'18GW ベトナムへの旅 その1 - 出発準備編

昨年に引き続き、今回も近場の東南アジアで、15年ぶりとなるベトナムとした。ベトナムと言ったら、日々のぼったくりとの戦いで、昭和30年代といったおもむきだった。おそらく、すっかり変わったベトナムを見に行くのと、前回行きそびれたホイアンに行ってみたいところ。ホイアンを訪れるツアーを探すところから始めたのだが、すでに予約に出遅れたため、JTBもHISもホイアンに行くツアーはなかった。見つけたのは、近畿日本ツーリスト。今まで一度も使ったことが無かったが、意外と家の近くに営業所があり、即申し込んだ。

Web上では7日間ツアーしか残りがなかったが、一日延ばして8日間コースの方が自由時間があって良い。営業所に行って確認したところ、飛行機が一日延ばせるようなので、8日間コースにもできるとのことだ。単純に一日フリーで延泊にしてくれるだけで良いのに、ガイド付きでいろいろ巡らされる上、食事まで付いているらしい。今時のツアーは、こんなものなのか。

ツアーの流れが、前回自分で作った北から南に進むようになっているのは、たまたま偶然ではないだろう。政治の町ハノイと商業の町ホーチミンシティどちらを先にして後にするかは、たぶん誰が考えてもハノイIN、ホーチミンシティOUTになる。誰が考えてもというのは、旅行に詳しい人なら、こういうプランになるということだ。

今ではビザも不要なので、これで出発準備は完了。あとは時間が無くて空港で両替が出来なかった事を想定し、一応5,000円分だけTravelexで変えておく。現在のレートは、1,000ドン=4.7円であるが、5.4円という相変わらずひどいレート。本来は100万ドンが4,700円で入手できるところだが、5,400円かかるということ。手数料15%かよ、と思うが仕方が無い。わかっていたことだ。

ちなみに、現地で両替すると、おおむね1万円が200万ドンになるので、わかりやすい。単位を千ドン(Kドン)にすると5倍なので、ドン表記から0を二つ取って半額にすると日本円になる。15年前は物価が1/5くらいかと思っていたが、今回は1/2が良いところ。円高が進んで、ドンの価値が2/3になっていることを考えると、現地の物価は2倍くらい上昇している計算だ。


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【目次】
出発準備編
出発
ハロン湾
ハノイ
ミーソン聖域・ホイアン
フエ
ホーチミンシティ
メコンクルーズ