'94GW 四国・中国縦断の旅 その4 - 宇和海

5月2日(月)
柏島8:45 9:55宿毛10:47 11:19城辺 宇和海足摺国立公園(宇和海展望タワー、鹿島、外泊) 城辺16:33 17:50宇和島
宇和島YH

高知のYHはせわしかったが、ここでは朝のバスがちょうど良いのがないため、ゆっくり出発。柏島はあまりにも離れたところにあるため、人も少なくYHものんびりしているので、人とのふれあいを求めて旅している人にはお勧めである。ただし、変な時期に行くと、本当にだれもいない世界になってしまうので要注意。

宇和海展望タワー

今日の目的地は、広い宇和海・足摺国立公園のメインでもある西海町である。四国唯一の国立公園でもあり、島あり、断崖あり、海中公園ありの景勝地。とりあえず、海を渡るロープウェイはここにしかないらしい。そのロープウェイで山を登り、宇和海展望タワーへ。席が回るので、座っているだけで360度の展望が望めるというものである。やはり今日も、白くかすんでしまってはいるが、天気がいいので見晴らしはよい。

バスに乗り、船に乗りで鹿島という島に到着した。ここには海中公園があり、グラスボート2000円があるのだが、ちょっと高すぎるため見向きもせずに山登りを始める。海は足摺岬の近くにある竜串の方がきれいなので、ここでグラスボートに乗らずに、竜串から見残しへ行くグラスボートに乗船することをお勧めしたい.荷物(約8kg)を担いだまま山を登ること30分。やっと展望台にたどり着いた。観光客など誰もこないところなので、静かだし眺めも良い。かすんでいなければ、九州や佐田岬が見えるらしい。まぁ、苦労して登ってきたことに価値があると思うので、しばしボーとする。

外泊

さて帰ろうかと思って時計を見れば、乗車予定の宇和島まで行くバスの時間まであと30分。そのバス停までは、下山+船+バスで1時間はかかる。いまさらどうしようもないので、さらに寄り道をして外泊の町並みを見に行くことにする。外泊は、冬の季節風よけのためにどの家の周りにも石垣を張り巡らせていて、斜面に独特な景観をかもし出しているところである。(JRバス城辺駅より外泊行き終点下車)なかなか珍しい町並みであるので、西海町を訪れる際には、行ってみて下さい。

城辺駅に戻ってきたときは、当然すでにバスが行ってしまった後。バスは1時間ない。街をぶらぶらしていると、たこ焼き&お好み焼き屋を発見した。たこ焼きを買ってみると、15個入り270円と超安い。味も大きさもまぁまぁ。1時間遅れのバスに乗り、宇和島市内で渋滞に見事にはまり、結局当初の予定より1時間30分遅れで宇和島到着となってしまった。最後は、タクシーでYHへと向かうことになってしまったが、小高い丘の上にある宇和島YH近くの公園から見る夜景はなかなかきれいだった。


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