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1月5日(土)
Fairbanks11:04 AS082 12:05Anchorage
アンカレッジ市内観光

ついに最終日。ほとんど日本語だけで良いし、連日すっかりくつろいだ状態で、アメリカにいることをすっかり忘れていた。それほどフェアバンクスは日本人やフレンドリーな人が多いし、治安もすばらしく良かった。

朝10時前には出発し、タクシーで空港へ。この空港では全員靴をX線に通していた。今日はこれからアンカレッジへ向かい、少し市内をぶらぶらした後、夜中の大韓航空で帰途につく予定である。これから乗る飛行機は、アンカレッジ経由シアトル行きで、日本人もちらほら見うけられた。アンカレッジに着いたら、まずは荷物を荷物預かりに預けようとしたが、まったくみつからない。インフォメーションにも誰もいない。困った挙げくに国際空港の方へシャトルバスで行ってみるが、やはりこちらには無かった。国内空港に戻ってくると、エスカレーターを降りたところにこぢんまりとあった。行ったりきたり、無意味な時間を過ごしてしまった。

アンカレッジ駅タクシーでまずはダウンタウンにあるアラスカ鉄道の駅へ向かう。今日の列車はすでに出てしまっているが、アラスカ鉄道のポスター販売ということで、今の時間でも開いていた。中心街からすこし低いところに位置し、階段を上っていくと駅構内の全体が見渡せる。ダウンタウンに何があるかといっても、特に何があるわけではなく、公園や鯨の碑など見て回るが、とにかく町が狭い。碁盤の目にきれいに区画された町で、一つのブロックが歩いて1分もかからない。なので、すぐに行きすぎてしまっていた。フェアバンクスよりは高層ビルが建っているが、やはり空き地も多く、いまいちダウンタウンの活気がない。

町中の一応の見所であるエキシビションシアターに行ってみるが、地震のシアターは1963年にあった大地震の記録などについての映画をみるだけ。地震の発生にあわせて椅子ががたがた動くのであるが、あまり面白みはない。冬季のためかがらがらで、ほとんど劇場独占状態であった。次にメインの方のシアターへ。アラスカの大自然をテーマにした映画で、半円系のスクリーンに映しだされる映像は、実際に飛行機に乗っているかのような状態になる。乗り物酔いする人はやめた方がよいだろう。それほど迫力があった。

旧連邦政府ビル両方の映画を見てから、お土産屋さんをぶらぶら回る。あちらにもこちらにも、日本人が店番をしており、ある店ではアメリカ人相手に日本語で接客していた。それはさすがにやりすぎだろう。旦那の仕事の関係でこちらに住んで、アルバイトで日本語がわかる人ということでやっているのかもしれない。もう一件、あとから知ったのであるが、魚関係のお土産で宣伝されていたお土産屋に寄ってみると、なんとベテルスで出会った常連の方が昨日訪れていたらしい。またしても不思議なめぐりあわせにびっくり。今年は数週間前には、アンカレッジも非常に寒くなり、そこらへんで赤いオーロラが目撃されたと言う。年末年始に出てくれれば良かったのに。

夕食は、そのお土産屋で教えてもらったブリュワーハウスという地ビールのお店へ。土曜日の夜ということもあってか店は大混雑。普通の席は満席で、カウンター席なら自由に座って良いらしい。しかし、わからないので連れていってもらった。まったく忙しいのにも〜、という感じだったが、やっぱりアラスカの人は親切だ。地ビールの試し飲みというのもあり、五種類が少量ずつ飲める。どれも地ビールっぽかったが、完全にボイルしたOATMEAL STOUTという黒ビールはすさまじい味がして、ここまでしたものは初めて飲んだ。メインディッシュにはシーフードの盛りあわせで、キングクラブ(タラバガニ)からミール貝、サーモン、ハリバット、最後にアラスカらしく様々なシーフードでなかなか良かった。

流しのタクシーがすぐにつかまったので、空港に早くも戻ってきた。まだ20時過ぎたところである。お土産屋を見て回ったり、シャトルバスで国際空港へ移動したりするが、3時45分発の飛行機まで、すさまじく時間があり、暇で暇で仕方がない。国際空港のターミナルは、ぜんぜん客がいないかと思いきや、デルタ航空がこちらのターミナルを利用しているため、結構な混雑ぶりであった。このターミナルが少し離れている状況も、空港は改築工事中なので、近々変わるかもしれない。

0時を過ぎてやっと搭乗手続きが開始された。チケットを受け取れば今回は普通の簡単なX線チェックを通って中に入る。この時間でも免税店は開いており、昔日本からヨーロッパへの経由地として利用されたためか、巨大な免税店にびっくりした。カナダのお土産まで置いてある。今では対象は日本人ではなく韓国人であるのか、韓国人の店員が多く配置されていた。

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