決まった年齢毎ででリフレッシュのための休暇が取れるとあって、今年度中に休みが取れる。前回は秋のスペインだったが、今回は秋に休みが取れない状況だったので、ぎりぎり休みが取れそうな2月末を選択した。目的地は、行ったことない国々から紆余曲折あって選ばれた中欧だった。

いつもであれば、自力でホテルと鉄道を駆使して走り回るところであるが、様々な国を巡るならツアーにのる方が効率良い。鉄道で回る旅より添乗員付きのバスツアーの方が断然安いので、仕方無しの添乗員ツアーを選択する。お土産屋やレストランのキックバックが期待できるので、添乗員付きバスツアーの方が安上がりなのだ。

今までの概念からすると、値段が高いけど充実のJTBか、安くてハードツアーのHISかといった選択だったが、今では完全に逆になっている。JTBはとにかく金儲けの匂いがぷんぷんするツアーばかりで、逆にHISの方がニーズにあったツアーを出している感じがする。

今回も見比べたものでは、JTBは激安8日間。なるほど、ウィーン発着でバスの回送が無い分安いのだろうが、日程が短いしいまいち。それに対して、HISは片道であちらこちらと見所豊富。最大の決め手はオペラ付き、しかもカテゴリー5以上というからなかなかゴージャスな旅だ。もちろん、HISの方が高くなるのだが、これだけ充実していればHISの方しか選択できなくなる。しかも、HISではドナウ川の夜景をホテルから眺めるホテル変更か、延泊が可能で、どちらも同じくらいの料金UP。それなら、一日延泊にしてブダペストを満喫したい。

ということで、HISツアーに決定した。前回ドバイもHISだったので、オンライン予約をしたのにその営業所から連絡があった。すでにお得意さんだ。予約をしたら、あとは出発を待つばかり。ツアーのつまらないところは、出発までなにもすることがないこと。あとは出発一週間前に、ヨーロッパに強烈な寒波が押し寄せており、寒さ対策を万全にするくらいだった。