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1月3日(木)
Bettles11:00 BettlesAir 12:00Fairbanks
スキーランドオーロラツアー(21:30〜3:00)

本日深夜のオーロラ予報 MODERATE AURORAL ACTIVITY (Level2/Max10)
太陽活動は落ち着きました。いくらかのオーロラが見られるでしょう。

10時に食事をして、11時にはいよいよベテルスを後にする。もう1泊宿泊して、様子を見ようと思ったのであるが、ベテルスは宿泊客が少ないので気楽に延泊はできるものの、フェアバンクスに取ってある今日の宿がすでにキャンセル料として一泊分必要という。やむなく、フェアバンクスに戻ることにした。ベテルスは宿泊代が高いなと思ったが、三食付きだし、毎日ツアーに参加して$65ずつ払うことを考えれば、この値段でも安いくらいかもしれない。しかも、アットホームな宿で日本人が多いくらいなので、海外旅行中とは思えないくらい、なんだか本当にくつろいでしまった。今回は、村内観光をしなかったので、次回訪れて是非ぶらぶら巡ってみたいものだ。

北極圏到達証明書最後に北極圏到達証明書をもらって、ベテルスを後にする。この証明書をもらうためだけに、日帰りでくる人たちがいるらしい。今日も日帰り客が来ていた。空はどんよりしているが、飛行機はあっという間に雲の上に出てしまう。上にも下にも雲がある状態で、これでは今日もオーロラは無理のようだ。フェアバンクスもやはり雲の中で、粉雪がちらつく悪天候。車で今日泊まるリバーズエッジまで送ってもらう。まさに名の通り、チナ川のほとりにたくさんのコテージが建っている宿で、カラオケボックスのようなそれぞれの部屋からは、オーロラが見られるということで、最後にツアーに参加しないでもオーロラが見られる宿を取っておいたのだった。しかし、現在1勝4敗というさんさんたる成績の状態では、やはりツアーに参加するほかあるまい。料金は$89と書かれてあったが、地球の歩き方で1割引になり$79になった。

前回とは別のツアーに参加しようとするも、今日はチナ温泉へ行くので、$100のところ$65でチナまで連れていくよと言われる。しかし、チナは行ったばかりだし、山の上へ行くのにまたお金を払わなければならない。結局明日参加することにして、最初の日に使ったツアーで、またスキーランドへ行くことにした。

ここのリバーズエッジにも日本人が働いていて、昨日電話したときも日本語で大丈夫ですよといわれてびっくりした。アラスカにきてまで、こんなに日本語だけで済むとは、思いもよらなかった。フェアバンクスに住んでいる日本人はそんなに多いわけではないので、誰さんはどうしてる、とかみんなよく知っている。ここの方はなんと出身が横浜の自宅の近くで、たびたびびっくり。

リバーズエッジ日本語が話せてうれしいです、とばかりに1時間以上もおしゃべりをしてしまい、結局近くのスーパーへ買い物に出かけた時には、もう夕方になっていた。フレッド・メイヤーというショッピングセンターは徒歩15分と近く、食料品から衣類から、なんでもそろうスーパーで、お土産まで買えてすごく便利。ダウンタウンに泊まるより、郊外の方が便利かもしれない。

買い物をした後は、店先でちょっと待っていたら捕まえられたタクシーに乗って、アラスカ料理の有名な店ポンプハウスへ行く。17時を過ぎたところで、まだ時間的に早いこともあり、店内はお客がだれもいない。が、お昼を食べていないので、このくらいの時間でも十分である。アラスカ料理といえば、シーフードかトナカイ(レインディア)の肉ということで、トナカイのステーキを頼んでみる。柔らかくてレバーのような感じの肉だった。ちょっと臭みがあるのは、やはりこういう肉ではしかたがないところか。

帰りのタクシーは、大回りしたから$13のところ$10で良いよと、なかなかアメリカでは考えられないような親切ぶりだった。やはり、アラスカはどうもアメリカ本土とは意識が違うようだ。少し部屋でのんびりしたら、今日も夜のツアーへと参加する。ダウンタウンで人を拾っていきますということであったので、もしやと思ったらやはり初日にいっしょに参加した人だった。もう1人はアンカレッジの空港で大韓航空から一緒にアラスカ航空に乗り継いだ人だった。さすがにこんなに小さな街で、ツアーも限られている中では、北海道のユースホステルを巡っているとき以上に、何度も同じ人に出会ってしまう。

オーロラ今日のスキーランドは人が少なく、20人もいないくらいだった。前回の50人くらいいる状況に比べれば、かなり空いている。外は相変わらずの曇り空で、終いには雪もちらつく状態で、雑談タイムとなっていた。たまに外に出ていたら、上空にちょっとだけ星が見えた。北の空にはなにやら一筋の雲がはっきり見えてきた。もしやこれはオーロラか?と思って見ていると、みるみる発達した。やはりオーロラだった。しかし、薄い雲の上で発生したようで、はっきりと見ることはできない。ぼんやりと緑色の光が波打つのが確認できただけだった。先日のはっきりとしたオーロラを見た後では、ちょっとオーロラを見たとは言いがたい状態ではあったが、まったく見られないよりはまだ良かった方だったかもしれない。

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