出発はのんびり夜の便。いつもと少しルートを変えて、成田エクスプレスで行くことにしたが、渋谷駅の乗り換えがとてつもなく遠い。バスで行く方が早いし安いし、電車で行く意味がなかった。盆休みにはまだ早いせいか空港は空いていて、出国審査も楽々。パラオの通貨はUSドルなので、日本で両替しておく。

ラウンジのマッサージはすでに予約で終了していた。機械のマッサージをして、カレーや牛丼を食べてのんびりしてから飛行機へ。マイル席は前の方で、盆休みとは思えないほど、かなり空き席が目立つ。昔はがらがらの飛行機が飛んでいたから、横ファースト席とかいって、ゆっくり寝ていたものだが、今時は空き席は滅多に見られなくなったので珍しい。7/1にマイル予約していたものの、行けなくなった人が多いのだろう。

たった4時間半のフライトだが、しっかりと機内食は出た。ラウンジでおなかいっぱい食べてきたが、なんとか食べきった。驚くべきはアナウンスで、チャーター機であるからか、日本語でしがアナウンスがなかった。国際線で英語が無かったのは、博多と釜山を結ぶビートル以来。お客は全員日本人ということだ。

飛行機は、定刻よりもやや早くパラオ・コロール空港に到着した。国際空港と言っても、沖縄の小さな空港に着いたような感じだ。パラオに就航している航空会社は数えるほどで、米国のデルタとユナイテッド、韓国の大韓とアシアナ、台湾のチャイナエア、復興だけ。日本とパラオはかなり関係が深いはずなのに、今やチャーター便しか飛ばしていない。

入国審査はのんびりしていて、パスポートをチェックするだけなのに、すごく時間がかかっていた。こんなところもお国柄なのか。すごいのは入国カードで、数が少ないことから、全ホテルが選択できるようになっている。

お迎えはナイスデーツアーではなく、ベラウツアーだった。ナイスデーツアーは旅行代理店で、手配するだけ。しかもベラウツアー自体はホテル予約と送迎をするだけで、オプショナルツアーの実施はまた別会社という、なんとも中間マージンとられまくりの状況になっていることが来てみてわかった。

あんな入国審査なので、バスに皆集まるまでにかなり時間を要した。30分くらいバスで待つことになった。タクシーを呼んだ方がよっぽど早かったかもしれない。ダウンタウンまではバスで20分くらい。一つホテルを経由して、今回の宿泊ホテルに到着した。一緒のバスで来た人たちに同じホテルの人は誰もいなかった。こんな安宿、JALで来るような人は泊まらないようだ。2時過ぎていたので、さっさと寝ることした。