'02GW 北欧鉄道の旅'02冬 北欧オーロラの旅'05GW イギリス・アイルランド鉄道の旅'05冬 アイスランドオーロラの旅




5月6日(金)
EdinburghWeverley8:00 10:30York
ヨーク市内観光(ヨークミンスター, 鉄道博物館)
York13:54 16:00LondonKingsCross
ロンドン市内観光(ビッグベン, ウェストミンスター, バッキンガム宮殿, トラファルガー広場)
LondonPaddington18:40 Heathrow Express 18:55London(Heathrow)21:00 JL404
5月7日(土)
16:45東京(成田)

最終日にして雲一つ無い青空。今日も電話で朝食を頼んだら、今日は冷蔵庫の中に入っていた。もしかしたら、昨日も入っていたのかもしれないが、朝食だと思わなかったのかもしれない。7時半には出発し、8時の列車に乗る。エジンバラ駅には、朝早い平日だというのに結構客が待っている。今までローカル線ばかりだったから気にしなかったが、席は予約でほとんど埋まっていた。予約してある席には、区間がカードに書かれている。いくらかは空いている席があったが、予約をしているのにほとんど席が埋まっていないというのもどうかしている。

GNER今回乗車するのは、ヴァージンと共に長距離を担当するGNERである。ロンドン〜ヨーク、エジンバラを経由してグラスゴーまで6時間半の道のりであるが、日本でいう東京〜博多間くらいの距離で大幹線となっている。高速新線を作れば、もう少し速い速度が出ると思うのだが、そこまではやる気が無いらしい。

この区間は電化しているので、電車型のインターシティであるが、ディーゼル型のインターシティでもほとんど同じ速度が出せるのには恐れいる。GNERでは、作りすぎて余ったユーロスターをここで走らせているので、運がよければその車両にあたるのだが、今回は普通の電車インターシティだった。いつのまにかスコットランドともお別れし、左に海、右に草原といった風景の中を走っていく。駅ごとに乗客の乗り降りがあり、というか特急料金が無いから一駅でも乗る客が多い。2時間半かけて、エジンバラからヨークに到着した。

一気にロンドンを目指してロンドン観光でしめる予定だったが、どうせならいつでも行けるロンドンより、ヨークに寄ることにした。列車を降りて一応列車の予約をしようかと思ったら、当日は列車予約が出来ないとのこと。そもそも予約するまでも無いのだが、無料でできるなら予約しておこうかと思った次第。大きい荷物をロッカーに入れようと思ったら、ロッカーはなくて人に預けるタイプだった。X線検査をする念の入れようで、アイルランドと同じく£4(800円)もとられた。

ヨークミンスターさて、ヨークと言えば、ヨークミンスターだそうだが、ガイドブックを見るまでしらなかった。世界最大の一枚窓のステンドグラスに、400年前のステンドグラスもあるとのこと。中に入るのは無料と書かれていたが、£5(1,000円)の有料になっていた。その前に、タワーに登ろうと思う。横に別の入り口があり、£3(600円)で登っていく。ひたすら螺旋階段で、屋根にでたと思ったらまたしても螺旋階段。景色も見えず、ただぐるぐる回るのでかなり疲れる。が、屋上からの景色は格別で、ヨーク市内が一望でき、遠くには街がなくて草原が広がる地平線を見ることが出来た。下りも同じ階段を下っていくが、登っている人を制限しているのだろうかすれ違うことはなかった。しかし、ぐるぐる回りつづけたので、気持ち悪くなった。ミンスターの中に入って少し休む。それにしてもどこもかしこもステンドグラスだ。さすがに、イギリス最大のゴシック建築と言われるだけはある。

ストーンゲートですこし古めかしい石畳や家を見ながら、今回のヨークに降りたった最大の目的である国立鉄道博物館へ。鉄道ファンなら誰もが知っているイギリス最大級の鉄道博物館で、世界の高速鉄道のはしりを作ったということで、0系新幹線も飾られている。もちろん原寸大である。入り口にお姉ちゃんが座っているのだが、やっぱり入場料はfreeだった。音声ガイドが借りられるようなので、じっくり回るときには借りてみるのもよさそう。しかし、すでに12時半になっていて、予定の列車まであと1時間と時間が無い。博物館というものは、時間に終われながら見るものではないなとつくづく思う。

国立鉄道博物館最初のホールはホームに列車が停まっていたり、オリエント急行から荷物車まで、ざまざまな車両が展示してある。北京の鉄道博物間と違って、いろいろ置き方に工夫がしてあるので飽きない。そして、おなかがすいてきたところで、ちょうどホームにレストランがある。ここでフィッシュ&チッスでもあれば最高だったのだが、パスタかサンドイッチの選択で、パスタを食べることにした。駅のホームで食べている感じで、なかなかおつなものである。

隣のホールでは、転車台を中心に、SLがずらりと並べられている。そして、入り口にはユーロスターと0系新幹線。雰囲気的にユーロスターの展示に加えて最近加わったような気がする。なお、ユーロスターはモックアップで、ライトの目の感じがたれ目になっているのがおかしい。そのユーロスターと鼻をつきあわせて0刑新幹線がある。なぜか4号車なのは、西日本の短い編成からもってきたからだろうか。車内は初期200系の椅子で、中ではビデオが流されていて、300系は登場する。パネルには日本語でも解説が書かれていた。

