摩周湖YHに泊まったら定番となった早朝散歩へ。冬の早朝散歩は、一昨年は寒さでさんざんな目にあっていたが、今日はレンタカーがあるので車で摩周湖まで車で行ってしまう。しかしどうも天気が悪そう。周りが明るくなるとそれもはっきりしてきて、結局摩周湖はもやもやしていて日の出はおがめず。残念。

YHに戻ってくると、朝食を食べ、早々に出発する。特に行くべき目的もないので、美幌峠まで行くことにした。美幌峠まではそんなに遠くないし、峠のところだけ気をつければ問題ない。峠にさしかかるところでは、日陰に雪が残っていたが、注意深く進んで美幌峠に到着。もう何度目か数えるのもできないくらい訪れたところだが、素晴らしい景色はかわらない。あまりの強風で寒くて仕方がないので、お土産屋にさっさと避難。お土産をいくらか購入して、峠を下る。

すると、なんということか数日ぶりの雪が降ってきた。峠を下りきった頃にはどんどん雪が降ってくる。屈斜路湖、硫黄山と経由して摩周第三展望台に到着した時には、雪が降りしきり、摩周湖はもやの中。通常冬季は摩周第三展望台まで車で来ることができないので、せっかくこれたというのに、なんとももったいないことをしたものだ。当然、摩周第一展望台ももやのなかであった。

摩周から釧路への帰り道は、鶴を見るため鶴見台へ。その前に、鶴居村の中心街に温泉があるので寄ってくる。グリーンパークと呼ばれる新しい造りの鶴居温泉で、まぁ趣はないけれど、外の寒さからすれば暖まって大満足。のんびりしたら、鶴見台で鶴を見る。今日の鶴はなんだかサービス精神旺盛で、交際の鶴ダンスをやっていたり、雛を携えて飛んでいたり、丹頂鶴の美しさにしばし見とれてしまう。いつもは餌を食べているだけだったり、フラミンゴみたいに一本足で寝ていたりといったところなのだけれど。

あとはのんびり帰るだけ。正月休業中の釧路湿原展望台にもちらりと寄ったが、釧路までまっしぐら。釧路到着は早めの16時に到着した。今日から和商市場が開いているはずなので行ってみると、和商市場は16時までということで、残念ながらいくら丼は食べられず。明日もこれるので、明日の楽しみとして、今日の宿まきばYHへと向かった。