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4月28日(土)
東京(成田)12:00 JL6 NewYork(John F Kennedy)
ニューヨーク市内観光

今回は昨年から走り始めたアメリカの高速列車アセラに乗車することを目的に、アメリカ東海岸の旅行を計画。ニューヨークを中心にカナダにまで足を延ばす予定とした。今日のフライトは12時ちょうど発のJALニューヨーク直行便。8時すぎに家を出ればよいため、いつもとは違って気合いを入れて早朝に起きなくて良い分、旅行に出かけるという気合いが入らない。それでも成田線を乗り継ぎ成田空港へ向かう。成田空港はGWの大混雑に突入していたが、思ったほど長蛇の列になっていなくて、30分ほどで出国手続きは完了した。手続きに1時間以上は確実にかかっていた数年前からすれば、混雑度ははるかに減っているように思われた。

飛行機は定刻に飛び立ち、ニューヨークJFK国際空港まで12時間15分。最大搭乗時間シンガポール−パリ間の13時間という記録があるが、それにつぐ長距離路線。現地は地球の裏側で13時間の時差がある。時計を-13時間すると、現在の時刻は昨日の夜中の23時となる。国際線に乗るときは、必ず飛行機に乗った時点で現地時刻にあわせ、それに従い睡眠をとるようにする。

特に、西(ヨーロッパ)へ向かうときはなるべく寝ないように、東(アメリカ)へ向かうときはすぐさま寝るようにすると、時差ぼけで苦労することが少ない。そのため今回も、機内昼食を食べた後一眠り。現地時刻6時くらいに小さなパンの軽食があり、到着2時間前に機内朝食となる。パーソナルテレビがあるといっても、いつ始まるかわからない映画につまらないゲーム。この長時間のフライトは飽き飽きしていた。

エンパイアステートビル飛行機は30分ほど遅れてJFKに到着。日本出発時刻とほぼ変わらす、フライト時間がまるまる得した気分。(当然帰りに一日損する)12時過ぎには空港を出るが、ダウンタウンまで向かうバスの乗り場がわからない。やっと見つけだしてもいつ来るのかわからない。市内バスは次から次から来るので、いっそそれに乗ってしまおうかと考えたが、20分ほど待ってやっとエアポートバスが到着。$13(1,600円)とは日本以上の物価高。マンハッタンの高層ビル街が見えてくると、ついにニューヨークへきたのかと感慨にふける。13時を過ぎたところで、PA(Port Authority)バスターミナルに到着した。

ホテルはここから歩いてすぐのところに取ってあるが、チェックイン時刻までまだ時間がある。そのため、コインロッカーに荷物を入れておこうと考えたのだがどこにも見あたらず。バスターミナルといっても、巨大なデパートのようなものだ。歩いて10分ほどのアムトラックのペンシルベニア駅でロッカーを探したが、ここでも見あたらず。どうやらパリなどと同じく、ロッカーなどは危険なため置いていないようだ。アムトラックの荷物預けのバゲージ・クレームで預かってくれるようだが、預ける荷物が一つにまとまっていないので、ちょっと観光した後にホテルへチェックインすることにして、まずは近くのエンパイアステートビルへ登ることにする。

エンパイアステートビルからの眺めニューヨークといえば自由の女神とこのエンパイアステートビル。長年世界一の高さを誇ってきたビルで、現在は世界一ではないものの、ニューヨークでは一番の高さである。今日は土曜日ということも手伝って、階下の切符売り場は大混雑。30分くらい待って、やっとエレベータに乗ることができた。X線チェックを通った後、80階まで一気にエレベーターで登る。

ここでも十分高いが、また長蛇の列に並んだ後、さらにエレベーターを乗り換えて、86階の展望台へと到着した。日本でなら必ずガラス越しになりそうなところで、柵だけの風が吹き抜ける展望台。東西南北見渡すことができ、小さな島に浮かぶ自由の女神も小さく見ることができた。

エレベーターを降りると、長時間待ったせいで、ホテルのチェックインには良い時間。しかし、ホテルへ向かう途中にアムトラックのペンシルベニア駅とは別の、映画でもよく使われたグランド・セントラル駅が近くにある。それならばとそちらへ向かう。確かにすばらしい駅で、今日もちょうどなにかの撮影をやっていた。誰がきていたのか、名前を聞いただけではわからなかった。

タイムズスクウェア寄り道をしながらホテルへ向かうことにする。セント・パトリック教会を通り、ロックフェラーセンターへと向かう。クリスマスツリーを飾る場所として名高い場所であるが、この時期は何もない。それでも観光客はたくさん訪れていた。時刻はすでに17時になっていて、このままホテルへ向かうつもりであったが、国連本部のツアーに参加できないがとりあえず外見だけでもみてこようと、ホテルとは逆方向の国連本部へ向かい、ホテルに到着したのは18時をちょっとすぎたところであった。結局、荷物を持ったまま半日歩き通してしまった。

ここで友人と現地集合を果たす。アメリカらしい食事は特にないので、今日の夕食はイタリアン。そういえば歩くのに一生懸命でお昼は屋台で食べたプリッツェル(パンを堅く焼いた物。プリッツの巨大版)だけだった。今日のホテルは日本ですでに予約してあったところ。ダウンタウンのど真ん中とあって、一泊一万円もする上、共同バス、トイレでベッドはYH以下。ベッドメーキングも自分でやるとなればチップを置く必要もないが、ニューヨークのダウンタウンでは、一万円払ってもこのレベルが当然のようである。いかに物価が高いかがわかる。ニューヨークは、近年犯罪撲滅活動を真剣に行っているためか、とてつもなく治安が悪いという感じもないが、ゴミが散らかっていたり、人が多くて歩きが速く、注意が必要である事には代わりはない。

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