'99夏 八重山海三昧 その6 - 西表島

8月5日(木)
鳩間島(尾良浜)
鳩間島11:55 八重山観光フェリー 12:25西表島上原港
西表島(サンガラの滝)
みどり荘YH

尾良浜

今日は運行にアバウトな郵便船に頼らなくても、フェリーが運航する日。昨日と同じ快晴の天気で、間違いなく西表島へ戻れるであろう。フェリーの出航時間はお昼なので、朝食を食べたら暇である。町中をぶらぶらするといっても、5分もあれば一周できてしまう。島の案内図によると、一応尾良浜という海水浴場なるものがあるらしい。ということで、ちょっと足を延ばして海水浴場まで行くことにした。海水浴場といっても、相変わらず砂浜があるだけ。海のきれいさは、もちろん文句無し。西表島が遠方に見え、なかなか景色的にも良い場所である。

散歩から戻ってきて、お昼近くになったので港へ。人が集まり始めたら、フェリーが徐々に近づいてきた。ほとんどの人は船に乗るためではなく、荷物を受け取るために来ている。フォークリフトで荷物を積んだコンテナを一つおろすと、代わりに一昨日おいていったであろう、空のコンテナを船に積み込んだ。八重山の人にしては、なかなか合理的な方法を考えたものだ。船に乗った人は数名ほど。500円で20分の旅はあっという間に終了した。

YHに入るなり、昨日おっちゃんがきて怒ってたよ、と言われてしまった。YHに泊まっていると言っていたので、見に来たらしい。一足違いだったのは残念であった。お昼はYHの前の新八食堂で八重山そば。数年前にできた食堂であるが、今回初めて利用する。こぎれいな食堂で、ちょっと八重山っぽくなかったが、まずまずの味だった。

フェリーかりゆし

さて、午後は何をしようか。すっかり遊び疲れてYHでごろごろしていようかとも考えたが、やっぱりどこかに行かずに入られない。食堂で見た水陸両用車で行くヒナイサーラ&サンガラの滝というのに目がいった。ヒナイサーラの滝は、歩いていくことにこそ楽しみがあると思っているので、もちろん目指すはサンガラの滝である。むちゃくちゃマイナーな滝で、数年前まで地元のガイドブックにも載ったことのないくらいの滝である。

今年から、ダックラムサールランドなる西表島初のテーマパークが完成した。テーマパークといっても大したことはない。こんな物なくても、いたるところが自然のテーマパークなのであるが、西表島も観光客が多くなってきたという証なのだろう。これが出来たそもそもの目的は、数年前に作成した水陸両用車でヒナイサーラの滝を目指すといったツアーが、環境破壊と言われ数日で営業停止、使い道を考えたあげく、私有地内に池を作って、そこで水陸両用車を楽しもうという発想だったらしい。YHで自転車を借りて、ダック(皆ダックと略している)の入り口へ。交通が船浦港から歩いて25分としか書きようがない不便なところであるが、もちろん連絡をすれば船浦の近くの宿なら送迎してくれる。

サンガラの滝へ行きたいと告げると、船代とガイド代で4500円ですと言われる。ガイドなんていらないと言うと、営林署から言われており、道に迷ったりゴミを捨てたりする人がいるので、ガイドが必ずつかなければいけないという。それは困った。もともと時間つぶしで来ているのに、そこまでお金を出して行くほどのところなのだろうか。すると、船付き場で2時間くらい遊んでいる分には、何をしていてもかまわないし、ガイドも必要ないです、と言われた。つまり、滝へ行くならガイドをつけなければならないが、船付き場で遊んでいることにすれば、ガイドはいらないそうだ。

それならばと行くことに決定。乗客は自分一人である。まずは水陸両用車に乗せられる。かなり大きな車体で、本当に船にタイヤをつけただけといった感じ。少し陸路を走った後、池へ飛び込む。いわゆる遊園地で坂を下って池に飛び込むときのような物で、結構おもしろい。池に入ってしまえば普通の船で、スクリューでのんびり進んでゆく。陸に上がるところは、さほどおもしろくない。そして、100m先くらいの船付き場まで乗用車で向かう。歩いても全然問題のない距離だ。船に乗るのも、ものの5分くらい。カヌーをやっても全然おもしろくない距離であろう。

サンガラの滝

船を下りたら、川沿いに道が出来ているので、そのまま進むこと20分、サンガラの滝へ到着した。30分くらいでつくと言われていたし、大した距離ではなかった。見た感じはマリウドの滝と同じで、なかなかに見応えのある滝だ。ただ、どうしても行かなければならないというほどの滝ではない。暇な人だけ行きましょう。滝上にも簡単に行くことが出来て、しばらくくつろぐ。そういえば、今回の旅行では、海が多かったので、森林浴は久しぶりという感じ。海も山も楽しめるのが、西表島の良いところである。

のんびり滞在し、船付き場へ戻ってくると、時間通り船が迎えに来てくれた。ちょっとしたショートトリップであった。YHに戻ってくると、同じ部屋になにやら見かけた顔が。なんと去年も同じ時期に泊まっていた人が、今年も来ていたのだ。常連さんと会うのは当然としても、一見さんでまた会うというのは少ない。それだけ、誰もが八重山には何度も訪れてしまうのである。


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