'02GW 北欧鉄道の旅'02冬 北欧オーロラの旅'05GW イギリス・アイルランド鉄道の旅'05冬 アイスランドオーロラの旅




5月4日(水)
ベルファスト市内観光
BelfastPort12:20 14:30Stranrar14:57 16:50GlasgowCentral
グラスゴー市内観光(大聖堂)
GlasgowQueensStreet18:30 19:30EdinburghWeverley
Hanover Hotel

アイルランドは今日で終わりでだが、昨日とはうって変わって快晴である。時計と逆回りに周っていれば、今日ジャイアンツ・コーズウェイに行くところだったのに・・・と思ってもしかたが無い。この周り方でなければ、最後にはまると困るので仕方がない。アイルランドはなんとなくなごり惜しい。今までのヨーロッパは基本的に古い建造物を見て周る都市滞在の旅であるが、アイルランドは都市の見所はないものの、自然が豊富で天気次第の旅といえる。おなじようなヨーロッパの国としては、ノルウェーが挙げられる。ぜひとも、ウェールズと共に再度訪れなければなるまい。

ここヒルトンでは、ダイレクト・チェックアウトというものをやっていて、そのまま出ていっても良い仕組みになっている。しかし、わざわざ明細を送ってもらうこともないので、普通通りにチェックアウトを行っても、手続きしなくても良いよと言われてしまった。予想どおり朝食料金を取られていたが、びっくりすることに£15ポンド(3,000円)である。夕食よりも高い。

クイーンズ大学これから乗るスコットランドへ向かう船は昼の便なので、少し市内をぶらつく時間がある。と言っても見所のない小さな街だけに、ほとんど一昨日と同じところを巡るだけ。中央駅から一つだけ列車に乗ってボタニック駅へ向かい、5分くらい南に歩くとクイーンズ大学がある。歴史ある建物がなかなかである。

そこから10分くらい北上すると、クイーンズストリートである。一昨日は時間が遅くて市庁舎の庭は閉まっていて入れなかったが、今の時間は入れるようになっていた。アルバート時計塔を見てホテルへ戻れば1時間強のお散歩だった。港まではタクシーで向かうが、歩いたら街中まで30分はかかるのではないだろうか。バスでも行けるようだが、よくわからない。タクシーで£4.7(940円)なり。

船のチケットは乗り放題切符に付いているし、何事もなくチェックインできると思いきや、荷物を全部持ち込もうとするとX線チェックをやれという。すると、お酒はもちこんではいけないといわれ、そういえば昨日買ったアイリッシュ・ウイスキーが入っていた。仕方なく預けることにした。

ステナライン1時間くらいの待ち時間もあっというまで、今日はそれほど人が乗っていない。ルートのせいだろうか、平日のせいだろうか。ダブリンへ向かう船と内装が若干違うが、同型船で食事もバーもなんでもある。お昼にはトラディッショナルな食べ物から、またしてもアイリッシュ・シチューを食べ、売店でアイルランドお土産を買う。ダブリン航路に比べると、品そろえが少ない。

北アイルランド紙幣を使える最後のチャンスである。お釣をもらうと、北アイルランド紙幣だったり、スコットランドの紙幣だったり、ごちゃまぜ。結局、北アイルランドには紙幣を発行する銀行が三つあるようで、それぞれで£5ずつをそろえる計画はうまくいかず、£10二枚、£5二枚で、£30も手元に残ってしまった。

船は定刻にストランラーに到着した。荷物は無事にすぐに出てきた。出口には警察が立っていただけで、パスポートチェックは何もなかった。国内移動だからあたりまえなのだが、アイルランドから北アイルランドへ何もないのだから、ダブリンからロンドンまでパスポート無しで行けてしまう。

SPT船乗り場は小さな小屋のような待ち合い室で、列車の駅は目の前にあった。スコットランドの鉄道はイギリス国鉄マークを利用しており、北アイルランドとは少し異なっている。これから乗る列車は、二両編成のディーゼルカーである。列車はのんびりことこと走っていくが、羊がぽつぽつ草を食む大草原の中を列車走っていく。氷河の上を走っていく路線も豪快だったが、こういった路線も捨てがたい。天気が良いので、青い空と緑の草原がすばらしい。まさに北海道の景色といえるだろう。

