'19GW 中国・上海への旅 その1 - 出発準備編

世間では暦上も10連休ということで、一月に旅行会社へ遠出のツアーの空きを確認しにいったら、今頃来てもね、と鼻で笑われ、全く予約が入らない状態。普段なら、GWのツアーは一月末頃に出てくるものなのに、今年は異常だ。仕方がないので、近場で個人旅行で行けそうなところを探すのだが、近場の航空券も同じような状態で、取れたとしても全然安くない。が、相変わらず上海だけはいつでも空いている。マイルでも行ける状態で、それなら今回の目的地は上海にすることにしよう。昨年ベトナムと同じく、15年ぶりの上海になる。

大阪出発で羽田帰りが取れそうだと思って翌日予約を入れようとしたら、往路の交換マイル数が増えていた。昔はマイルで交換できる席数が決まっていてマイル数も固定だったが、昨年から特典航空券PLUSと言って、ダイナミックにマイル数が変わる仕組みを取り入れたようで、残り席数によって交換マイル数も上がっていくようだ。通常片道10,000マイルで行けるのに、それ以上になるのは何かもったいない。

となるとLCCを見てみるわけだが、ピーチは比較的空きが多いのが特徴で、2万円そこそこで大阪から行けるではないか。なお、荷物預けや席の事前指定ができるバリューピーチと空港使用料を足すと1万円くらいプラスになる。2019年1月から、日本の出国税千円がかかるようにもなっている。

深夜に到着するのがよろしくないが、値段を考えると致し方ない。夜中のタクシーで一時間3千円かけて街中まで行くことを考えると、到着日の夜は空港近くのホテルに一泊した方がよさそうだ。空港内にあるビジネスホテルは評判がよろしくないので、車で5分のエアポートホテルにしてみるが、これまた劇高。booking.comでキャンセル不可のプランを選んでやっと半額の16,000円。街中のホテルは、昔VIPも泊まった高級ホテルのジンジャンホテルを楽天で確保した。こんな高級ホテルでも16,000円で朝食付きで泊まれる。

大阪までは新幹線で行くことにして、GW初日だからえきねっとで事前予約。JRの指定席は一か月前から売り出し開始だが、えきねっとならさらに一週間前から予約オーダを入れられる。少し遅めの10時出発にしたので、楽勝でゲット。大阪の宿は前にも泊まった定宿のなんばの東横イン。

次に、個人旅行だから工程を決めないといけない。まずは上海から一日旅行として定番の蘇州に行くことにした。バスツアーで行くのが一般的ではあるが、バスで2時間のところ、中国の高速列車なら30分で到着する。当然、この列車にも乗りたいところなので、中国の列車予約ができるTrip.comで日本語で予約を行う。中国も同じく一か月前から予約開始だが、一週間以内に予約可否をメールで連絡してくれるとのこと。往路は翌日に予約OKの連絡がきたが、復路は連絡がこない。入れ忘れたのかと思ったが、ちゃんと入っている。

そして、一週間してから取れなかったとの連絡が。取れないならすぐに返信しろよって思うが、それが中国仕様。仕方がないので、残数チェックをしてみると、なんとびっくり上海駅に戻ってくる列車はことごとく満席だ。日本のGWではあるまいし、なんでこんなに混雑しているのかと思ったら、実は中国も(自己)5連休だった。他の列車で空きを探すと、上海駅は無くても、上海虹橋駅なら空いている。やや街中まで遠いが、地下鉄でつながっているので、別によかろう。

次に、現地ツアーにも参加したいところ。自力で行くと安上がりで好きなように回れて良いが、ガイドからの現地情報が得られないので、現地発着プランも組み合わせたいところ。JTBのツアーがジンジャンホテルの隣にあるオークラホテルから出発しているので便利で、半日周荘ツアーと、中国雑技団のツアーを予約する。中国雑技団は、一週間前くらいにならないと予約ができないようで、出発ぎりぎりに予約OKの連絡があった。

さらにさらに、ツアーでないなら、スマホを使えるようにしておきたいところ。中国のSIMが楽天で事前に入手でき、8日間2GBまでで千円程度。これなら買っておかない手は無い。ただ、中国は使えない端末も多いと聞くので、使えなくても仕方が無い、くらいでいかないと辛いところ。iPhoneは大丈夫と聞くのだが。また、中国では英語も通じないだろうと、半額セールで売っていたポケトークも準備。なんと、世界各国で2年間使い放題のSIM付きだ。(厳密には制限があるが、ポケトークで使っている分には十分)。

最近はおんぶにだっこのツアーが多かったので、今回は久しぶりにいろいろと準備に手間がかかった。しかし、それも費用が安いだけでなく、自由に回れるメリットの方が大きい。大阪でぶらぶらすることを考えて、大きな荷物は火曜日に関空へ送っておく。


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【目次】
出発準備編
大阪
大阪
上海
蘇州
周荘
上海
帰国