'96GW ヨーロッパ鉄道の旅'97GW ヨーロッパ鉄道の旅'03秋 イベリア半島鉄道の旅'10GW イタリア街歩きの旅'12冬 中欧街歩きの旅'14夏 フランス・スペイン街歩きの旅




5月1日(木)
パリ市内観光(エッフェル塔, 凱旋門, ノートルダム寺院, セーヌ川下り)
PAVILLON OPERA BOURSE

エッフェル塔今日からパリ観光で、めぼしいところを一通り巡る予定。ホテルに朝食はついていないので、昨日スーパーで買っておいたパンを食べて朝食とする。まずは、9時半の開始に合わせて、エッフェル塔へ向かう。Ecole Militaire駅からシャン・ド・マルス広場に抜けるコースが定番のルートになっているが、今回も同じコースをたどる。エッフェル塔の真下に着いたのは9時半少し前。早くも長蛇の列ができており、どこが一番後ろかわからないくらいだった。

エッフェル塔展望並んでいる間に、大道芸の人が来て楽しませてくれた。ただ待っているだけだから、良い暇つぶしになる。2時間待って、やっとのことでチケット購入する時になったら、第三展望台は一時的に閉鎖との案内が。なんと、混雑で登れない模様。曇り空の天候は、エレベータに乗るころには雨が降り出し、最悪のコンディションだ。結局、2時間も待って第二展望台までしか登れず、15分くらいで降りることにした。

帰りは、第一展望台で途中降りてみたが、たいしたことなかった。なんだかディズニーランドの長蛇の列に並んだが、実際の時間は10分くらいというのに似ている。雨はとりあえずやんでいたが、また降りそうな感じ。セーヌ川方向へ抜けて行き、階段を上ってシャイヨー宮へ。もはや何度目かの定番コース。軽くエッフェル塔を眺めてから、地下鉄に乗車して凱旋門へ。

凱旋門雨が降っているのかやんでいるのかわからない感じの中、凱旋門に登っても仕方あるまいと思い、とりあえず昼食にする。雨の影響もあるのか、どこの店も大混雑。るるぶに載っている店は超高級店だったりで、店を選ぶ状況ではなく、空いていそうな店に入り、パスタの昼食となった。

ルーブル美術館次は、地下鉄に乗ってルーブル美術館へ。しかし、メーデーのせいか入場できない状態になっている。まぁ、今日でなくてもまたチャンスはある。最終日に来ることにして、ノートルダム寺院に向かうことにする。

ポン・デ・ザールその途中、なんだかやたら南京錠を売る人が立っている。なんでこんなところで買う人がいるんだよと思っていたら、なるほどすぐ近くにポン・デ・ザールという橋があり、恋人たちが南京錠に名前を書いて付けていくそうだ。今ではすさまじく鍵がついていて、その重さで橋が落ちかねない状態となり、数日後には一時通行禁止になったそうだ。何事もほどほどにである。

ノートルダム寺院ノートルダム寺院までは意外と距離があって、歩いたら30分くらいかかってしまった。ここも変わらず長蛇の列だったので、最終日にまた来ることにして、中には入らずじまい。エッフェル塔以外は前回と同じく、一通りランドマークを巡っただけの一日となってしまった。

一度ホテルに戻って荷物を整理して、夕食に行きがてらセーヌ川下りに出かける。天気がかなり怪しい中、傘を持ってくるのを忘れていたので、折りたたみ傘を買っておく。船の乗り場は地下鉄の駅からやや離れていて、駅から10分くらい歩くことになった。

セーヌ川下り17時発の船はかなり乗客も多く、まずはシテ島方面に進んでいく。各国語でガイドが流れるが、中国語はあっても日本語はない。もはや日本の地位もすっかり落ちたものだと感じる。基本的に川沿いの道を歩くのと変わらないが、やや低い位置から町並みを見ることになるので、ちょっと違った感じの町並みに見える。

エッフェル塔と地下鉄シテ島の先で折り返し、オルセー美術館を過ぎるとエッフェル塔が見え始める。船の速度はけっこう速いので、シャッターチャンスを待っているとあっという間に進んでしまう。隣の日本人ガイドが、地下鉄が橋の上を走る鉄チャンには涙もののポイントです、なんて言っているが、そんなことはないと思う。

船はさらに折り返し、そろそろ終了だねぇと思った矢先、雨が急に降り出した。この雨の降り方が尋常でない。傘をさしても意味がないくらいすごい勢いで、二階席に陣取っていた人たちは次々に一階に下りていく。さすがにどうにもならんな、と降りてみたら、屋根のあるところは人が立つ隙間もないほど。到着までのたった10分くらいの時間がとてつもなく長く感じた。荷物はすっかりびしょびしょになっていた。

スコールだったら普通は30分もすればやむものだが、まったくやむ気配なし。仕方がないので地下鉄の駅までこの大雨の中歩いていき、一度ホテルに帰還。夕食に行くはずが、とんだ大雨に巻き込まれてしまった。

クスクス夕食は近くの適当なブラッセリに入ってみると、イスラム系の店だった。料金はかなりリーズナブルだが、いわゆるファミレスみたいな感じで、頼んだ料理にはなんでも粟のようなクスクスがついていた。どうやら、この界隈はイスラム系の人が多く、食事処もこういった感じが多いようだ。

次へ

| | 4Travel | ブログ | |


プロフィール HOME