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8月15日(月)
旭川 和寒 北星 松山湿原 朱鞠内湖 羽幌
羽幌YH

夜中にとてつもなく土砂降りの雨が降り、明日の天気を心配したのだが、起きてみれば天気は最高で、まさにドライブ日より。旭川駅よりレンタカーで出発である。まずはいまだ本にも紹介されていない(と思われる)美瑛に勝るとも劣らない丘の風景へ。どこまでも続く畑。赤い土地に緑の葉っぱと青い空が絶景となって迫ってくる。それより何よりだれもいないのがとてつもなくいい。美瑛では人だらけ、車だらけでうるさくてしょうがなかったが、ここは静かにしていると本当に”し〜〜〜ん”と言う音が耳の中でこだまする。

和寒過去、落石岬でもあまりにも静かな状態というのはあったが、そのときは海の音が聞こえていた。今回は何も聞こえないのである。ちなみに、この場所がどこにあるかここでは詳しく教えません。本に紹介されて人がたくさん集まってしまうから。なお、行ってみたいという方がおられましたら、メールにて紹介いたしたいと思います。

さて、ここで予定時刻をかなりオーバーしてしまっていたので、急いで北星のひまわり畑へ。正式名称は、なよろ智恵文北山ひまわり畑といい、日本一の広さのひまわり畑である。ひまわり畑と言えば北竜町が有名であるが、ここはそれ以上のきれいさを誇っている。最近売り出したばかりなので、訪れる人もまばらで観光バスもこれないので、のんびり見ることがでる。とにかくきれいなので、一見の価値あり。

北星のひまわり畑さらに北上して、松山湿原へと向かう。松山湿原は日本最北の湿原であり、標高も高い。途中、美深から仁宇布まで、旧国鉄美幸線跡に沿って車は走る。日本一の赤字路線というキャンペーンまでやった線で、確かに仁宇布まで走ると赤字というのがよくわかる。

松山湿原は仁宇布よりもさらに奥にすすみ、入山届けをして車で行けるところまで進む。時間がなかったのだが、かまわず登山にはいる。といっても、20分程度で湿原の入り口まで行けるので、登山というものでもないけど。ここも、当然のように誰もいない。えぞ松が無造作に立ち並び、曇ってきたことも手伝って、トドワラのような寂しげな風景。なかなかの景色に、時間もないのに、無理をおしてきたかいがあったというものだ。

松山湿原結局、松山湿原16時の出発となってしまい、朱鞠内湖も見てくる予定であったのに、そばの道路を走るのみとなってしまった。さらに、今日の食事は昼も夜も車の中で、かわりばんこ運転のため車が停まっている時間もない。移動距離が長くて大変であったが、充実した1日であった。今日の走行距離400kmなり。羽幌にはまずまず予定通りの時間19時30分に到着。今日の夕陽はとてつもなくきれいであった。

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