'95夏 今年の夏は八重山へ その7 - 石垣島

8月2日(水)
与那国空港11:50 JTA862 12:30石垣空港
石垣島(観光農園, バンナ展望台, 竜宮城鍾乳洞)
八洲旅館YH

朝起きると天気がぼちぼち良くなってきていた。もしや台湾が望めるのではないかと思い高台にあがってみるが、あまりよく見えず。快晴でなければ見えないのか。飛行機の出発時刻は11時50分なので、宿で11時までごろごろして、宿の車で空港まで送ってもらう。(ごろごろが多すぎる(^^;) )

日本最西端証明書

空港についてはたと気がついた。町役場が発行している日本最西端証明書を買うのを忘れていた。街の何軒かのおみやげ屋で購入できるのだが、昨日はすっかり忘れていた。しかし、ちょうど観光週間で観光協会の人が空港にいたので聞いてみたところ、後日郵送してくれるという。これで何とか証明書を手に入れることができた。おみやげ屋で蛾のTシャツや、名産のかまぼこやクバ餅、泡盛を買い込む。どれもここにしかない名産ばかりだが、特に与那国の泡盛は花酒と呼ばれ、アルコール60度というとんでもないお酒。日本ではここ与那国でしか販売が認められておらず、酒税法上も原料用アルコールとなる。このお酒は一度体験してみる価値あり。

飛行機へ搭乗し、離陸する頃にはすっかり天候も良くなって、やっと飛行機の中から台湾を確認することができた。飛行機からは与那国島全体が見渡せ、八重山諸島の各島々を眺めながら12時半到着。これから石垣島第二回目レンタカー開始である。5時間くらい車を借りるので、6時間3800円の車にチャレンジするが、残念ながら出はらっていて、4500円の車になった。それでもやはり安い。

まずはお昼を食べに農園へ!?石垣市街地から車で10分ほどのところにある、パラビドー観光農園の500円パイナップルの食べ放題が目当てである。甘くて甘くて仕方のないパイナップルが次々に運ばれてきて、結局おなか一杯よりも甘さで食べられなくなってしまった。食べられたのはパイナップル丸2つ分。

バンナ展望台

次に、八重山の各島が望めるバンナ展望台へ。やっと日差しがさんさんと降り注ぐ南の太陽になり、波照間島まで良く見える。ここも車でしか行けないので、石垣島でレンタカーは必須である。しばし眺望を楽しんだ後、すぐ近くにある竜宮城鍾乳洞へ。ちょうど出口付近が工事中とかで、鍾乳洞内を往復することができた。車でしか行けないため訪れる人は少ないようだが、鍾乳洞としては日本3大鍾乳洞に負けず劣らずの迫力ある鍾乳洞であった。人が一人もいないというのも鍾乳洞の雰囲気を出すには良いのかも?

川平まで行こうかと考えたが、時間もなくなってきたので、町中の具志堅用高記念館へ。具志堅用高はボクシングチャンピオンぐらいにしか知らなかったが、石垣市の出身で、チャンピオンを13回も防衛し、そのほとんどがKOだったとは初めて知った。ついついビデオに見入ってしまい、結局1フロアしかないところで30分くらいいてしまった。

今日のお宿は、八重山諸島のYHを泊まり歩いている人なら誰でも一度は訪れる八洲YH。前日までは毎日10人くらい泊まっていたのに、今日で飛行機の早割が終わるせいか、自分も含めてたった3人であった。


| 戻る |

【目次】
石垣島
西表島
西表島
西表島
竹富島
与那国島
石垣島
波照間島
黒島
石垣島