昨日の夜に引き続き、今度は早朝散歩である。5時半に出発するが、外はむちゃくちゃ寒い。しんしんと冷え込んでいて、-10度を下回っていたのではなかろうか。しかし、歩き始めれば体も暖まり、汗かいて暑いくらいであった。すっかり明るくなって、1時間半かけてやっと摩周湖へ到着。摩周湖はなんとか見えるものの、摩周岳の向こうは雲だらけ。結局、朝日はちょっとだけのぞいただけで、初日の出に続き今回もダメだった。残念。

帰りは、歩いている途中で、車できていた地元の方に拾ってもらい、30分ほどで戻ってこれた。けれども、なんだか疲れがたまってしまい、この後釧路湿原を歩く予定だったのをやめて、のんびり次の列車で釧路へ向かうこととした。次の列車といっても、3時間後である。

摩周駅で今日これからどうしようかと、まずは宿探し。あちらこちらとYHに電話してみるが、どこも今日までは混んでいる模様。では、レンタカー借りて走ろうかと電話してみると、「雪道慣れてる？　最近事故多いからね。貸せと言われれば貸すけど事故起こしたら高いよ。」などと言われ、敢えなく断念。確かに、スタッドレスタイヤばかりで磨かれたアイスバーンの道は、かなり恐そうだった。

かくして、釧路まきばYHに予約を取り、釧路で半日つぶすことに決定。まずは定番の和商市場で腹ごしらえ。今日3日から店が開いており、いつものごとくのいくらタラコ丼で大満足。カニだのなんだのをあちこちに送りまくり、自分でもおみやげに瓶詰めのいくらをお持ち帰り。さて、半日釧路であるからといって、ぬさまい橋へ行っても仕方がないし、一度見て見たかったばんえい競馬の釧路場外馬券場へ行ってみることにした。ちょうど釧路駅の裏側に位置し、正月早々やっているのである。

重い荷物を引いて、直線コースの途中で2つ山を越えるだけのレースではあるが、その山を越えるところが勝負どころ。登った山の上で休んでしまったり、いつまでたっても登れなかったり。案外見ていておもしろい。あっという間に全レースが終わってしまい、なかなか楽しめた。