12月31日(水)
富良野
新得
スーパーおおぞら1号
池田
釧路
東根室
根室トモシリYH
宿を朝早くに抜け出し、7時過ぎの列車で根室を目指す。この富良野駅も、いつの間にか昼間しか駅員がいない駅となっており、JR北海道の人減らしもかなりのところまできているなと思った。
さて、2年前の大晦日も、同じ時刻の同じ列車に乗って根室を目指したのであるが、2年前に比べてかなり早く到着できるようになった。そのわけは、石勝線と新得−釧路間の線路の高速化工事にあった。以前は、日本一駅間距離の長い落合−新得間を普通列車は50分もかけて走っていたが、今年はなんと30分。今までとはうってかわった速いスピードで、狩勝峠を下ってゆく。2年前は途中の信号所でおおぞら1号に抜かれて歯がゆい思いをしていたが、今年は新得駅でスーパーおおぞら1号を待ちかまえられるようになっていた。
そして、新得駅でスーパーおおぞらに乗り継ぐ。札幌−釧路間を今までより1時間速い3時間40分という高速化を実現した振り子式車両である。登場以来、指定券が取れない状況が続いているため、北海道では近年にない長編成の9両であるにもかかわらず指定席車が7両半もある。
そのため、自由席は大混雑。帯広、池田でもぜんぜん客が減らないので、自分が池田で降りてしまった。ここから快速列車に乗り換えれば、十分座っていけるだろうとの読み。普通列車は読み通りがらがらで、ボックス席を占領して釧路までのんびり旅を楽しんでいった。
さて、釧路へきたら行かなければならないところがある。毎度おなじみ和商市場田村商店である。年末のかきいれ時でもあり、かなり忙しそうであったので、雑談もほどほどにご飯を買っていくら・タラコ丼を作ってもらう。ごはん+いくら・タラコで1000円。変わらぬうまさで大満足。
しばし休憩室で待ったのち、花咲線で東根室へ。釧路から根室まで普通列車しか走っておらず、2時間もかかる。東根室に到着した頃にはすっかり夜となっていた。今日の宿はこちらも何度も泊まったことのある根室YH。今年は人数が多いため、ゲストハウスケルンではなくいつものトモシリYHであった。正月には毎年現れるおなじみのメンバーもたくさんいて、10時頃から忘年会、年越しイベントと、盛り上がりの中1997年も暮れていった。
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