5月3日(木)
ホーチミンシティ市内観光
Bong Sen 2 (annex)

今日は一日延ばした分で、本当に市内をぶらぶらするだけののんびりした日程。午前中クチトンネルに行くか、アオザイ体験から選べるので、アオザイ体験の方にした。そうするとたいして時間が必要ないことから、集合時間はなんと10時。とすると、それまでに町中観光ができるというもの。朝食を食べると早速ぶらぶら市内観光に出かける。

ホテルを出たところすぐに市民劇場があり、人民委員会庁舎へも徒歩5分くらい。昔は、ホーチミンが子供を抱いた銅像だったが、今ではホーチミンが立っている銅像になっていた。

朝6時からやっているというベンタイン市場は、7時過ぎだとさすがに観光客も少なくがらがら。あまり声をかけられることもなく、雰囲気を楽しむこができた。ホーチミンシティは今回の旅では初日だから、あまり状況がわかっていなかったが、以前とはすっかり様変わりしていた、ぼったくりのひどさからドンコイ通りでは値札なしでは売れなくなっているようで、ぼったくりとの値切り合戦はここくらいしかできなくなっているようである。

一時間くらいで戻ってきて、それでもまだ8時過ぎ。ホテルで出発を待つ。広々した部屋なら良いのだが、ベッドしかないような狭い部屋だから、なんだかごろごろするのも時間をもてあます。

時間になるとガイドさんが迎えに来て、まずは衣装レンタルの店に連れて行かれる。レンタルできるのは服だけなので、サンダルとか小物類まで揃えたいなら、購入するようにとのこと。なかなかに良い商売になっている。写真撮影ができると言ってもプロのカメラマンがついてくるわけでもなく、自分のカメラでガイドさんが撮ってくれるだけ。ホーチミンシティらしいポイントの中央郵便局、サイゴン大教会、人民委員会庁舎、市民劇場と巡って写真を撮っていく。なんのことは無い、ほぼ市内観光と同じである。朝すでに見てきたところもあり、またかといった感じ。

一通り巡ったら、衣装はそのままで昼食へ。フランス料理風ベトナム料理とのころだが、これと言って特徴がない昼食。サイゴンビールだけでなく、輸入ビールがふんだんで、シンガポールのタイガービールを久しぶりに飲んだのが特徴といったところか。

昼食のあとは、るるぶにも載っているアイスの店ファニーへ行って、デザートとしてシクロアイスを食べる。シクロをイメージしたアイスで、おいしいかどうかよりも、見た目だけすごいと言ったところ。

そのあとは足つぼマッサージへ。これもコースについている。ここで衣装を着替えて、借りた服はガイドさんが店に返してくれるとのこと。マッサージは特に特徴無く、普通の足つぼマッサージだった。

結局、一日延ばしても自由時間が延びたわけでなく、時間つぶしにつきあわされる感じで、延泊した甲斐があまりなかった。16時頃ホテルに戻り、しばしの休憩。ホテルでごろごろしていてももったいないので、ドンコイ通りをサイゴン川まで歩いていって、お土産などを買ったりした。

夕食はツアー客御用達のベトナム風海鮮料理の店ソングー(SongNgu)へ。生演奏なども付いていたが、小汚い食堂で、200円くらいの現地の食事を食べたかったなぁとつくづく感じるのだった。

最後に、どうでもよさそうだが、ナイトマーケットにお連れします、ということになっているので、ベンタイン市場の周りに集まる屋台を見て回る。何か買うわけでもないので、もはやこれもこなすだけのイベントになっている。一通り見て回ったら、ホテルに戻る。

今日は最後に、歩いていける市民劇場と人民委員会庁舎のライトアップを見てから終了。なんともぐだぐだな一日だったなと思う。

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