今日はオプショナルツアーでもいれようかと思っていたけれど、前回もやった自然散策しか無いという。しかも、当初予定していたメキシコ人がいなくなってしまったので、行っても一人だけ。そんなの全く意味がない。ということで、だらだらすることにしたのだが、これまでの疲れがたまっていて、起きたらもう13時を過ぎていた。我ながらびっくり。オプショナルツアーなんて入れなくて良かった。

昼食はいつものようにカップラーメンで済ませる。ホテルで食事をしたら、正月ということもあり、5千円はくだらない。やはり、オーロラ鑑賞にいくならカップラーメンは欠かせないだろう。だらだら過ごしているうちに夕方になってしまい、本当にオーロラ鑑賞は体力を使う物だと思う。夕方になって、夕食にするならホテルの高級料理しかないのだが、昨日のそばの残りがあると呼ばれて、会社の人だかお客さんなのだかわからない状態で年越しそば第二弾で夕食となった。昨日残っていたネーブルなども食べて、夕食は安くすんだ。

今日も同じく22時に出発する。今日は雲一つなく、素晴らしい星空が広がっていた。星降る夜空とはまさにこのこと。しかし、こんな素晴らしい天候なのに、オーロラが現れない。デジカメを連写して、オーロラが現れるまでボードゲームなどをして暇をつぶす。実はこの間にうっすらとしたオーロラをカメラが捉えていた。

ゲームはビルのお店で売っている物だが、子供たちが集まる場所にこういうゲームを広げていくことがビルの夢だという。TVゲームよりはよっぽど頭を使うし、なによりコミュニケーションの輪が広がる。残念だが、日本では金儲けや保身しか考えない大人が本当に多くなったと思う。こういう日本のおかしさを、海外に行くたびに毎回感じさせられる。

暇暇なので、イエローナイフで覚えてきた極寒体験をここでもやってみる。簡単にできる実験がバナナで釘が打てるか。昨日からネーブルを外に置きっぱなしにしていたらかちこち。今日はバナナを持ってきて一時間くらい置いていたら、これもかちこち。見事、どちらでも釘が打てました。バナナは皮が一部砕けながらだったけど。そして、その打った釘に温度計を下げて、記念撮影をした。そして、コップに入れたお湯を投げる。これがまたきれいに広がる。水でもできるかと実験してみるが、あまりきれいではなかった。まさに、お湯だからこその素晴らしさ。是非、極寒地を訪れるなら、ホテルでお湯をコップに入れて、外で投げてみて欲しい。

そして、2時を過ぎても、結局オーロラは見られなかった。このメンバーの中でオーロラを見ていないのは自分だけなので、まだ待ちますかと言われるが、フォートマクマレーのピークは1時頃。これ以降で見られたとしても、たいしてオーロラが見られない。なんとフォートマクマレー5連敗となってしまった。エアカナダのチョンボがなければ、初日にオーロラが見られていたというのに、本当に運がない。