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4月30日(水)
Barcelona(El Prat)12:35 AF1349 14:30Paris(CDG)
PAVILLON OPERA BOURSE

いよいよスペインともお別れし、次の目的地パリへ向かう。今日は本当に移動日で、ゆっくり9時半の出発で良い。ホテルのバウチャーは事前に支払い済みだが、税金分は別とのことで、ホテル代はさらに高くなることになった。

スペイン国鉄サンツ駅から近郊線に乗車して、空港まで15分。電車が着いたのはイベリア航空の拠点と思われるターミナル2で、ターミナル1まで循環バスで移動するのだが、これまたかなり遠い。バスにはすぐ乗れたのに、またしても15分くらいかかってやっと目的のターミナルに到着した。

チェックインは機械のみで、真ん中の席しか選択できなかった。が、実際には窓際の席がかなり空いていた。確かにJALのB747なんか乗ると、B席の真ん中に大柄な外国人が縦一列並んだりしておかしな光景が広がっていたものだが、席が空いているのに選択できないってのはどういうことなのか。

エールフランスX線チェックを行って、荷物検査を通ればいよいよスペインも最後となる。最後のスペイン料理にしようかと思ったが、パエーリャごときで25ユーロとかとんでもない料金だっだので、あきらめて機内食の昼食にするこことにする。バルセロナからパリまではエールフランスだが、JALのコードシェアにもなっている。フィンエアと違って、とりあえず小さなサンドイッチと、アルコール類も無料だった。

パリの空港には予定通り到着。ユーロの現金が心もとなかったので、カードキャッシングをしようとしたら、下ろせなかった。なぜかこの空港では失敗することが多い。仕方がないので、トーマスクックで両替するが、前の人は窓口を占領していつまでたっても終わらない。隣の窓口の係りの人はどう見ても仕事をしているとは思えないが、窓口を開けてくれない。結局、10分以上待たされることになった。

やっと両替ができたと思ったら、レートは悪いし、ユーロから日本円に戻すときに手数料無料でできるが、その代わりにデポジットがかかるとか、なんなんだそのルール。どうせ日本円になんか戻さないのに、合法的にぼったくられた気分だ。東南アジアなんかだと抜き取ってちょろまかすが、パリだと合法的にちょろまかされる。

空港からはRERに乗ってホテルを目指す。毎度おなじみRER-B線は来たもののに乗れば間違いないが、北駅からがまた長かった。メトロで二回乗り換えないといけないが、逆のホームに来てしまったかと思い、反対側の電車に乗ったら逆だった。しかし、そのまま次の駅で乗り換えれば目的地まで行けそうなので、なんとか乗り換えて、やっと目的の駅まで到着した。大きな荷物を抱えて、エスカレータの無い階段のみを上がり下がりするのはかなり辛かった。

降りた駅はオペラ座に近い中心街。道は入り組み地図を見ながらでもかなり難しい。なんとかホテルにたどり着いたときには、もうヘトヘトだった。お土産で重くなった荷物を抱えて二都市目に行くことを考えると、ホテル送迎付きのツアーの方が安上がりで楽だったかもしれない。バルセロナの中心街から離れた四つ星ホテルに比べると、パリの中心街ど真ん中の三つ星ホテルは劇的に狭い。スーツケースを広げるスペースも無いくらい。その上、朝食は付いていないし、料金はバルセロナよりも高い。全体的に物価が高くなっているのも影響しているだろう。

オペラ座少し休憩した後、近くを散歩。オペラ座まで地下鉄で二駅だが、十分歩いていける距離。ぶらぶら散策して、ホテル近くに戻ってブラッセリで夕食とする。町中だけあって、店は選びきれないほどたくさんあって、適当な店に入って、今日は生ハムとソーセージを食べてみる。イベリコ豚にはかなわないが、厚めに切られた生ハムは、赤ワインとも良く合っておいしかった。

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