前日8/8は、台風9号の強風域に入りながら、那覇便は飛んでいた。たまに羽田に引き返していた便もあり、今日ちゃんとたどり着けるかは宝くじ状態だ。羽田空港に到着すると、予想通り条件付きフライトになっていて、那覇空港に着陸できない場合は、引き返すとのこと。その際、燃料補給に鹿児島空港に寄るそうだ。それなら、鹿児島で降ろしてくれてもよさそうなものだが、荷物の取り出しなど面倒くさいのだろう。なんにしても、たどり着くことを祈る。
夏休み一日前だというのに羽田空港は大混雑。ANAは荷物預けも機械受付で、乗り継ぎの石垣便も登録しようとしたが、ダメだった。昔は、グループが別でも荷物を通しで預かってくれたと思うのだが、今ではシステマチックにできなくなっているようだ。どちらにせよ、どれもこれも怪しいフライトなので、荷物は一度引き取った方が良い。

朝食はコンビニで買ってきたおにぎり。ANAだとラウンジを使えないのが痛いが、おにぎりを食べるくらいならどこでも良い。飛行機は予定通りに出発した。離陸してしまえば、台風がどうだろうと関係ない。那覇空港が近くなるとドキドキしながら着陸を待つ。雨が降っているようだが、風は強くなさそうだ。これならいけるかな、と思っていたら、特に旋回などすることもなく、あっさり那覇空港に到着した。着陸すると同時に拍手が起こった。昔、ロシアのアエロフロート航空で着陸のたびに拍手という状況があったが、今回はかなり到着が怪しかったので、皆安堵といったところだろう。

那覇空港に到着し、とりあえず荷物を引き取る。JALだとグローバル会員で早々荷物が出てくる恩恵にあずかっていたが、今回はそれもなく、時間をかけて荷物が出てきた。元々の飛行機だったら、急いで乗り継がないといけない時間だったが、振り替え便までは十分時間があるので、まずは沖縄そばの昼食を食べて腹ごしらえをする。昼食には早い時間だったので、行列もなく、すぐに食べることができた。
JALのチェックインカウンターに向かうと、なんだかすごい状況で、列がとぐろを巻いている。昨日の飛行機が飛ばなかった分の振り替えキャンセル待ちに並んでいるようで、これだといつになったらチェックインできるのかわからない。しかし、グローバル会員のカウンターには全く列が無い。搭乗予定の三時間前だが、荷物を預けて、あっさりチェックインすることができた。そして、ラウンジも使うことができたので、出発までゆっくり待つことにする。
今日のANAの石垣便は、全便欠航が決定していたが、JTAは15時以降運行することになっている。さすが沖縄地元の航空会社なのか、ANAとの安全基準が違うのだろうか、わからないが今のところ飛行機は飛びそうである。当然のごとく条件付きフライトで、那覇に引き返すかもしれないようだが、那覇空港も着陸できない場合、どこに降り立つことになるのだろうか。徐々に風の影響が少なくなる中、今日は石垣島に行くだけだから、もう一本あとにすれば良かったと思ったが、仕方がない。
今日のホテル予約は、未だに那覇泊まりのまま。石垣島に着陸できず、那覇に戻ってくることを考えるとこのままキープしておきたいところだが、東横インの予約は同じ日に二か所予約することはできない。昨日の石垣島のホテルは、高級ホテルしか空いていない状況だったが、ここにきて東横インも空いている。それなら、もう石垣島に到着するつもりで、東横インの予約を切り替える。二連泊で確保するのではなく、変更もできるように一泊ずつ予約を入れる。いつもは即時カード払いだが、キャンセルもありうるので、現地払いにする。

さて、どきどきの石垣行きの飛行機は、やや空きがあるような状態で、那覇空港は問題なく離陸した。雲で景色は全く見えない。一時間フライトして、何もアナウンス無いまま、何もないかの如く石垣空港に到着した。やれやれ、紆余曲折いろいろあったが、なんとか石垣空港までたどり着けた。もわっと暑さが感じられるが、東京も暑かったから沖縄感はない。

石垣空港が新しくなってから降り立つのは初めてである。ローカル色満載の小さな空港は無くなり、町中から車で30分も離れた場所に新空港が建設された。旧空港はパイロットにとって日本一難しい空港と呼ばれ、B737の小型機でもテクニックが要求されたが、新空港は滑走路も長くなり、大型航空機も来れるようになった。そのためか、観光客の質も変わってしまったようだ。
連絡バスに乗り込み、離島ターミナルへ。飛行機は100人くらいは乗れるはずだが、バスに乗る人は少なく、皆迎えに来たりレンタカーだったりするのだろうか。台風の影響か、さとうきびが軒並み横倒しになっており、台風が直撃した威力を感じざるを得ない。

30分くらいバスに乗って、離島ターミナルに到着した。一応船の状況を確認してみると、今日は全便欠航。竹富島さえ欠航になっているのだから、相当大変な状況である。それでもチケット売り場は開いている不思議。明日の運行見込みを聞いてみると、午前中は欠航が確定、午後はたぶん運行できると思うが、波照間便はわからないとの話。となると、明日は石垣島から動けないし、海のレジャーはほとんど無理。ということで、明日はレンタカーで島一周観光することにした。
東横インは、離島ターミナルから歩いて15分。遠くにビルが見えるのだが、かなり遠い。暑い中荷物を引きずっていくのが大変だった。ホテルの予約は、現在コマ切れで6連泊の状態になっているが、今日一日だけでチェックインした。翌日はレンタカー確定だが、その後は決まっていない。明日のレンタカーを予約するのに、東横イン割引を利用すると、一日借りてなんと3,300円。いくら物価が安いと言ったって、これは安すぎでしょ。提携レンタカー会社はオリックスだったが、昔借りた石垣島レンタカーなみの料金。
その後は、明後日以降の予定を考える。明日夕方、波照間島行きの船が出るようなら、当初の予約で空いたままになっているはずだから、一泊だけ行くのもあり得るが、明日午前中の船の運航状況を見ると厳しい状況と言える。波照間島だけは外海に出るので波が高く、欠航率が高いのだ。
ダメもとで波照間島の明後日以降の宿の空き状況を電話で聞いてみると、なんと明後日から二泊空いているそうだ。明日は船が厳しそうだが、明後日ならなんとかなると思うので、早速予約を入れる。と同時に、東横インの予約を変更する。随分前から予約を入れていた4連泊を、後半二連泊に変更し、波照間島分の二泊分を新たに予約を入れる。船の状況によっては、東横インに戻れるようにする対策。
となると、8/12に入れているシュノーケルのツアーが参加できなくなってしまう。再度離島ターミナルの安栄観光に行って、予約を8/14に変更できないか聞いて見ると、問題ないとの話。事前に予約を入れておくと、こうやっていろいろと面倒くさい。

夕食は街中に出かける。離島ターミナル近くが中心街で、すっかり様変わりしていた。昔は19時を過ぎたら、食事ができるところなんて限られていたのに、今では観光客目当ての居酒屋が乱立。古き良き島の風景は存在せず、ここは新橋の赤提灯街ですと言っても違和感がないかもしれない。この変わりように、がっかり感の方が強かった。

そんな中、るるぶに載っていた海人居酒屋 源に行ってみた。刺身はこんな状況なので、在庫のみと言った感じだが、東京で食べるよりも断然おいしい。沖縄らしい料理をいろいろ頼み、とりあえず沖縄に来たな、という感じになれた。
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