国立鉄道博物館 フライングスコッツマンその隣の建物は、イギリスの有名な列車と言えば、フライング・スコッツマンで、その工場の様子を見ることが出来る。そしてその隣にはそのほかの車両の工場だろうか、なんだろうか、とにかく雑多にいろいろ置かれている。プラットフォームに9 3/4と書かれているのはご愛敬か。なぜか8番線と9番線の間にある。

これだけ一通り、かけ足で見て回って1時間。もう予定の列車には乗れないが、列車は頻発しているので、その次の20分後の列車をめざす。お土産屋でなにか買っていこうかと思っても、もともと物価が高いのでなかなか手が出ない。新幹線グッズもいくらかあったが日本で買ったほうがはるかに安いだろう。ちなみに、ここは交通博物館と梅小路蒸気機関車館と姉妹館になっているそうである。

駅に戻って荷物を受け取ると、ちょうど良いタイミングでロンドン行きのインターシティが到着した。今回はディーゼル車両だが、電車とほとんど同じダイヤで走っている。列車自体の最高速度よりも、駅に停まっているときの時間の方がロスが大きいのではなかろうか。

キングス・クロス駅列車は遅れることもなく、無事ロンドン・キングスクロス駅に到着した。初日に訪れたときとはまったく違っていて、ほとんどのホームにインターシティが停まっている。ハリーポッターで、茶色く写っていたと思ったホームに停まっていた列車は、実はGNERの群青色の車体だったようだ。

ここでもコインロッカーを探してみるが、やはりそんなものはないようだ。アイルランドでは普通にあったのだが、ブリテインでは利用者が少ないのかテロのためなのか、どこにもないのが旅行者泣かせ。というか、何かにつけて旅行者なかせな国だと思った。丁度駅の工事を行っているのか、切符売り場が臨時に出来ていたが、長蛇の列。自動切符売り場はなんとか数人並んでいるだけだったが、実際には改札口前にも自動販売機があった。

入り口を探してぐるぐるまわって、なんとか見つけられたが、なんと乗ろうと思っていたヴィクトリアラインがない。まったくもって利用しづらい。前回は乗りたかったサークルラインに乗れず、今回は乗りたくないサークルラインに乗らないといけず、なんだか困りもののである。とりあえずサークルラインでベーカー通りまで行き、ジュビリーラインでウェンストミンスター駅へ向かう。

ウェストミンスター寺院駅から外に出ると、9年前に降りたったところと同じ、ビッグベンの目の前だった。9年前のヨーロッパの旅はここから始まった。今回の旅はここで終わりである。なんとも感慨深げな再開だった。前回はここからウォータールー駅を目指したが、今回は逆にバッキンガム宮殿を目指す。駅を出て直のところにウェストミンスター寺院がある。すでに17時を過ぎているので、おそらく中には入れないだろうし、入ってもヨークで見てきたばかりだしというわけで、写真を撮る程度でそのまま素通りする。10分くらい歩くと、バッキンガム宮殿である。初日にも訪れたのだが、今日は天気も良いし時間も早いので観光客がたくさんいる。今日は衛兵も立っていた。というか、夜になると立たなくなる衛兵の意味は何なのか。

そこからまっすぐにのびた道を進めば、猿岩石の終着地となったトラファルガー広場である。なんだか工事をしているようで、ごちゃごちゃしていた。ここからエンバンクメント駅まで歩き、サークルラインでパディントン駅に到着した。予定していたヒースローエクスプレスよりも一本早い便に乗れそうである。最後にフィッシュ&チップスを食べていこうかと思っていたが、ガイドブックに載っていたどこでもテイクアウトの店があるほど一般的というのは嘘で、ずっと探していても見つからなかったし、初日に食べたところでもメイン料理として挙げられていたことからみても、ファーストフード的な食べ物とはいえないような気がした。もちろん、たいした料理ではないのだが。

ヒースローエクスプレスは大混雑で、初日の乗ったときの閑散とした状況とはえらい違いだった。このヒースローエクスプレスも乗り放題切符の一部として利用できるので、£16もする高額な運賃を払わなくて良い。15分ほどで、ヒースロー空港1,2&3駅に到着した。

チェックインカウンターは長蛇の列かと思いきや、別のタイ航空のようで、JALには誰も並んでいなかった。そのまま出発ゲートへ向かうが、アメリカと同じく去る者追わず。パスポートチェックがまったく無いまま、X線チェックだけで中に入った。最後の食事に、フィッシュ&チップスを探してみるが、どれだけ見て回ってもバーの一店でしかメニューに載っていない。いよいよ国民的料理とは言い難い。しかもその店はビールだけで席に居座る人が多く、いつまでまっても席があくことはなかった。この人たちは、どの飛行機に乗ろうとしているのだろうか。

そしてついにしびれを切らし、ピザで小腹を満たすことにしたが、£2.99に対して£3.09を出したら、普通10ペンス一枚返してくれるだろう。しかし、1ペンス増やして子銭のまま返してくれた。さすが、イギリス人にはサービス精神が無い。食べ物に関しては、とにかく踏んだり蹴ったりの道中だったが、なんとか無事に帰国した。

今回はかなり駆け足で、しかもウィークエンド工事に悩まされまくりだったが、アイルランドは北海道的楽しさがある。レンタカーを借りて、また訪れたいと思った。イギリスは食べ物もまずいし、旅行者にやさしくないし、もういいやといった感じの旅だったが。


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