最終日はいつものごとく。8時45分に迎えを待つ。今日が最終日だが、飛行機の出発時間は真夜中で、空港までの送迎時刻は23時20分集合になっている。ここまで遅いと半日滞在ともいかず、一泊分の宿泊費が取られてしまうので、荷物はいつものような感じである。今日はロックアイランド許可証を見せて、釣り税$20を払う。結局税金を払わずにすんだのは昨日だけだった。

今日の釣りツアーはもう一家族がいるだけだった。日本人ガイドもいない。途中、ガルメアウス島まで中国人団体を送って行ったので、少し遠回りをしてしまったが、いよいよ釣りを開始した。釣りは竿はなく、針に小さなイカをつけるだけ。おもりが下につくまでのばしていって、たまに引き上げたりして釣れるのを待つ。

曇り空でとてつもなく暑いということもなく、釣り日和だ。最初のポイントは全く当たりなし。つんつんしている感触もないので、魚自体がいないようだ。次のポイントも全くだめ。釣れるか釣れないか以前に、魚がいないよ。大丈夫か？という感じだったが、三カ所目のポイントでいよいよきた。

餌をつついている感触があるので、魚がいることはわかる。何度か餌だけとられてしまったが、ついに20cmほどの魚を釣り上げた。入れ食いということほどでも無かったが、魚がつついているのはわかるので、あっという間に時間が過ぎた。午前中の釣果は、5カ所回って、皆で3尾ほどだった。

お昼はいつもの無人島で、待っているとお弁当と一緒に先ほど釣った魚をさばいてくれた。午前中に魚が釣れて良かった。醤油も付けてくれて、釣ったばかりの刺身は、どんな魚であってもおいしい。

お昼を食べたら、まずはシュノーケルポイントへ。これまでとは違ったポイントで、ファンタジーと呼ばれるポイントのようだ。船は移動してしまい、船を追いかけてドリフトシュノーケリングで泳いでいく。枝珊瑚が見事。ここまでずっと曇り空だったが、ついに雨が降り出してきた。

午後も3カ所ほどポイントを変えていくが、最後のポイントがすごかった。珊瑚に引っかけてしまったかなと思うくら糸が巻けないが、途中で軽くなって餌だけ無くなっていた。かなり大型魚がいるようだ。釣りをしていたガイドは、40cmくらいの大型魚を釣り上げていた。この魚どうするのかと聞いたら、今日の夜JIVEに出るようだ。

最後の最後でかなりの引き。たまに緩くなるので、絶対大型魚が釣れている。ゆっくり慎重に引き上げていくが、残念ながら糸を切られてしまった。これこそまさに、逃がした魚は大きい。大きな魚だったら、JIVEで夕食にさばいてもらったのに・・・。

16時には桟橋に戻ってきた。午後はかなり釣れていて、全部で10尾くらいはいたのではないだろうか。ナポレオンの子供まで釣れてすごい釣果だった。隣にはトローリングに出ていた船が帰っていて、1mくらいの巨大魚を3尾もつりあげていた。どこかの夕食に出るのだろう。

いつものようにホテルまで送ってもらい、最後の買い物に出かけるが、基本的に昨日ほとんど必要なものは買い切っていたから、これといって買うものもない。最後は新鮮なシーフードなら寿司屋にしよう、歩いていけるところにあるらしい、ということで決めた美登寿司は火曜日定休日。残念。

他の寿司屋ということで、どらごん亭に行くことにした。電話で迎えをお願いする。寿司のカウンターあり、居酒屋風であり、かなり大きめのお店で、外国人が多かった。老舗の店のようで、BBIバスもここまで走っているので、観光客には定番の店。しかし、普通な感じの味で、最後の店にしてはちょっと残念だった。昨日のJIVEが雰囲気にしても味にしても一番良かった。