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8月11(月)
サウスロックアイランドツアー(9:00〜16:00)
West Plaza Downtown

パラオ三日目は再度海へ。三大人気ポイントの干潮時にだけ現れるロングビーチが本日の最大の目的地。昨日の残りのパンと昨日買ってきたヨーグルトの朝食を食べ、毎日同じく8時45分前にロビーで待つ。今日はすでにロックアイランド許可証は持っているので、新たな税金は取られない事前予約の三日目特典として、パラオタピオカクッキーをもらう。

いつものようにライフジャケットとフィンを受け取り、出発を待つ。日本人だけかと思いきや、ガイドが韓国語をしゃべっている船があるし、中国人の団体もいる。今日のツアーは二艘で、こちらはもちろん日本人の船で、一昨日と同じガイドさん。もう一艘は韓国語を流ちょうにしゃべるガイドで中国人との混載船。現地の人が韓国語をしゃべっているというよりは、日本人ガイドと同じく、韓国人がこちらに住みついてガイドをしているのだろう。

クラムシティ最初に向かうのは、世界最大のシャコ貝がいるというクラムシティというシュノーケルポイント。やや深めの5mくらいの水深で、ジャックナイフで潜ることができる人は、シャコ貝にさわるとちぢこまる様子が確認できる。かなり潮流が速くて、泳いでいないとどんどん流されるのがわかる。天然のシャコ貝は保護されているので食べることはできず、店で出るものは養殖だとか。

くじら島次に向かうのは、いよいよ本日の目的地であるロングビーチだ。その前に、様々な不思議な島の一つ、くじら島のそばへ。確かにどこからどうみてもくじらの形。不思議な形の島があちらこちらに点在しているのもパラオの風景。

ロングビーチとおじさん島そして、ロングビーチに到着したが、まだ潮が引いていない状況で、浜はあまり見えていない。もっと潮が引くのを待つことにして、ここは上陸せずにスルーする。

ジャーマンチャネル次はジャーマンチャネル。ドイツ統治時代に、珊瑚を爆破して水路を造ったという場所。海の深さが違うので、あからさまに色が違う。目的地にもあげられるポイントであるが、単なる水路に行っても面白くもあるまいと思っていたが、見事な色の違いにびっくりする。

ビッグドロップオフ本日二つ目のシュノーケルポイントは、深さ数百mはあるというリーフの縁。ここもやや潮流が速いようで、ガイドの人と一緒に泳いでいく。普通ならダイビングでないと訪れないような場所で、ナポレオンフィッシュなど大型の魚も見られた。

ロングビーチジャーマンチャネルを戻り、ロングビーチに戻ってきた。かなり潮が引いており、これならいいだろうと上陸する。昔は島から島まで砂の道ができていたが、昨年の台風でかなり持っていかれてしまったそうで、干潮時でもつながらなくなってしまったし、ビーチの形がかなり変わってしまったそうだ。確かに、なんとなくすごさがあまり感じられず、久米島のはての浜のほうが良かった感じ。完全に晴れていないというのも、見た感じが違うのかもしれない。

スカシカシパンここに来ると、なぜかジャンプして写真を撮ることになっている。誰がやり始めたのかわからないが、決まってジャンプしている写真が掲載されるのはそういうことだ。また、ここではヒトデのような花紋がついた白い石を拾うことができる。スカシカシパンというウニの一種で、背面に花紋がついていて、死ぬと珊瑚と同様白い石となり、砂浜に打ち上げられる。カヤックの時にも見つけることができたが、ここではかなりたくさん見つけることができる。

カープ島これにて一通りの活動は終了し、お昼を食べに、ロックアイランドかエリアから外れたところにあるカープ島に向かう。ここには宿泊施設があり、ダイビング基地になっている。ホテルに泊まるにしても、公共交通機関がないので、チャーター船でいくしかない。島の名前は、ジャイアンツファンとカープファンのオーナー夫妻でカケをして、勝ったのがカープファンの奥さんだったとか。建物は赤っぽい色ばかりではなく、昔のチームカラーの青いところもあったりする。

お昼はお弁当だけではなくて、バーベキューもついている。バーベキューはガイドの方々が焼いてくれるが、人数が多いので時間がかかることこの上ない。韓国人&中国人の船の分もあるから20人分はあったのではないだろうか。結局一時間くらい待たされることになった。いつものお弁当は、お湯が調達できるので味噌汁付き。なかなか豪華な昼食だった。

お昼を食べるまで一時間もあったが、まだまだ時間をもてあますほどのんびり時間が過ぎていく。潮が引いていなければシュノーケルやカヌーも楽しめるが、フルムーンの干潮なので、完全に潮が引ききってしまっている。島には二時間半くらい滞在して、あとは変えるだけ。一時間ほどで船乗り場まで戻ってきた。

明日はどうしようかとさんざん考えた結果、手釣りツアーに参加する事にして、申し込みを行う。これまでのツアーは定番ツアーだったから間違いなく客はいたが、明日のツアーは実施したりしなかったり状態の模様。なんとか明日は大丈夫とのこと。

それと同時に、今日の夕食はここJIVEで食べることにした。夕陽が見えるレストランはパラオには数えるほどだが、ここはその一つ。夕陽が18時過ぎくらいということなので、17時45分に迎えに来てもらうことした。ちなみに、ほとんどのレストランが送迎付きなので、公共交通機関が無いパラオにあって、BBIバスの乗り放題チケットを買わないといけないかと思っていたが、全く不要だった。結局、タクシーさえも乗らなかったし。

一度ホテルに戻り、シャワーを浴びていつものように買い物へ。まだ明日も買い物する時間はあるが、今日のうちにお土産などは買っておき、荷物を詰めておきたいところ。結局さんざん悩んでWCTCの二階でストーリーボードを買った。なんとも高い買い物だが、パラオらしい置物で満足。ベラウツアーのガイドで粗品進呈とのことだったが、パラオらしい本のような小物入れをもらった。これもけっこう良いお土産となった。

お土産はフルーツクッキーやタロイモクッキーが定番だが、ホテルすぐ近くの開店したばかりのリウスでは、夢の個別包装と宣伝しているタロイモクッキーがあり、ばらまきお土産には最適。それにしても、どこの店も日本語が通じるし、というか日本人が常駐している店がほとんど。どの店でも日本語で事足りてしまう。

時間になると迎えが来て、朝に晩にまたしても同じ場所へ。オープンなレストランであるが、海が見えて夕陽が確かにきれい。メニューを選んでいるうちに、太陽は一気に沈んでいった。今日は取れたての新鮮な魚のなかから適当に選んだものと、ものは試しとフルーツバットのスープを頼む。

フルーツバットコウモリが丸々入ったスープで、だしを取った後はコウモリ自体を唐揚げにしてくれる。スープは至って普通の味だったが、コウモリ自体は少し堅めの砂肝。言われなければいわゆる鶏肉だが、わざわざ食べるものではないなと思った。食事が終わればホテルまで送ってくれる。日本の中古車をそのまま使っているものだから、ETCカードが入っていません、なんて言われていた。

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