'01GW アメリカ・カナダ東海岸の旅'02冬 アラスカオーロラの旅'07冬 カナダオーロラの旅'08冬 カナダオーロラの旅'09冬 カナダオーロラの旅'13冬 三回目のイエローナイフ




1月2日(水)
イエローナイフ -15度
オーロラビレッジオーロラツアー(21:00〜4:00)
Explorer Hotel

本日深夜のオーロラ予報 QUIET (Level1/Max10)

今日も雲がありながら、なかなか天気は良さそうである。前半二日間は市内観光と犬ぞりを入れたが、後半二日間はゆとりを持った休養と考えていた。が、今年は思ったよりも寒くないし、雪も降って外に出ない期間もあったから、あまり疲れていない。それでも、だんだん朝起きるのがつらくなってきたので、朝起きたらエナジードリンク、レッドブルを飲む。

目覚ましをかけないで起きたら、もう11時。のんびり出発準備を整えたりしていると、早くも13時になっていた。朝食兼昼食を食べに、センターモールへ出かけることにする。やっと年末年始の休業も終わったので、町をぶらぶらする予定だが、ビジターセンターに到達証明書をもらいに行くくらい。

エクスプローラホテルセンターモールまでものの徒歩5分くらいだが、寒いので道中お土産屋とかドラッグストアとか寄り道しながら向かう。今日は寒いことは寒いが、そんなに寒くはない。YKセンターの温度計を見ても、-10度と冬の北海道と大差ない気温だった。そういえば、前回も来たなと思ったセンターモール中央にあるLatitudeというレストラン。イエローナイフインの併設レストランだったとは。

基本はチャーかバッファローなので、メニューにあったバッファロー料理を頼んでみたが、残念ながら売り切れ。日本人が皆食べ尽くしたのだろう。なら適当にチキンを頼んだらそれも無い。さらに適当に頼んでみたら、一緒に頼んでいた最初のハンバーガーが来ない。混んでいて時間がかかっているなんて言ってたけど、忘れていただけでしょ。後から来た日本人に、先にハンバーガー出てるけど。

当然チップなどくれてやるものか。ちょうど無かったので大きめの札で支払うと、おつりはいるか?なんて聞いてくる。わかっているくせに。お土産屋と言ったら、イエローナイフイン横と、YKセンターWESTにあるお土産屋が充実。市内観光で行くお土産屋をあわせて、大概の人はこの三カ所でお土産を買うことになっている。

今回三度目のイエローナイフだが、なんだか雰囲気が違う気がする。日本人も歩いていると言えば歩いているが、すさまじい人数というわけでも無いし、地元の人でない外国人が多くなっているようだ。ビジターセンターに行くと、案内には英語のオーロラツアーがいくつもあることがわかる。どうやら、日本人が大挙してくる状況から、外国人にも徐々にオーロラの素晴らしさが知れ渡り、外国人もオーロラを見るようになったのだろう。一昔前は、オーロラを見るのは日本人だけだったのに。

北緯60度到達証ビジターセンターでは、北緯60度を超えた証明書を購入することができる。前回はぺらぺらの紙で$1だったが、今回は分厚い紙になっていて、その分$3もした。しかし、日本人には飛ぶように売れる。そして、当然のようにまたイエローナイフのピンバッチをもらう。オーロラビレッジのウェルカムキット一式にピンバッチが入っているので、毎度のごとく二個ずつ増えていく。あと、簡単な博物館と、お土産も売っているので、すこしぶらぶらしてからホテルに戻る。

今日は昼食を外で食べてきたので、夕食を外に出るのはめんどくさい。というか、ポテトのすさまじい量でお腹が空かない。軽くお菓子などを食べてオーロラへ出発である。出発までに5時間くらい時間があったが、そんな時間はあっという間に過ぎ去っていく。なぜかオーロラに来ると、時間の流れが早い。