そんな大草原の中にたまに駅があり、また人が乗り織りしていることに驚く。地方では一人の家のためだけにバス停があったりするが、ここでは一人の家のために列車の駅があるのでびっくりする。徐々に街の間隔が短くなってくると、いよいよグラスゴーに到着である。ちょうど帰宅ラッシュの始まりで駅は大混雑。しばらく田舎を巡ってきただけに、この人の多さにはびっくりした。このあたりの人は、車よりも鉄道を利用する人が多いのだろう。

グラスゴーは単なる乗り替え駅だったが、よく聞く地名だし少し街歩きでもしてみることにした。エジンバラ行きの列車は別の駅から出発するので、どちらにしても歩かなければ行けない。しかし、やっぱり市庁舎と大聖堂しかみどころはない。結局イギリスはこれから向かうエジンバラ以外に歴史的なところは皆無なのだろう。

グラスゴー大聖堂市庁舎はジョージ・スクウェアの前にあり、これから列車に乗るクイーンズ・ストリート駅はこの目の前である。グラスゴー大聖堂はこの駅からさらに離れているが、歴史ある作りで素晴らしかった。地下にも聖堂がある珍しい造りで、誰が弾いているのか大聖堂内にはオルガンの音が響きわたっていた。

クイーンズ・ストリート駅に戻り、ローカル列車に乗車。前のほうの車両に乗車することがあるので注意とガイドブックに書いてあったのが、ここだったのかとわかった。同じホームに二編成列車が停まっているが、この列車は前の方の車両である。席にありつけないかと思うほど、ほぼ満席の乗車率だった。そして、列車は50分くらいでエジンバラ駅に到着した。大都市大阪と歴史の街京都くらいの感覚だろうか。通勤する人も多いようだし、観光客はそれ以上に多い。15分に一本列車があるだけはある。

エジンバラ・ウェーバリー駅はなんともおかしな構造で、真ん中に行き止り式のホームがあり、その先にチケットオフィス、その両側に車が入ってくる道路があって、さらにその外側にまた長距離列車のホームがある。なんだかよくわからないが、とりあえず外に出る。

エジンバラの町並み今日のホテルは駅近くのニュータウン側に取ってあるので、そちら側に出るとオールドタウンの建物が向こう側にいきなり飛び込んできた。石造りの建物がこれでもかと乱立し、なんだかとてつもなくすごい風景だ。こんなところ今まであっただろうか。今までいろいろなところを見てきた中で、一番中世のイメージにぴったりするのがここだったのかと思った。

テレビなどの効果だと思うが、日本人が中世ヨーロッパをイメージするなら、おそらくエジンバラを目指すべきだろう。ホテルは駅に近いだけあって、高い割には部屋はいまいち。ヒルトンのあとだけに見劣りするが、仕事の続きという感じがしないだけまだ良いかもしれない。朝食は部屋で、明日部屋に入るときはカードキーをスウィープしてから入れとか、なんだかよくわからない仕組みのホテルだった。

荷物を置いたら夕食へ。近くにはバーがいくつか並んでおり、中には二階がレストランになっているところがあった。今日はステーキでも食べてみよう。Rump尻肉のステーキにスープを頼む。ビールは地元ビールがあるということで頼んでみたが、水のように薄かったので、またしてもギネスを頼むことに。

肉はというと、一言でいえばまずい。肉がどうこういう以前に、味が無い。ここまでイギリス料理といっても、まずいことはなくて、うまい料理がないだけだと思っていたが、実はここまでフィッシュ&チップスやアイリッシュ、イタリアン、カレーと食べてきたので、イギリス料理は初めてだった。塩・コショウをたっぷりかけて、なんとか食べられる状態に。これがイギリス料理はまずいといわれるゆえんか・・・。

さて、終わりと思ったところ、デザートをお薦めされるわ、ギネスをまた持ってくるわ、サービス精神が旺盛すぎて困った。結局言われるがまま、チーズケーキにギネス、最後にコーヒーで、ビールにデザートにでお腹一杯。それでも今日は料理が安かったので、£20をすこし超える程度でおさまった。

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