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8月14日(日)
富良野11:23 快フラノエクスプレス1号 12:00美瑛
美瑛, 美馬牛
美瑛 旭川
旭川YH

今日は、富良野から「快速フラノエクスプレス1号」に美瑛まで乗車する。この列車もリゾート列車の一つであるが、今夏は富良野−旭川間だけ快速運転しており、乗車券の他に指定券300円だけで乗れてしまう。車内は予想通りガラガラ。全く採算を考えないでおもしろい列車を走らせるJR北海道にはただただ感動してしまう。ちなみに、今年の夏は、3日間で道東を一周するリゾート北海道なる列車を走らせてたが、ほとんどガラガラだったとか。

美瑛駅に降り立ち、あまりの土砂降りの雨と、観光客の多さに唖然としてしまう。初めてここを訪れたときは、人もまばらだったのだが。何にしても、今日はレンタチャリは無理だなと。とりあえず、駅前の某有名なご飯のホットドックがある店に行ったが、あいかわらず大変な混雑ぶり。有名になるとすぐ値段が高くなるなぁと思いつつ、北海道ならどこにでもあるSeikoマートで弁当を買う。某大手コンビニに比べてやたらに安い弁当に、ただただ驚く。

今日旭川空港に到着の友達と合流して、雨の中自転車を乗る気もしないので、グルメツアーにすることに決定。とりあえず、美瑛駅よりちょっと奥に入ったところにある北工房というコーヒー屋で一服。美瑛産の大豆を混ぜた大豆ブレンドコーヒーがお勧め。

次は列車で美馬牛へ。駅のすぐ近くにラ・マルタというカレー&手作りソーセージ&手作りパンの店があり、そこで第2の昼食。雨宿りの客が多かったせいか、どのメニューも売り切れで、たいした物を頼めなかった。食事が終わると、すっかり雨もやんでおり、次の店へレッツゴー。

美馬牛小学校「とんがり帽子の赤い屋根〜」の歌にも歌われている美馬牛小学校のぞばを通り抜け、いつものコースをひた歩く。(過去5回は歩いたコースである)随分と駐車場なども完備され、観光バスもひっきりなしに通っている。ほとんどが拓真館へ向かうバスであろうが、美馬牛では、是非ともそこまでいく課程を大事にしてもらいたい。

拓真館とは、写真家の前田真三氏の写真展示館で、美瑛の丘の風景の写真が展示されており、確かにきれいな写真がたくさん飾ってある。毎回美瑛に行くと必ず訪れるポイントであるが、そこはあくまでも中継ポイントであり、そこまでの行き帰りに素晴らしい丘の風景の広がりを見に行っているのである。バスなんかで行くと、あっという間に通り過ぎてしまう景色も、自転車でまわればのんびりゆっくり堪能できるのである。美瑛・美馬牛は自転車で!

次のお店は丘の上に唐突に立つ喫茶店ウィズユー。ここから眺める景色は最高だが、逆に丘のてっぺんにたっているため、どこへ入っても写真に入ってしまうというところでもある。ここのウィズユーブレンドコーヒーは前述の北工房オリジナルブレンドで、なかなかうまい。しかし、今回はすでに4時をすぎており、終わっていた。うむ、残念。

駅への帰り際、のらきつね(ただのキタキツネ)を発見。夏場だというのにガリガリであった。夏場は旅行者が多く、餌をあげる人が多いのでまるまる太っているのが通例であるが、どうしたのだろうか? ちなみに、夏場に餌をもらうことになれてしまったキタキツネは、旅行者が少なくなった冬になっても狩りをする生活に戻れず、車道に出てきて車に引かれたり、餓死してしまうキツネが多いそうだ。くれぐれも餌は与えないようにしましょう。

さてさて、グルメツアー最後は旭川ラーメン。駅前を少しうろつくと、梅光軒というラーメン屋を発見。たまたま入った店は、旭川で一番うまいとされる店らしい。有名人もたくさん来ている。こういう店は概してはずれが多いのだが、ここはなかなか良い味を出していた。

今日の宿は旭川YHであるが、リニューアルされ完全にビジネスホテルになってしまい、過去6回泊まった者としては悲しいものがあった。今後ここへ泊まることはないだろう。明日からは、レンタカーである。

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