'94GW 四国・中国縦断の旅 その2 - 高知

4月30日(土)
ML高知 7:23高知 高知(ごめん、オルゴール館、桂浜)
高知駅前YH

高知定刻到着。さーやることないぞ、どこ行こうかな。高知は一度来たことがあるので、特に行きたいところはない。室戸岬は遠いし、大歩危まで戻ってボーとしてもいいけどちょっとめんどう。と行き先を探している間に9時となってしまう。とりあえず、市電でも乗りましょうかね、と言うことではりまや橋まで歩いていって市電に乗ることに決定。三菱銀行のカードで四国銀行でお金をおろす。便利な世の中になったものだ。はりまや橋は普通の道路に川もなく欄干しかないので、やはりつまらない。

はりまや橋

市電に乗り30分、終点のごめん町駅へ。JRは230円なのに、市電は500円。JRの方が安いとは驚き!!まぁ、JRは1時間に1本に対して市電は10分に1本だから仕方がない。さて、ここでも特にやることないし、どうしようかなと思っていると、目の前に「はらたいらと世界のオルゴールの館」なるものを発見した。とりあえず入ってみる。はらたいらというと、「はらたいらに全部!」というイメージであるが、れっきとした高知出身の漫画家なのである。

オルゴールといったら、ちっちゃな箱でふたを開けたらかわいい音で音楽を奏でるといったイメージしかなかったのだけど、実は大間違い。ディズニーランドなどで聞くような、いやそれ以上の重みのある音。うむ、ここまで大きいものだと音もいいのだなぁと感動してしまった。オルゴールができたのは、レコードができるずっと前、1796年(日本は徳川11代将軍の頃)の話。オルゴールの構造は大まかに分けると2種類に分かれている。一つはよく見る形もので、筒にピンが立っていて、筒が回転して鋼鉄板をはじいて音を出すもの。もう一つは、レコードのような円盤に突起が付いていて、同じく鋼鉄版をはじいて音を出すものである。

桂浜

一通り見学した後、市電ではりまや橋まで戻ってきて、次の目的地、景色がよいといわれる横浪三里に行こうかとも思ったが、バスが1時間に1本のうえ、出たばかり。仕方がない、時間つぶしでもするかと入ったゲーセンではまることとなり、2時間がたってしまった。この時間からではもはや行けない。結局、桂浜に行くことにした。

桂浜ではなんとか最終の土佐の闘犬に間にあった。横綱はどっしりしているが、闘う犬はひょろひょろ。両者かみついたままどたばた転げ回る。結局、この回はいつまでも決着がつかず、引き分けとなった。勝ち負けの判定基準は鳴き声をあげた方が負けなのだそうだ。月の名所は桂浜ってなぐらいだから夜までいたかったのだが、月もでそうにないので帰ることにした。高知名物かつおのたたきでも食べようかと思ったが、昨日のカレー屋のチェーン店を発見してしまったので、またもや食べてしまった。今日の宿は高知駅前YH。


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