今日はオーロラビレッジ到着時から雲一つ無い満天の星空。月がまだ出ていないから、本当にきれいな星空になっている。今日のティーピーは森の中の13番ティーピー。オーロラこたつ無料券が一日分だけ付いていたので、今日使ってみることにした。無料券を出した人は誰でも利用できるようにしていたので、一日使える権利というよりは、誰か使っていないときに使っても良いというこよのようだ。無料券を出すくらいだから、よっぽど使う人が少ないのだろう。

家にある暖かくなるこたつをイメージするとまったく違っていて、とりあえず寒くならない程度。確かに、足先が冷たくならないのは良いが、写真撮影をしようと思ったらいまいち。座ったまま回転させることができますって、足を出して床を蹴って回すだけでしょ。これだとお金を出してまでやらないなぁと思ってしまった。オーロラを見ているだけなら良さそうだが、写真を撮ったり、オーロラと一緒に写真を撮ってもらったりするには不向き。そりゃ、無料券を出すようになりますな。

オーロラ(22:36,ISO1600,α65)二台目のカメラを取りに行って戻ってきたら、オーロラがうっすら出ていた。カメラは連写モードで勝手に写真を撮る状態にして、オーロラこたつに入っていたが、やっぱり湖に行った方が写真的には良い。一段落したところで、オーロラこたつは終了し、湖に下りていく。今日は昨日以上に寒くない。

昨日の状況と今日の天候を見たら、今日は確実にオーロラが出るだろう。11時半〜12時までに延長の申し込みをしないといけないので、先を見越して延長を申し込まなければいけないシステムにもうんざりだが致し方ない。なお、1時にオーロラの条件が一番良くなるので、基本は延長することになる。

オーロラ(0:38,ISO400,α707si)カメラ三台体制にして、スープを食べたりして待っていると、今日のオーロラは真上に来た。真上に出ると、どれだけ広角レンズにしても、地上の風景と一緒に撮ることができない。天を覆うオーロラが、ゆっくりと動いている。今日もあいにく白い雲だが、時折緑色に見えたりしていて、昨日よりは若干良い状態。

オーロラ(0:40,ISO400,α707si)ずっと出っぱなし状態で、どんどん発達していくが、こんな状況でも集合時間は絶対である。今日一番のオーロラが出ているとあって、さすがにティーピーの前に集まって点呼を取るが、数を数える人も大変で、いつまでたっても完了しない。こんなきれいなオーロラが出ている状況では、集合時間を忘れている人が多いのだろう。

オーロラ(0:42,ISO400,α707si)結局、ただ延長の点呼だけのために10分くらい待たされた。ほんと、どうにかして欲しい。そもそも、延長する人は集まる必用も無いはずで、次のティーピーなんて看板掛けておいて通知すれけば良いだけだ。まぁ、イエローナイフに来るのもこれが最後だろうと思い、我慢するしかない。

オーロラ(0:51,ISO1600,α65)湖に戻ったら、オーロラも終盤。結局、一番良いところを見逃した。が、一点集中のカメラが撮っておいてくれるだろう。今回持ってきたデジカメ二台は、古い物は一時間も電池が持たなかったが、買ったばかりのデジカメはずっと撮っていても5時間はもちそうな勢い。さらに、メモリも32GBを用意したので、JPGの高品質なら3000枚も撮れるので、一晩は十分に連写できる状況になっていた。

次の集合時間は2時半であるが、0時半〜1時の間に再々延長の申し込みを行う必用がある。何度も何度も行き来しなければならず、これもめんどくさい作業だ。トイレ休憩を兼ねて延長を申し込みにダイニングホールに行くと、どこかで見た大きな人がいた。伊集院光だ。

何かの撮影で来ていたのかと思ったら、カメラもいないし、完全なプライベート。ブログを確認してみると、昨年はアイスランドで見られなかったようだから、どうやらリトライでイエローナイフに来たようだ。これは本人に間違いない。その後のラジオでも語っていて、今日の最終便で到着したようだ。

さて、延長の甲斐はなく、今日一番のオーロラはやはり集合時間のものだった。本当にひどい。3時半に集合し、4時にホテルへ戻る。

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