12月31日(土)
レイキャビーク市内観光
Reykjavik12:30
13:10Hveragerdi
クヴェーラゲルジ市内観光
Frost&Fire Gesthouse
今日は12時半までに市内観光をしなければいけないが、日の出が11時くらいなので、朝早くから活動するわけにもいかない。9時半に出発し、タクシーで長距離バスターミナルのBSIバスターミナルへ。10分もかからないくらいの距離であるが、1,000ISK(1,900円)を越える。3秒で10ISK(19円)ずつ上がるので、タクシーは激高。タクシーでクヴェーラゲルジまで行かなくて良かった。荷物預かりに荷物を預け、市内観光へ繰り出す。預け料は半日200ISK(380円)で良心的。
バスターミナルから徒歩10分くらいでハトルグリムスキルキャ教会である。徐々に明るくなる中で、塔に登れば良いだろうと思っていたが、なぜか中に入れない。10時から17時と書いているのに。仕方が無いので昨日と同じルートを歩き、観光案内所併設のお土産屋等をひやかしてまわる。そして、昨日同様バンカストラエティ通りから国会議事堂を通り、チョルトニン湖に出て、白鳥などを見ながらバスターミナルへ戻ってきた。ちょうど2時間の散歩だった。
バスは予定どおり12時半に出発した。徐々に雪が降ってくる悪天候であったが、クヴェーラゲルジ到着時には晴れ間は見えないものの雪は降っていなかった。山を下って行く道から町が見えるのであるが、何やら黒い煙が上がっている。なんと、年越しの花火で倉庫が火事になったらしい。その日のニュースでも取り上げられていた程だったが、建物が密集していないこともあって、倉庫を一つ焼いただけで済んだようだ。
今日の宿フロスト&フーニのおばさんがバス停まで迎えにきてくれていて、無事ゲストハウスにチェックイン。ちなみに、フロスト&フーニとは、氷と炎、Frost&Fireのアイスランド語である。今日は他にだれもいないようだ。町中から徒歩20分くらいの距離があるが、そのせいもあって、すさまじくオーロラを鑑賞し易い環境にある。川が流れる谷に建物があり、ベランダが北東を向いているので、部屋を暗くするだけでオーロラを見ることができる。
まさにオーロラ観測小屋を地でいっている宿である。明かりの暗さ加減も問題なし、よくぞこんな場所を見つけだしてくれたといった感じだ。誰が最初に見つけだしたのか定かではないが、アイスランド航空のツアーか、フィンツアーに違いない。部屋数はたった4部屋+2部屋とのんびりゆったりの宿である。2006年春からは一棟増築するとか。JTBがツアー客受け入れのために指南した結果だったりして。
さらにお勧めなのが、露天風呂とサウナと温泉プールがあるところ。このあたりでは硫黄泉が沸いているため、24時間入り放題。サウナはお湯をぶちまけて蒸気をためるだけと云ういたってシンプルな作り。露天風呂はプールと同じ湯桶で情緒は感じないが、川に面した露天風呂はまさしく日本の風景百選。早速温泉に浸かり、のんびりした時間を過ごす。ちなみに、海外の風呂なので、基本は水着着用である。
その後は町を散策する。大みそかということで、15時を過ぎると店が次々に閉まっていく。さらに火事の影響で立ち入り禁止エリアが広がっており、お土産屋への道が閉鎖されていた。何も買い物ができない・・・。ぶらぶら町を歩いて宿に戻ってくると、外は随分暗くなっていた。曇っている中でも所々青空も見える状況で、もしかしたら天候が回復するかもと期待が膨らむ。アイスランドのオーロラ観測時刻は20時〜0時くらい。19時くらいには食事に行きたいところで、18時半まで一眠りして出かけることにする。
夕食場所はホテルオークしかないということなので出かけて行くと、びっくりすることに日本人だらけ。30人くらいはいたのではなかろうか。さらに、夕食はこの状況からコースしか出せないという。しかも5,300ISKとは一万円を越えるフルコース。目玉飛び出るこのコースを、日本人団体さんは全員で食べているのも超驚き。年末年始に田舎町にきてしまった宿命、一回くらいは仕方あるまい。
スターターのスープに、ラムと手長エビと野菜炒めのメイン料理、チョコのデザートでなかなかの料理だった。ちなみに、アイスランドではエビ、ラム肉、ビーフが定番のメイン料理で、二つもメインが載っているのは日本人仕様に違いない。普通はイモが載っている。それにしても、日本人の皆さんのうるさいことといったら半端でない。居酒屋と勘違いしているかの様子。この町唯一の高級レストランでもあるから、大みそかの食事に来ていた地元の方々も困惑顔だった。大勢で押し寄せるのはしかたないにせよ、場の雰囲気を考えて欲しいところである。
食事を終えて外に出ると、なんと雪が積もっていた。青空がのぞく天候は一転、厚い雲が覆い、雪も降るような天候になっていた。雲が無いように見えても星が見えないので、天気は良くないのだろう。宿に戻って一応撮影の準備をして待つが、一向に晴れる気配なし。温泉に入ってのんびり待つ。そうこうしているうちに花火がバンバン鳴り出した。あんな火事があっても花火を打ち上げるとは、日本ではありえまい。一カ所から上がるのではなくて、個人個人が思いのままに打ち上げるのもアイスランドならでは。せっかく準備したカメラを花火撮影に振り向け、花火がバンバン上がる中、新年が明けていった。

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