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11月29日(土)
Hotel335 8:25MadridChamartin
マドリード市内観光(王宮, プエルタ・デル・ソル)
Madrid(Barajas)16:20 JL5322 18:45Amsterdam(Schiphol)20:15 JL412
11月30日(日)
15:40東京(成田)

最終日に夜行列車で到着するという初の試みであったが、予定通りマドリードに戻ってきた。ポルトガルの劣悪な路盤は相変わらずで、何度も棚のドアが開き、そのたびに起こされていたが、スペインに入れば静かになっていた。個室寝台には朝食付きということであったが、食堂車にいってみると、パンとクラッカーだけのほんのおやつ程度だった。かなり拍子抜け。

最初に考えていた頃に比べると、マドリードの滞在はなんと半日。しかも15時には空港に到着しなければいけない事を考えると、数時間の滞在しかなくなってしまった。当初の予定から大きく変わってしまったが、治安の悪さを散々言われたマドリードだし、美術館をはずせば見所らしいところも少ないから、王宮に行って帰るくらいになるだろう。

スペインはイラク戦争を支持した数少ない国であるが、そのためかあちらこちらでものものしい警備の人たちが歩き回っている。コインロッカーもものものしく、部屋に入るところでX線チェックを通さないといけない。大きな荷物をロッカーに入れると、地下鉄を乗り継いで王宮を目指す。地下鉄で列車を待っていると、***?と話しかけてくる女性が。スペイン語っぽい。こういうのは大概怪しい奴に決まっている。

しかし、日本語で日本人ですか?と片言日本語を話した。単に日本語を勉強していて、話してみたかったようである。ちょうど列車がきたので離れていったが、友好的なだけか、何か目的を持っているのか、わからなかった。どちらかわからない状況では、ある程度友好的なところは捨て、警戒するしかないだろう。昨今の日本も同じ様なもので、警戒するにこしたことはない状態になっているのと同じである。

スペイン広場とりあえず、ドンキホーテの像を見にスペイン広場へ。怪しげな警官風の男二人が、なぜか公園を行ったりきたりしている。こういう場合は、危うきに近寄らず。警官のふりをして、パスポートを奪う犯罪も多いと聞く。遠回りして警官風の男がいなくなるのを遠目で追った。というように、何から何まで、ちょっとのことで疑心暗鬼。歩き方のひどい書き方のせいである。

王宮まで歩いていくと、なんと観光客だらけ。外国人観光客も多いのだが、ポルトガルではあまり会わなかった日本人もたくさんいた。しかも、歩き方の教えを忠実に守り、手ぶらで荷物を持たない人ばかり。観光客が手ぶらで、なんだかあまりにもおかしい。私は日本人ですとプラカードを下げて歩いているようなものだろう。みんなちゃんと財布も持たずに、裸でユーロ札をポケットに入れているのかな?

王宮王宮の入り口は長蛇の列になっていて、中に入るだけでも大変。英語のガイドツアーもあったが、所々で説明しているのをさりげなく聞けた。この王宮は現在も利用しているが、公式行事がなければ一般に開放している。アメリカのホワイトハウスと同じ。調印式で利用するような豪華な間にため息が漏れ、なんともすごいのであるが、すごい建物ばかりを見てきたので、お腹いっぱいでもあった。

まだ時間はあるようなので、マドリードの中心地、プエルタ・デル・ソルまで行ってみる。犯罪都市マドリードで中心街に行くことは、かなりどきどきものであったが、昼間から大通りで強盗もないだろう。朝食はたいして食べていないから、途中でブランチとして最後のスペイン料理にする。適当に入った店は立ち食いのファーストフード店だったが、いろいろなスペイン人を見られておもしろかった。

プエルタ・デル・ソルプエルタ・デル・ソルへ行く途中に、マヨール広場がある。四方を建物に囲まれているが、それぞれの建物に趣がある。今日は広場に出店が軒を連ね、早くもクリスマスの飾りがされていた。ぶらぶら広場を散策するのも楽しい。そして、プエルタ・デル・ソルまではすぐである。バスターミナルがあり、複数の地下鉄が集まる町の中心地。おみやげ屋も軒を連ねる。マドリードのシンボル、熊と山桃の像があるというので探してみるのだが、なかなか見つからない。それもそのはず、巨大なものをイメージしていたのだが、こんなに小さなものだとは思わなかった。写真で見るとかなり大きく見えるのだけれど、えらい違い。ハチ公像くらいの大きさだった。

最後にアトーチャ駅に寄ってから、チャマルティン駅に戻ってくる。空港へ向かうにはちょうど良い時間になっていた。地下鉄を乗り継いで空港に到着すれば、いよいよ今回の旅も終わりである。ここにはJALのカウンターがあって、単なるコードシェアの飛行機ではない事が実感できる。日本人の受付で、さらに日本語の新聞がもらえた。

残念ながら、今回は闘牛を見ることができなかった。野球のようにシーズンがあり、10月で終了するためである。ここまできて、サッカーのレアルマドリードも見ることができなかった。いろいろ課題を残した旅でもあったが、新しい発見も多く、非常に内容の濃い旅だった。帰りの飛行機は、無事に予定通り飛び、アムステルダム経由で無事帰国した。


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