'01GW アメリカ・カナダ東海岸の旅'02冬 アラスカオーロラの旅'07冬 カナダオーロラの旅'08冬 カナダオーロラの旅'09冬 カナダオーロラの旅'13冬 三回目のイエローナイフ




12月31日(月)
イエローナイフ -20度
市内観光(14:00〜16:00)
オーロラビレッジオーロラツアー(21:00〜1:30)
Explorer Hotel

本日深夜のオーロラ予報 QUIET (Level1/Max10)

何度も何度も行っている市内観光であるが、どうせ付いているならと行ってみる。14時出発ということで、11時に起床し、日本から持ってきていた緑のたぬきで年越しそばとする。16時間の時差があるから、実は日本ではすでに年越ししている時間だが、まだこちらはやっと最終日が始まったところ。

のんびりしている間もなく、あっというまに14時になってしまう。なぜかオーロラを見に来ると時間の流れが早いので、外出の準備は一時間前からはじめてちょうど良いくらい。今日の観光にはスクールバス一台では足りないようで、確かに昨日の昼便で来た人もいるから、100人くらいで市内観光をしていた。市内観光は、外に出るのはアイスロードくらいなので、防寒着を着込まなくても普通の服装で大丈夫。半分くらいの人は防寒具を着ていたようだ。

州議事堂ダウンタウン(車中)、ノーザンヘリテージセンター、州議事堂、アイスロード、オールドタウン(車中)、ギャラリーオブザミッドナイトサン(お土産屋)を巡る定番コース。州議事堂では結婚式がちょうど終わったところだった。オールドタウンでは、昔の定番には入っていなかった、ラグド アス ロード(ぼろぼろな尻通り)を通るようになっていた。最近有名になった通りなのだろう。なぜか、通り名のステッカーがお土産になっている。

スクールバス最後は、エクスプローラホテルで降ろしてもらわず、イエローナイフインで降ろしてもらう。ここがダウンタウンの中心、センターモールに近いから、多くの人はここで降りている。ホテル併設のお土産屋を見ていると、大晦日と言うことで、モールはどんどん閉まってしまい、イエローナイフインからしか出られなくなってしまった。17時に店じまいとは早い。

そして、イエローナイフインに寄ったついでに、明日のオプショナルツアーを申し込む。犬ぞりなどをやるには前日の18時までの申し込みが必要となっている。それを超えると、席に余裕があれば追加料金を払って参加することができるという。どこまでシステマチックなのだろうか・・・。

酒屋に行くと、大晦日ということで酒を買い込みに来ている人ばかり。そして、夕食を食べるところも無いので、スシノースに行く。ここも、営業時間は18時までの短縮営業になっていて、日本人が大挙して押し寄せていた。毎度定番のテイクアウト寿司屋で、アークティックチャー(北海イワナ)とサーモンのにぎり寿司がお勧め。アボガドサーモンロールも買ってみて、ホテルに戻って夕食とする。YKセンターのスーパーも18時で店じまいで、急いで買い物を済ませる。

寿司ホテルに戻って、買ってきたワインと寿司で年納め。マグロやトロもあるのだが、わざわざここまで来て食べることもない。アークティックチャーはいわゆる白身魚で、あまり味が無い。サーモンはおなじみの味。アボガドにいたっては、サーモンの味がしない。

今日からはレギュラーコースとなり、21時〜1時半の現地三時間半滞在のツアーになる。なんと今日はエクスプローラホテルだけでバスが三台連なる。これでは何人いることやら。天候はホテル出発時から厚い雲が覆っていて、今日はかなり厳しい状況。天気予報も今日から雪続きのため、今日はオーロラが期待できそうにない。

ティーピーバスは30分走って、オーロラビレッジに到着。今日の暖を取るティーピーは、湖沿いに一つだけ離れてある4番ティーピー。天候は変わらず星も全く見えない状況で、これではオーロラは期待できない。何が無くとも、晴れていることがオーロラが見える最低条件なのだ。こういう天候の時は、写真撮影に限る。フラッシュを点けても怒られないので、普段は撮れない写真が撮れたりする。また、長いオーロラ鑑賞日程では、たまの休憩も必要だ。こういうときは、無駄に外に出ていないで、ティーピーでひたすら待つのが正解。

それでも、外で待っている人たちがいるのには恐れ入る。一時間経っても状況は変わらない。それどころか、雪がちらちら降り出した。0時に延長締め切りとなるが、誰がこんな天気で延長するのかと思ったら、けっこういた。延長するか悩んで、この後オーロラが見えますかねと聞いている人がいたが、ガイドの答えはもちろん決まっている。昨日も雲が晴れて見えたので、可能性はありますと。そして、その人は延長していた。たぶん無理ですと言って見えるよりは、見える可能性はありますと言ってお金をふんだくった方が良いに決まっている。結局、自分の判断が求められるので、天気予報とかよく見ておいた方が良い。

やることないので、こういう日はお土産購入に限る。考えることは皆同じで、ギフトショップは大混雑。お土産が勢いよく無くなっていた。あと、夜食のパドックと日替わりスープをダイニングキッチンに食べに行く。昔はティーピーで食べられたものだが、人が多すぎて、もうできなくなったらしい。ダイニングは座るところがないほど人であふれていたが、0時近くなったとあって、カウントダウンのためにどんどん外に人が出て行っていた。すぐに夜食を食べると湖に戻る。

年越し花火湖はすごい人であふれかえっていたが、練習までしたカウントダウンはいまいち盛り上がり少なく、年寄りばかりが大挙して訪れているんだよなぁというのがよくわかる。年明けと共に花火が上がるが、オーロラ出ていないから良いものの、オーロラが出ていてもこんなことやるのかな?と思うとちょっとびっくりする。花火によってオーロラの写真がいまいちになるのは間違いない。オーロラを見るだけの人には楽しいだろうが。

さて、12時50分の集合時刻になっても雪はあられのように強くなるばかり。ほとんどの人が帰る中、それでも延長する人がいて、かわいそうな限り。なんとかならんのかねこのシステム。そして、今日はホテルに戻ってもまだ雪が降っていた。

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