、単調に歩くだけだが結構楽しめた。途中、ラクダの競りが行われる建物なども見ることができた。

アルハディーラ デザートレストラン戻ってきたら、夕食にでかける。ホテル併設の「アルハディーラ」というレストランで、ドバイ市内からツアーが用意されているほど有名なレストラン。バイキングの夕食を食べながらショーを見られる志向になっている。レストランは19時から始まるが、だいたいショーが始まる20時から予約をするのが一般的なようだ。レストランまでは300mほどあり、歩いていけない距離ではないが、ホテル前から定期的にゴルフカートが往復していて、フロントに集まれば連れて行ってくれる。

予約者毎に席が決まっており、アラブ野菜料理がテーブル一杯に載せられると、肉料理などは自分で取りに行くバイキング形式。夕食らしく様々な料理が用意されているが、とびきりおいしいということもなく、やはりショーがメインなのだろうと納得させる。アラブの音楽演奏、男性ダンサーがずっと回りながらいろいろやるスーフィーダンス(タンヌーラ)、屋外を利用したラクダと馬のショー、ベリーダンスと様々に飽きない内容になっている。

ベリーダンスだが、10分のショーに対して各席を巡って写真撮影が20分。すっかり冷めてしまう。どうせ写真一枚で5,000円くらいするのだろう。商業主義丸出しが気にくわない。腹の出たベリーダンサーが最後とは残念だが、テーブル巡りをしているうちにホテルにさっさと戻ってしまう。日本人と分かると、タクシーに乗るたびにさんざん質問されていた、津波はどうだ、原発はどうだ、とここでもカートの運ちゃんに聞かれていまった。

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