'01夏 タイとマレーシアへの旅 その1 - 出発

8月4日(土)
東京(成田)18:30 JL707 22:45Bangkok(Dong Muang)

前回のニューヨーク行きのマイレージでかなり加算があり、35000マイルまで後わずか。35000マイルあれば、東南アジア方面へ無料で行くことができる。JALカードに入っているおかげで、カード利用料金がマイレージとして加算され、7月に入ってなんとか35000マイルを突破した。マイレージ利用の残席確認が、オンラインでできるようになっているので、確認してみたところ・・・深夜到着のためか、JALways機体利用のバンコクへ行く便が空いている。それなら夏休みはタイだ!と思ったが、帰りの空席が思うように行かない。それならば、マレーシアのクアラルンプールから帰ることにしよう。それなら、ほとんど空いている。

こうして、バンコクイン、クアラルンプールアウトの予定が確定した。初日の到着が深夜となるため、そこだけ事前にインターネットでホテルを確保。ニューヨークでは一万円を出してユースホステルのような状態だったが、タイは物価が非常に安いので、二千円そこそこで普通のホテルが確保できた。

成田発が18時30分。自宅を14時過ぎに出ればよく、当日朝に荷物を準備するとは初めての体験。成田空港でアメリカ出張から帰ってきた友人と少し会ってタイ情報を入手。最近の傾向として、事前に調査する時間がなく、今回もまったく下調べなし。出発まではかなり不安がたまるのであるが、今回は特に初めての国、治安があまりよくないとあって、一抹の不安がよぎる。しかし、一日ぶらぶらしていればそんな不安は、あっという間になくなってしまうのであるが。

飛行機は定刻に出発。バンコク到着は22:45(日本時間0:45)、タイ人乗組員を中心としたJALwaysのクルーで深夜のフライトとあって、空席が目立つ。自分の隣も空席であった。久々の6時間程度の我慢できるぎりぎりラインのフライトであると思っていたが、シンガポール航空ほどのサービスもなく、食事は一回のみで二回のドリンクサービスで時間をつないでいたが、どうも良くなかった。やはり、近距離路線にもパーソナルテレビが欲しいところである。バンコクのドン・ムアン国際空港には、ジェット気流が北にずれているせいか定刻より早く到着。海外にきて、バスで建物まで移動するのは初めてだった。外国でこれをやられるとやはり良い感じがしない。日本着便でよくバス利用をさせられるが、外国人にはサービスが悪いと受け取られてしまうだろう。

入国審査場は長蛇の列で1時間以上かかるという情報も何のその、10分程度で抜けられ、23時過ぎには空港を出る。エアポートシャトルバス乗り場へ行ってみるが、24時までと書いてある歩き方の情報は毎度の事ながらあてにならず、23時の最終便をもって終わっていた。仕方がないのでタクシーへ。数年前までは、バンコク市内までは言い値で400B(1,200円)程度だったのが、しっかりメーターを動かさなければならないシステムになっており、高速を使っても300B(900円)で済んだ。が、メータースタートが本来なら35Bなのに3回アップ後の41Bだったり、端数9Bをちゃっかりチップにとったり、最初からやりたい放題されてしまった。たかだか数十円と思ってしまうから、いけないのだろうけど。むちゃくちゃ飛ばすので、30分もかからずに0時前にはチェックインできた。今回は、バンコク中央駅であるファランポーン駅に近いホテルだけの4連泊である。久々に、ホテルマンのいるホテルで、ちょっとびっくり。

タイ王国

奇跡的に植民地支配から免れた、王様を中心とした国家。まだまだ貧しい国であるが、貧富の差が激しく、小金持ちの若者は日本人と大差ない生活をしている。日本の昭和30年代といった感じ。物価は1/5程度であるが、外国資本の物は1/2がいいところ。英語は観光地でもほとんど通じない。日本人と同じような顔立ちをしているが、面長なので日本人からすると美形が多いようにみえる。1B(バーツ)=約2.8円。ちなみに、5年後に仕事で訪れたときには、物価が1/3程度の物価高になっている。


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バンコク
バンコク
ペナン島
ペナン島
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