'13GW 長崎LCCの旅 その4 - 長崎

4月30日(火)
原爆資料館、平和公園
長崎 雲仙温泉
湯元ホテル

ホテルの朝食は、地元の物を使ったバイキングということでつけてみたのだが、何のことはない普通のバイキングだった。コンビニで買っておけば十分だった。朝食を食べたら、ホテルで荷物を預かってもらい、路面電車に乗って浦上地区へと向かう。言わずとしれた広島とならぶ原爆投下地。長崎の中心地から、JRでは一駅、路面電車なら数駅の距離である。

原子爆弾落下中心地碑

まずは原爆資料館へ向かう。朝早いというのに外国人団体ばかりで、日本人の姿は少ない。というか、全くと言っていいほどいない。朝早すぎて来ていないだけか、日本人は全く興味がないのか。前に来たのはかれこれ20年前。もうすっかり忘れている。こんな建物だたっただろうか。悲惨さを訴えるのは仕方ないが、そればかりなので、ずっと見ていようとは思えない。

平和公園

資料館を出て、すぐのところに原子爆弾落下中心地碑がある。ちょうどこの真上で炸裂したということだ。ここも外国人ばかり。そして、少し丘を登ったところに大きな像がある平和公園がある。エスカレータで上れるように今年からなったばかりだが、あまり使われていないようだった。ここも当然のごとく外国人ばかり。ちょっとしたお土産屋はあるが、なんとも活気が無く、寂れ感が漂う浦上地区だった。

浦上天主堂

丘の上から浦上天主堂が見える。階段を下って徒歩10分くらいで到着したが、なんと中に入れない。今日はたまたま休みなのだろうか。ここにきて、日本人観光客をちらほら見かけるようになった。片足鳥居を見て浦上駅に戻ってきた。

片足鳥居

路面電車で長崎駅に行き、昨日コインロッカーに置いていった福岡のお土産などを回収した。そろそろお昼に良い時間なので、トルコライスにしてみようかと駅ビルのレストラン街に行ってみるが、なんだかアレンジしすぎで現物がよくわからない。ちなみに、トルコライスとは、チキンライス、とんかつ、スパゲッティが載っていればなんでも良いらしい。それではつまらないので、元祖トルコライスと言われる店に行くことにした。

トルコライス

るるぶに載っている店は、町の中心街にある。ちょうど席は空いていて、まさにこれが王道トルコライス。しかし、わざわざ路面電車に乗ってまで来るほどではなかった。ぶらぶら歩いているうちに、ホテルまで到着。まだレンタカーを借りるには時間があるので、ホテルのロビーで少し休憩した後、グラバー園のお土産屋に再度向かって、お土産を冷やかして回る。やはり、お土産はこの界隈が一番多い。

それでも時間があり余り、途中で雨が降ってきたこともあり、クラウンプラザホテルにある喫茶店で時間つぶし。レンタカー屋は、すぐそばにある。16時出発予定だったが、時間つぶしにも飽きたので30分くらい前に行ったのだが、それでも大丈夫だった。

路面電車がある町を車で走るのは初めて。一方通行だらけだし、信号はわけわからんし、かなり大変だ。なんとか遠回りしつつもホテルに到着し、荷物を引き取って一路雲仙温泉へ向かう。

ETCをカードを入れようと思ったら、久しぶりに機械が付いていなかった。いまどき珍しい。しかし、有料道路がそもそもETCを使えなかった。諫早から国道に入り、何度か道を間違えながら、無事18時にはホテルに到着した。まずは温泉に入ると、露天風呂もあり、広々した浴室で良かった。

夕食は雲仙豚をメインにしたコース。昨日のホテルと比べたら、宿泊料は三倍くらい高くなっているが、料理が付いて、温泉も付いて、まぁまぁ満足。それにしても、JTBの団体を入れても10団体くらいしかいない寂しさで、ゴールデンウィーク中とは思えない。おおむね、福岡からの客が多いのだろうが、長崎以上に寂れ感がすごい。高齢者はあり余った金を海外旅行で外に使ってしまうし、若者はそもそも旅行になんていかないし、ますます温泉街は寂れてしまうことだろう。


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長崎
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