'99夏 八重山海三昧 その1 - 竹富島

7月31日(土)
羽田空港6:30 JAL931 9:00那覇空港10:00 JTA607 11:00石垣空港 石垣島離島桟橋13:00 安栄観光 13:10竹富島
竹富島(コンドイビーチ海水浴)
竹富島17:15 安栄観光 17:25石垣島離島桟橋
民宿八重山荘

早くも夏休みに突入である。沖縄へ行くときの定番となっている始発電車で羽田空港へ向かう。始発電車で行っても、羽田空港に6時過ぎでないと到着できないため、浜松町駅で自動チェックイン機を通しておいたが、石垣空港まで荷物を預けることを考えると、那覇−石垣間もチェックインする必要があった。そのため、羽田空港で長蛇の列に加わることに。

羽田空港はかなり混雑している上、先日のハイジャック事件の影響で、荷物チェックがかなり厳しくなっている。何度も何度もX線検査を行ったり、念入りにボディチェックをしていたりするので、6時半出発の各便搭乗者は、かなり苦労していたかくいう自分も、X線検査を通った時点ですでに出発時刻の5分前。もちろん、この時間に出発する飛行機はバス便であるから、急いでバスに飛び乗って、飛行機になんとか搭乗できた。それでもまだ遅れてくる人がおり、出発は15分くらい遅れることになった。

毎度おなじみの機内でりぞっちゃビンゴは、4回目となる今回もはずれ。しかし、年々商品が陳腐になっているような気がするのは気のせいだろうか。それよりなにより、陳腐になっているのは機内サービス。朝一の便には軽食がつくはずである。毎年、パンにデザート程度の腹3分目くらいにしかならない朝食であったが、今年はスポンジケーキ一つ。航空業界の競争が激化しているのであろうが、同じ料金を払って、年々サービスが低下しているのは納得がいかない。

那覇空港

台風7号接近の影響は特にないようで、那覇の天候は雨が降ったりやんだりの天候の様子。無事、予定通り那覇空港に到着した。那覇空港は、去年きれいなターミナルが完成しており、JALからJTAの乗り継ぎはものの5分でできる。それもそのはず、ゲートはすぐとなりである。今までのバスで移動とはえらい違いだ。ただし、ANAとANKは反対側の建物に入っており、ANAからJTAのような、別系統の会社に乗り継ぐときは、15分くらい歩くことを覚悟しなければならない。

今までの乗り継ぎは時間がかかっていたので、那覇空港で待った記憶がないのだが、今回はすぐ隣であるから、1時間待ちの長いこと。すっかり飽き飽きしたところで、やっと搭乗できた。去年までは、紙パックのジュースと欲しい人にあめ玉だったのだが、今年はジュースのサービス無し。いよいよサービス競争も限界に近づいているのか?石垣空港には定刻に到着した。いつもの沖縄に来たぁ〜という暑さが出迎えてくれる。那覇は台風が近づいていることもあって、天候が思わしくなかったが、ここ石垣島と那覇は、東京と大阪くらい離れているので、まったく影響もなく、快晴の青空が広がっていた。

タクシーで、石垣島定宿である民宿八重山荘へ。お昼前ということもあり、荷物を置かせてもらうだけで水着に着替えると、即出発する。八重山は過去四回の初日の行動は、石垣島観光、台風で那覇足止め、宮古島観光、宮古島観光、と海に入った事がない。今年初めて、初日に海に入ることになる。しかし、海といっても、石垣島の海は交通の便が悪い。結局、簡単に行ける竹富島のコンドイビーチに行くことにした。まずは、宿を出て腹ごしらえ。丸八そばというその筋では有名な八重山そばのお店へ。すごくおいしいという事もないが、一応八重山そばを専門に扱っている店なので、まずまずおいしかった。

コンドイビーチ

腹ごしらえが済んだら、離島桟橋から竹富島へ。竹富島へは、30分に1本船が出ているので、とにかく便利。竹富島は、古い町並みと星の砂で有名になった島。しかし、現在は観光客が押し寄せ、星の砂はほとんどなく、車で急いで周る人が多くて、のんびりした雰囲気はあまりなくなっている。見所らしい見所はないのに、車で観光している人って、一体何を求めているのだろうかと思ってしまう。

港からビーチまでは2kmくらいなので、のんびり散歩がてら歩いてゆく。途中スコールに見舞われるが、それ以外は常に快晴。ビーチにつくと、早速泳ぐ。今回は、シュノーケル三点セットをそろえて来たので、こんな海水浴場でも、熱帯魚を探して沖へと行ってみる。もちろん、Tシャツを来たまま泳ぐのは言うまでもない。

海中

ここのビーチはかなり遠浅で、どこまで行っても水深50cmくらい。少し入ったところで、黒いう○このような「なまこ」と遭遇。自分では、別名なまこビーチと呼んでいるほど、ここのビーチには「なまこ」が多い。時間をかけて、かなり沖へ行ったところで、珊瑚と熱帯魚を発見した。ここ竹富島でも、熱帯魚が見られるということが確認できた。しかし、海岸の人々が米粒くらいに小さく見えるので、相当遠くまで来てしまったようだ。

今来た道を折り返し、海岸に着いたときには、すっかり干潮になっていた。ここはすごく遠浅なので、干潮時には遙か先に波打ち際がいってしまう。無料のシャワーを浴びて、少し浜辺で座って休憩。数十分しか座っていなかったが、肩から背中にかけて、しっかり焼けすぎてしまった。八重山の日焼けについては、年々賢くなっているので、始めて八重山に来たときのようには最近ならないが、それでも、最初に日焼けをした日は、その日のお風呂が大変である。

ビーチを後にし、またのんびり歩いて帰る。集落で水牛を追いかけ写真を撮ったりして、船で石垣島へと戻ってきた。さて、今日の夜は前回行きそびれたステーキのお店「たんたん」へ。離島桟橋からかなり距離があるので、タクシーで行くしかない。タクシーで行くだけのうまいステーキハウスではあったが、お値段もそれなりなので、東京のおいしいステーキ屋で食べているのとさほど代わり映えがなかった。今回は初日に海に行き、ゴーヤチャンプルーを食べないという旅の始まりで、いつもと違った八重山旅行が始まったのだった。


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