'95夏 今年の夏は八重山へ その9 - 黒島

8月4日(金)
波照間島10:40 安栄観光 11:30石垣島離島桟橋12:00 しんえい観光 12:25黒島
黒島(東筋、仲本海岸シュノーケル)
民宿くろしま

波照間島最南端到達証明書

当初の予定では、これから宮古島へ飛行機で飛び、宮古島で1日半時間を十分取って帰るはずであったが、八重山がすっかり気に入ってしまったので、急遽飛行機を変更して八重山のどこかの島を回ることにした。いろいろな人に聞くと、黒島の仲本海岸は熱帯魚がたくさんいて、シュノーケリングだけでもかなり良く見えるという。他に、日本の道100選に選ばれた道もあることから、今日は黒島へ行くことにした。

朝の船で一度石垣島へ。黒島行きの船の切符を買いに「しんえい観光」の切符売り場に行くと、波照間島最南端到達証明書をこんなところで販売していた。ちゃんと行ってきた後だったので、昨日の日付にしてもらって購入した。黒島行きの船は漁船のような小さな船。しかも乗客は自分だけ。ほとんどの人は朝夕だけで、こんな昼間に乗る人はほとんどいないのだろう。

黒島は、波照間島よりもさらに小さい周囲12Kmの島。島の大部分は放牧地になっており、人口600人に対して牛が1000頭もいる牛優先の島。道の両側には放牧地が広がり柵が作ってあるが、どちらが柵の中なのかわからなくなってしまうところである。

日本の道100選

黒島に到着すると、早速自転車を借りて島一周へ。自転車で回れば島一周は1時間ほど。だが、のんびりゆっくり自転車をこいで、途中雨も降ったりして雨宿りしていたので、2時間ほどかかってしまった。日本の道100選に選ばれた道は、みごとに風景にとけ込んだすばらしい風景であった。もうこれは道ではないかもしれない。

自転車を返して、シュノーケルのセットを借りていざ仲本海岸へ。海岸近くの珊瑚礁の浅瀬をリーフと呼ぶが、そのリーフがとにかく広くて半端でない。引き潮になりかけだったので、水深50cm程度の海がどこまでも続いており、熱帯魚の泳いでいる数もとにかく多い。西表島の星砂の浜よりも断然多かった。リーフを出なければどこでも背が届く深さなので、泳げなくてもシュノーケリング初心者でも安心して楽しめるところである。なかなか訪れにくい島ではあるが、熱帯魚を見に行くだけに1日取ってもいいのではなかろうか。もちろん、無料のシャワーがあるので、日帰りでも十分楽しめる島である。


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西表島
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石垣島