オーロラは、北極に近ければオーロラが見やすいというわけではなく、磁北極と呼ばれる北極点からカナダ寄りの点を中心に、ドーナツ状のエリアがおおむねオーロラが見えるエリアである。太陽活動の活発さによっては、日によってオーロラが見える範囲が異なるが、ほぼ毎日オーロラを見ることができるエリアを、オーロラベルトまたはオーロラリングと呼ぶ。当然、南極側にもオーロラベルトは存在するが、観測場所は南極大陸しかない。

上の図がオーロラベルトを示した物で、白っぽくなっている部分がオーロラベルトである。オーロラベルトは時間と共に動いていて、オーロラベルトの真下と言っても、24時間オーロラベルトの真下にあるわけではない。大概地球上のどこかしらでオーロラは発生しているものだが、タイミングが悪いと見られない事も多々ある。